「公開質問状へのご回答」の感想と問題点の解説⑤
24.38万9800円、なぜ「概算」なのか
この回答も、よく分からないことが多い。
まず、グッズ販売に関連する損失が38万9800円(概算)というのには驚いた。結構な数を作ったんだなと。ステッカーは8万円あれば相当作れるとして、Tシャツ1枚1000円とすれば、300枚。
何を何枚作ったのかは確認したい。
文章の表現もいろいろと疑問点が多いのだが、(概算)ってなんだろう。
概算、おおよその見積もり。すでに購入したものなのに、なぜ概算なんだろう。正確な数字を出すべきだ。
県民の会がTシャツ・ステッカーの販売中止を決めたのは11月16日。県民平和大集会の一週間前だ。もしまだ届いていなかったとしても、すでに発注・支払い済みであったはずだ。回答に概算を出す理由が分からない。
25.「カンパとは別の制作予算」の出処はどこか
「11.23県民平和大集会でいただいたカンパとは別の制作予算で支払いました。」という表現も気になる。
もちろん、Tシャツの制作代金を支払うのは集会の前なので、23日に集めたカンパを使えるはずがなく、集会前にあった県民の会の予算からであろう。そうだとしても、その予算もまた、ほとんどが支援者からのカンパで成り立っていたはずだ。集会前であろうと、集会当日であろうと、カンパは一緒くたになり、県民の会の予算となるはずだ。
ここで出てくる「カンパとは別の制作予算」とは何だろう?
県民の会とは別団体の予算があるのか?
誰かから「若い人たちで好きにグッズでも作りなさい」と渡されたお金でもあるのか?意味深な表現である。これも確認したい。
「『公開質問状へのご回答』の感想と問題点の解説②」でも取り上げたが、2024年1月1日に発行された「週刊 新社会」で瑞慶覧長敏氏は以下のように言っている。
ここで言う「そのための予算」が「カンパとは別の制作予算」であり、Tシャツ・ステッカーの制作費に使われたのではないか?その「予算」の出処はどこか?明確にしなければならないだろう。
県民の会の予算とは別の予算だったからこそ、T シャツ・ステッカーの制作の内容や予算について、全体会議に諮らなかったのではないか?
だとすれば、県民の会に別組織が入り込み、その組織が中枢を担い独裁の運営をするという恐ろしい構図である。
26.銀行口座名の改ざん
質問では、県民の会がHP上で、共同代表の瑞慶覧長敏氏の個人名義の口座で寄付を集めていることにも触れた。県民の会と名乗る組織が、個人名で口座を作っていること自体がまず問題である。
公開質問状を出す前にホームページを見た時は、寄付の口座名は「ズケランチョウビン」となっていた。それが、質問状提出後の12月8日に確認すると、「ズケランチョウビン(共同代表)」に変わっていることに気付いた。
そのため、口座名を変えたか、最初からこうだったのに表記されていなかっただけなのかと思っていたが、今口座を調べてみたら、口座名は「ズケランチョウビン」のみだった。
このホームページの記載は嘘になる。当たり前のことだが、口座名に実際にない言葉を入れてはいけない。リテラシーに欠けている。こういう小手先の誤魔化しみたいなことが多過ぎる。
そして、「ご寄付のお願い」のページには、いまだに販売中止したTシャツが写った写真を使っている。このTシャツに対する問題意識はないのだろうか。Tシャツを着ている「若者チーム」と思しきみなさんは、一般社団法人和泉の郷や青葉神社の布教活動していることになるが大丈夫だろうか?このTシャツを着た写真とともに寄付のお願いしたら、お布施のお願いのようである。これを読んだら消してくれるだろうか。
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