ひまつぶナイツ 序盤の攻略メモ

ひまつぶナイツの攻略記事は、まだネット上に有用なものがあまりなく、
特に序盤の攻略については、2023/3/10時点で皆無のようだった。
そこで筆者が攻略を進める中で意識したことをメモしていく。


習得アビリティ

ゲーム内で明確に記述されていないのでわかりにくいのだが、
アビリティは、いわゆるパッシブとアクションの2種類に分かれる。

パッシブアビリティはジョブを変更しても有効なので、
序盤は低JPで取得できる有用なパッシブアビリティを集めるために
ジョブを転々としたほうが、ひとつのジョブを極めるより早く強くなる。。

アクションアビリティ
 …ぼうぎょ、スマッシュ、フレイム など

パッシブアビリティ
 …キルExpシェア、ステータスアップ、ぶきせいのうアップ など


優先して取得したいアビリティ

1.キルEXPシェア

このゲームのキャラレベルとJPは、Expを稼ぐことで上がっていく。

Expが入るタイミングは大きく分けて以下の3つ。

 ・敵を倒したとき(キルExp) キルを取ったキャラに入る
 ・フロアボスを倒したとき パーティ全員に入る
 ・特定のアクションアビリティを成功させたとき(例:ぼうぎょ) アクションを行ったキャラに入る

パーティ構成にも拠るが、この仕様によりタンクやヒーラーは成長が遅れがちになる。
それを緩和してくれるのが、獲得Expシェアのパッシブアビリティである。

大量のExpを必要とするゲームで、この有無で育成に大きく差が付くため、
ゲームを開始したらまずこのアビリティを優先的に取っていきたい。

以下、3/10時点でのキルExpシェアの一覧を記載する。
いずれもシェア効率は5%。すべて取れば100%で全員が均等に育てられる。

最低でもゲーム内ヘルプでも推奨されている上4つまでは、
ジョブのアンロックも不要のため、すぐに取得したい。
ぎんゆうしじんまで取って85%もあれば、レベル差に困ることはなくなるだろう。

Expシェア 取得必要JP

2.アクション「ぼうぎょ」回復

上記で述べたように、ゲームの仕様上タンク職にはEXPが入り辛い。
しかしぼうぎょ成功時にEXPが入るため、これを利用してEXPを稼げる。

ナイトのジョブスキルや、ジャイアントソード装備でヘイトを集めることで、
アタッカー、ヒーラーの被弾を減らしつつ、EXP稼ぐのがタンク系ジョブの基本となるが、
高HPとはいえ被弾が続けばすぐに厳しくなる。

それを緩和してくれるのが上記のアビリティである。
すべて取得すれば、どのジョブでもぼうぎょ実行時にHPが最大HPの10%回復する

以下、3/10時点でのアクション「ぼうぎょ」回復の一覧を記載する。
いずれも回復効率は最大HPの1%。

アクション「ぼうぎょ」回復アビリティ 取得必要JP

序盤で役立った装備

きのえだ

・筆者としては序盤の壊れ武器筆頭
・INTがよく伸びる
・水属性魔法を使うとHP10%回復
・序盤のアクア持ちはウィザード、メイド、ふうすいし、モデル、けんじゃあたり
・マーメイドが持つと不沈艦になる

フレイムタン

・ヒートソードのダメージ+20%、斬撃+火属性
・苦手属性の概念はないので、ヒートソードなしのジョブでも、属性付きはそれだけで有利
・属性ソードのアビリティはATK+INTでダメージ計算するため、
 属性ソードを持つアタッカー用
 また、属性一致するとダメージが(ATK+INT)*2で計算される(ゲーム内ヘルプより)
・ヒートソードを習得するジョブは、
 ナイト、ファイター、ウォーリア、まほうけんし、さむらい、かじしょくにん等
 良いジョブが揃っている

かたな

・たまに武器攻撃によるダメージがアップ(割合不明)
・ATKとSPDがよく伸びるので、シーフなどのスピード系アタッカーにはフレイムタンよりこちら

さや

・斬撃武器のダメージ+20%
・ATK、SPDがよく伸びる
・メインアタッカーが斬撃なら当面これを使う

ジャイアントソード

・HPがよく伸びる
・敵から狙われやすくなる効果
・ナイト以外のジョブをメインタンクにするなら必須級 アタッカー2枚編成なら不要
・いろんなジョブを育成する過程で欲しくなる
・素材が手に入りやすい

