対局日記#200 矢倉

2021/12/15 練習
負け。

矢倉vs雁木

相掛かりから無理やり矢倉にした出だし。無理な陣形を咎めようと思ったが、普通に進めるのが一番咎められると思った。
ここで△6五歩▲同歩△4五歩は一応機敏な仕掛けで好手だった。
しかし、△6五歩▲同歩△7五歩ならなおよかった。

▲同歩△6五桂▲6六銀△6四銀▲4八角で、十字飛車が無いので無理攻めになりそうだと思ったが、それは視野が狭かった。

△9五歩▲同歩△9七歩▲同香△9八歩▲8八玉△9九歩成▲同玉△4五歩▲同銀△7五銀で勝ち。

△9八歩の筋は、いつの間にか忘れてしまっていた。

ここでは△5六歩▲2四歩△2三歩が正しい対応で後手優勢だった。馬に構う必要は全くなかった。△6二銀と打ったのは、欲が出たというよりはその時はそれしかもう見えていなかった。△2三歩の筋は常に念頭にあったが、この時は全く抜けていた。

ここでは△6五桂▲6六銀△5六歩▲2六飛△5七歩成と進めるべきだった。

全部取り合ったと仮定したこの図は、はっきり後手勝ちに見えるだろう。▲2三金と打ち込まれたら絶対にダメだと思っていたので読んでいなかった。▲2三歩成がどれくらい厳しいのか全く考えていなかった。

ここで△6九角を考えたくて△2五歩と打ってしまったが、結果的にこの一歩が致命傷となり実質敗着になった。
△9七角▲8九玉△9六桂▲8八香△同角成▲同金△9七桂成なら勝っていた。

飛車が働けば勝ちだった。この後もずっとそうだった。

ここで頭が真っ白になり、△6八歩と打とうと思ったら気付いたら△7七香と指していた。
そもそもどちらも悪手だが、あんまりひどくてがっかりした。

△7七桂成なら勝ち。▲同角なら△8七銀成、▲同金なら△8六飛と、角を外せば勝ちだった。

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