対局日記#103 雁木

2021/10/30 R2560

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負け。今度は普通に何にも見えなかった。少しつらい。

△7三銀の出だし。多分このスタートは4年ぶりだと思う。さすがに全部忘れていたし、研究を覚えていても当てにならない。

▲5五銀が正着で、△5四歩は▲同銀だし、△4五歩は▲4六歩、△3五歩は▲4六銀で良い。

△7五歩▲同歩△7六歩▲6六角は互角。


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相手がミスして大優勢になった図。ここで頭が悪いのでノータイムで▲4四同角と取った。さすがにあり得ない。

▲7三角成~▲5五銀で明確に勝てる。


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ここでは▲4四香とすべき。△3三金寄は▲4二銀と縛って寄りだし、△7六歩は▲4三香成△同銀▲4四銀で勝勢。

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▲5五馬と引く手しか見えていなかったせいで何も指せなかった。


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このあたりからだんだん自分の様子がおかしくなってきた。攻めが▲4四銀しか見えず、さらに弱気になって▲6六馬と引いて△5五歩と打たれる。何をやってるかわからない。

▲4一銀で勝ち。


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本局で一番ひどい手。▲9三馬はさすがにあり得ない一手。△6二飛に▲5三銀で寄せるつもりが△6三飛がすっぽ抜けていてただの一手パスになった。

▲4一銀で勝ち。


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ここでやっと▲4一銀に気付いた。見つけた時は遅すぎてかなりがっかりした。


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ノータイムで▲2一飛成と切り迎えた図。▲3三桂もノータイムで放ち、△同金で固まる。▲2二銀△1二玉で投了。

目も当てられない。最悪。

少し考えれば▲3一金から詰むのはわかった。▲3三桂△同金のあとも▲3一馬で詰みがあった。

本当に失望した。反省してどうこうとかいう問題ではない。ひどすぎ。


対局開始直後からふらふらしていたが、最後までダメだった。どうすりゃいいんだ。


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