きゅうきゅうばこ

・かいふくアクションの効果+10%
・HP、INTがよく伸び、メインヒーラーに最適
・とりあえずヒーラーはこれを持っておけば回復量も魔法ダメージも伸びる

フラワーソード

・装備キャラがキルしたときの獲得EXPシェア+10%
・獲得EXPシェアの有用性は言わずもがな メインアタッカーが装備しよう
・必要素材のはながワサワサもり エリア3でファームするため最序盤では作れないのが難点


序盤におけるヒーラー比較

錫杖もハープもない序盤のヒーラーは、INTの高い魔法武器と救急箱を持ったキュア系魔法使いになる。

必然的にキュア系魔法の発動率の高さが、ヒーラーとしての強さに直結するため、
どのジョブが発動率が高いのか、以下の表にまとめた。

なお、下表で言うところの暫定効率とは、キュア発動率+(キュアラ発動率*1.5)+(キュアルガ発動率*2)と暫定して求めた。
これはINT600前後、救急箱装備のプリーストのキュア、キュアラ、キュアルガの回復値が、
それぞれ約1600,2400,3200であったことから、ひとまずの暫定倍率とした。
実際の計算式とはズレがありそうだが、ジョブ差を測る上では目安になると思う。

なお、他の自己回復スキルは備考に示した。
バリアも疑似回復スキルだが、仕様上数値化しにくいため、今回は比較表から外した。

しかしながら、回復力+20%のジョブスキル、
そしてバリア持ちでもあることを考えると、
序盤におけるヒーラーはプリーストで間違いなさそうだ。

3/16追記
現在筆者はヒーラーをてんしで固定している。常時全体回復は事故が起こりにくい。

キュア系魔法発動率

素材回収役について

1.アイテムドロップの仕様

ゲーム内ヘルプより、このゲームのドロップは敵を倒したとき、
まず、勇者とモンスターのLUKを比べてドロップの有無が判定、
その後、ドロップありの場合、各モンスターに設定されたテーブルから抽選される。
ドロップなしの場合、1Gがドロップする。

2.セットアップのジレンマ

従ってなるべくLUKの高い勇者にトドメを刺させたい。
しかしほとんどの攻撃アビリティはATK、INT、SPDを参照するため、
LUK偏重のキャラは敵にトドメを刺しづらい。
そしてトドメが刺せずに削れたモンスターを、大抵高INTに育ったヒーラーがエレキやアクアで始末してしまう…

解決策はいくつかあって、
ある程度アタッカーとして育ててからシーフや海賊に転職する、
ドロップ追加効果のある武器や盾を装備する、
LUK成長の高いジョブに高Lvの武器、盾を持たせる。

このあたりは人によって答えが違い、パーティ構成に試行錯誤するのが
このゲームの楽しみのひとつになるだろう。

3.ドロップの増えるセットアップパーツ

・バトルアクション「ぶんどる」…トドメを刺すとアイテムドロップしやすい
  シーフ14%、あそびにん9%、かいぞく、にんじゃ8%など
・シーフのジョブスキル「とうぞくのめ」…倒した敵がアイテムドロップしやすい
・武器:マジックハンド…クリティカルでキルするとアイテムドロップしやすい
・盾:よつばシールド…クリティカルでキルするとアイテムドロップしやすい
武器:ブレイブソード…敵の出現数が増える

4.LUK成長の高いジョブ

LUK6…バニーガール、ギャンブラー
LUK5…アイドル、シャーマン、みこ、モデル、うらないし、ネクロマンサー、プリンセス、アフロ、ぎんゆうしじん、トレジャーハンター

