【ネタ365days day20 からだの使い方】

みなさんはからだの使い方、どのように意識してますか？
歩くとき、重たい物を持つとき、細かい作業をするとき、などなど。

わたしはそもそもからだが細く、パワーもスタミナもないので、効率よく使うことをけっこう意識してきました。

いま、手仕事でものづくりをする仕事をしているのもあって、からだの使い方にフォーカスがかかっています。

あたまの中がうるさいと、からだには大きくブレーキがかかる。ちゃんとできるかなとか、失敗したくないなとか、早くやらなきゃとか、時間が迫ってるとか、焦りは邪魔にしかならない。

動くときは呪いの言葉を呟き続けるよりむしろ、「こうなったら最高」の着地点だけ決めて、無心でただからだが動くことを眺めているのが一番いい。

わたしは歩くことも好きですが、前を見てしっかり歩いているときより、空とか景色とか眺めながら歩いているときのほうが（もちろん車も人も来ないとき）歩くスピードが速い。

とにかくポイントだけ押さえて、あたまはボーッとしてた方が、からだは健全に動く。からだはそもそも優秀だし、最も身近な自然物なのですから。

運転手付きの乗り物に乗るように、目的地だけ設定しておけば、慣れた道ならば迷うことなくたどり着いている。いちいちこの道を右とか左とか確認する必要ない。石につまづいても、転ばないように姿勢制御してくれる。やがてあなたが心の底で密かに望んでいるものに出会える場所へ連れて行ってくれたりもするかもしれない。

スポーツとかダンスとか音楽とか、特別からだを使って行うことをしてこないと、からだの使い方なんて気にしないけれど、普段の生活でもこの超高性能な乗り物の性能を、使ってラクして、この世界での生活を楽しんでいいと思うのです。
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