対局日記#101 三間飛車

2021/10/29 R2607

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今回からレートをつけていくことにした。後で見直したいと思ったので。

負け。圧倒的知識不足による気持ちで作戦負け。

▲7六銀と上がって受ける手の存在は知っていたが、実際に指してくる人がいなかったのであまり気に留めていなかった。

△2四歩と突いたが、構想としては正しかった。


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途中で色々な変化はあったが、銀冠から中央仕掛けで一応序盤はほぼ最善で乗り切った。

問題はこの局面。押さえ込みが見えている。△5二飛と圧力を避けたが▲5五歩で厚みが崩しにくくなってしまった。

ここは△5五歩▲6六金△1二香が驚きの構想。

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▲4五歩が見えるが、△同銀▲5五金△5一飛▲5二歩△同飛▲5三歩△同飛▲5四歩△同飛で後手優勢。

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言われてみれば確かに何も取れない。たしかに。


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▲5五歩と押さえられた局面。ここでは△3五銀と圧力をかわす手が良かった。▲3六歩なら△同銀▲3七歩△2五銀で大丈夫。

▲7三桂成がずっと気になっていたのだが、△同桂▲7四歩△6五桂▲同銀△7二飛がきれいな捌きである。

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▲5四歩と突けないのを利用している。この捌きは思い付きでは指せない。しっかり覚えておきたい。


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中盤最後のチャンス。△6五歩▲7五角△7二飛▲6四金△5五銀と進めるべき。手順の組み合わせもそうだが、駒を何とか前へ前へ出さないと負けてしまう。全部押さえ込まれるなら、と金1枚作らせても何か捌いた方がいい。


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色々あって互角へ寄りが戻った局面。しかし体感は大劣勢で、なんとか攻めで嫌味をつけて逆転したいと思っていた。

△7九飛と下ろしたが敗着だった。△6九飛とし、▲3八角△6六飛成▲5二飛△4六銀▲4八金△2二金打でこれからの勝負だった。

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攻めないと負けると思っていたので両取りなど全く考えておらず、また玉もすぐ寄せられると思い込んでいた。

△2二金打とした形がなかなかに堅牢である。この一手がしっかり見えていれば長期戦に持ち込む心構えができていたのにと思う。


さて、100を終えてまた+1のスタートである。日記を見返していった感じでは、一応成長は感じられる。まだ覚えている範囲内だからかもしれないが。

しかしまだまだ弱いところもたくさんある。大会までには、満足できる仕上げまで何とか持っていきたい。

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