卒論思考垂れ流し,第1章

はじめに

 これから見慣れない用語などが多数出てくると思われますが,この記事は著者の思考をまとめるメモ書きですので,特に説明や注釈は挿みません。ご容赦ください。


現状整理

 臨床動作法を健常者に用いて,身体的接触やパーソナルスペース内での関わりを通した抑うつの減少を見るという内容を考えていたが,そもそも動作法自体が講義で少しかじった程度で自ら実施することはできない。

 実験ができないのに仮説だけで論文を書くのは無理があるので,他の内容を考えることになった。


自分の関心

 自尊心,抑うつ,劣等コンプレックスに関連するものをやりたい。ただ,それ自体は研究され尽くした感も否めず,どのように発展や応用をしていくかが問題になってくる。

 興味がある分野というものは大抵自分に関連するものだ。何があるか考え思いついたのは先延ばし尺度。これはは以前講義内で受けかなり印象に残っているものの1つだ。文字通りその人の先延ばし傾向を質問紙で数値化する代物。これを用いた何かも考えてみたい。先延ばしの改善はCBTとかスモールステップで片がつく気がするし,その時の講義内で言われたことも記憶に残ってないのであまり思いつかないが。

 何はともあれ論文を読んで考えるしかない。jstageで先延ばし尺度で検索をかけると,10年ほど前の論文に先延ばしと完全主義,抑うつについての論文がヒットした。私が興味のあるキーワードで構成された理想の論文である。内容としては,完全主義であることが失敗への恐怖を生じ,それは先延ばし感情と抑うつ共に正の相関がみられる。失敗恐怖はそれらを引き起こす大きな原因だろう,としており,先延ばしは失敗を回避するために行っているという自分の考えを裏付ける記述がみられた。


…というところで力尽き寝て起きて,やりたくねえなあとぼーっとしているそんなことを繰り返しているうちに1か月が経った


続く…

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