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2024.04.27 『苔の旅』について

written by Riku Ishihara


Do you know KOKEBU?


コケ部は世界を練り歩き、テラリウムからコケを開放する。

コケ部とは、Tiny Summer of Loveメンバーにも参加している3名、フータ(Doroshi)、みつかん(大島美空、mogerin、dsss、ころすけ、そるとしー、ワンダフル⭐︎ランボルギーニ、多志麻3、チーム、チャスミック侍 etc)、それから比較的新しいメンバーのCHANCE、を含む5名で活動している「チーム」である。

そしてコケについてのZINEを刊行していたり、コケを意図的に不自然な場所に配置する「置きゴケ」などの活動を積極的に行っている。

はじめてその活動について聞いたのはランボルギーニと初対面の時だった。

その日、Tiny Summer of Loveは伐採作業のため竹林に出ており、人手が欲しかったので、先にチームに参加していた大島姉(美海)が連れてきた。竹林から帰って、BBQをする流れ(この頃我々は毎日のようにBBQをし狂い、肉を焼き狂っていた)となったが、その最中、「私、コケ部をやってて、」といい出し、美海以外の会場騒然、コケ部?コケ部ってなに?けーちゃんと勝部はゲラゲラと笑い、ヤッヒーは目を丸くしていた。

その時はコケ部がここまで実態を伴ったチームであるとは思わず、「なんだかメンタル的帰属の趣味」くらいに考えていたが、その後どうやら話を聞くとわりと真面目に活動をしているようで、すぐにその活動のストリートな感じとトラディショナルな感じを同時に合わせ持つバランス感覚に感心してしまった。

本人達が聞いたらこれについてどう思うのかわからないし、合っている部分も違う部分もあるのだろうけれど、他所に説明する時はわかりやすい方が良いので、全然知らない相手には「ストリートアートと、盆栽のあいのこ」と説明させてもらっている。「和製ウィーザー」のようなわかりやすいキャッチコピーで説明してしまうことは一定の暴力性をはらむが、やはりその方が話が早く進むことが多いのだ。ごめんね。

コケ部における「コケ」のあり方にはスーパーラットを感じる。そこにシンパシーがあるから、信頼がある。

だからこれからはじまるTiny Summer of Loveのフェス以外の活動群のはじめの一歩としてイベントを開催することになった。


そんなコケ部のレクチャーイベント『苔の旅』では実際のコケ部と出会うことができます。体験することもできます。

また、他のTiny Summer of Loveメンバーも当日参加しているので、話をしてみても面白いかもしれません。

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