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あなたに触れてもいいですか?

おうち性教育をやってます!と答えると                    何から始めたらいいですか?と
よく聞かれます。             

小難しく考えなくても、
答えはいたってシンプルだ。

あなたに触れてもいいですか?                    

あなたのパートナーに。                       あなたの子どもたちに。                         普段、全く意識しない存在に、
そう声をかけてみることから始めてみませんか?

学校から帰ってきた子供たちに。                    仕事を終えて帰ってきたパートナーに。                 キスしてもいい?はぐしてもいい?                   体に触れる前に声をかけてみる。 

きっと、はにかんだ笑顔がみられるはずですよ。

体に触れる際には声をかける。                     他愛ないことだけど、これがやってみるとなかなか難しいんですよ。   こと自分の子供に対しては。。。                   無意識のうちに何も言わずに触っちゃってるんですよ。         

それをちゃんと声をかけなきゃと思うようになったは、         おむつなし育児(オムツに頼りすぎない育児)に出会ったことがキッカケ。

おむつなし 育児とは???                     赤ちゃんにおむつは付けてもらいつつ、排泄する時は大人と同じように、おむつを開いて(脱いで)排泄させてあげようという育児法です。生れ出たその瞬間から『眠い!お腹すいた!排泄したい!』という欲求を何らかのサインを出して伝えようとしてくれています。全ての欲求をくみ取ることはできなくても、もしかしら・・・。とその気持ちに寄り添って赤ちゃんとの生活を楽しむヒントにすれば、排泄のお世話がグンと楽になりますよ。

長男は生後2か月から。次男は、生後2日目から。            おむつなし育児を参考にしながら生活していく中で、          赤ちゃんには強い意志があることを目の当たりにします。        

首も動かせない・お座りもできない。                 母親に依存し所有物かのような存在の時期に、             おむつ交換を拒否してオムツを足でグイっと蹴って飛ばしたり。     おまるに溜まったオシッコを捨て忘れて、次の排泄のタイミングがやってきたときに、面倒くさくてそのまま2回目させればいいやと捧げたら怒って拒否したり(赤ちゃんは、キレイ好きなんですよ!)           おまるではいいけど、トイレは嫌だ(逆もしかり)          

言葉は話せなくても、泣いて態度で自分の欲求を教えてくれる。そして、手探りだけどこうかな?ああかな?とこちらも態度で示す中でお互いの意見をすり合わせて協力して排泄という共同作業をする中で、人として触れ合う最低限のルールが出来上がっていったんです。

あなたはどうしたい?あなたはなにが好き?あなたはなにが嫌い?

気持ちを聞いて、くみ取って。人と人としてのお付き合いがはじまったキッカケでした。親しき仲にも礼儀あり。

その最低限のマナーが、あなただけのもの(あなたの体)に触れるときには必ず礼儀として声をかけるにつながったのでした。

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