5.クリティカル関連のセットアップパーツ

マジックハンド、よつばシールドと組み合わせるために、汎用性の高そうなものを抜粋

・アクションスキル「スマッシュ」…必ずクリティカルヒットする
・ウォーリアのジョブスキル…クリティカルヒットで与えるダメージが大きい
・バードマンのジョブスキル…地上の敵へクリティカルヒット率+15%
・レンジャーのジョブスキル…空中の敵へクリティカルヒット率+25%
・武器:ぼくとう…クリティカルヒット率+10%
・武器:ストーンアックス…自分が元気なときほどクリティカルヒット率アップ
・武器:ハルバード…クリティカルダメージ+25%
・武器:スナイパーライフル…アクションスキル「ねらいうち」のクリティカル率+50%
・盾:クラブガード…クリティカル率+5%、クリティカルダメージ+25%


パーティ構成について

ひまつぶナイツは3人パーティなので、
実はパーティ構成の自由度がそこまで高くない。
もし2が出るなら、4人パーティにして戦略性を上げてほしい。

また、クラフト:スケジューラによって放置周回をする際、
2周目以降に入ってもHPは回復しないため、
HPをどうやって回復するかがパーティ構成の軸になる。

構成例1 メインヒーラーあり

1.メインヒーラー
 ビショップ、プリースト、ぎんゆうしじんなど、
 回復アビリティの発動率の高いキャラ 錫杖、救急箱を装備
 ハープを装備してリラックスを行うキャラを利用する場合もあるが、
 発動率が低いので注意

2.メインアタッカー
 けんごう、パラディン、ウィッチなど、火力を出すキャラ

3.自由(サポート)枠
 ナイトなどのタンク役 高HPジョブにジャイアントソードを持たせる
 シーフやかいぞくなどの素材回収役
 おんみょうじやうらないしなどのデバフ役など
 サブアタッカーを置いて火力を出しても良い 
 最序盤は装備のレベル上げが大変なので、メインと素材の被らない武器が良い

構成例2 自己完結タイプx3人

リラックス、きゅうけつ、きのえだ装備による水魔法発動など、
自分のHPを回復する手段を持ったジョブのみで構成していく。

以下にリラックス、きゅうけつの発動率一覧を記載する。
なお、発動率はそのジョブのすべてのアクティブスキルがアンロックされた状態のもの。
同一スキルを複数枠持つ場合は、発動率を合算。

ふうすいし、ビショップ、ヴァンパイア、サキュバス、ウィッチなどが、
発動率と、他のアビリティ、スキルとの組み合わせも相まって非常に強力に感じる。
リラックスはHP依存、きゅうけつはINT依存なので、そこにも留意。

リラックス発動率
きゅうけつ発動率

構成例3 トレハンパーティ

構成例1のメインアタッカー、並びにサポート枠にアイテム回収役を置いた構成

ひと枠はシーフでほぼ確定で、
これはジョブスキル「とうぞくのめ」によるドロップ率アップが体感できるほど優秀で、
かつアクション「ぶんどる」の発動率も全ジョブ中最高だから。
序盤は装備の幅も狭いので、無難にかたな+さやでATKとSPDを上げれば良い。

もうひと枠もアイテム回収役にするなら、
LUKとクリティカル率の高いキャラにぼくとう+よつばシールドを持たせるか、
ぶんどる発動率の高いジョブを採用することになるだろう。
ぶんどる発動率の一覧を以下に記載する。
筆者は汎用性の高さから、バードマンを推したい。

ぶんどる発動率

いつからが中盤か

筆者はひとまず全ジョブアンロック、ぶきとたてのアンロックが50%前後なので、
そろそろ中盤に入ったのではないかと考えている。

多くのゲームにおいて、中盤というのはやれることが増え、選択の幅が広がるタイミング。
ひまつぶナイツも序盤はゴールドや素材の苦しさから、いろんな装備を試すことができない。
ゴールドはリセットが主な収入源なので、素材はトレハンパーティで集める。

トレハンパーティは先にも書いたようにシーフが必須級なのだが、
マジックハンド、よつばシールドや、特定のアクションアビリティを変更できる装備が
作れるようになると一気にジョブ選択の自由度が増す。


更新履歴

2023/3/10 初稿
2023/3/11 アクション「ぼうぎょ」回復を追記
2023/3/12 序盤におけるヒーラー比較を追記
2023/3/15 素材回収についてを追記
2023/3/16 記事構成を整理

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