【ネタ365days day82 自分の中の闘争】
人へのあたりがキツいときがある。そういう態度をとるたび、子どものころを思い出す。あのときの家族のあの態度。自分の中の記憶。自分の中にそういう記憶があるから、やってしまうのだと思っていた。手放したくてもなかなか離れていかない。手強い。時間がかかる。そういうものだから。けれど、それは正解じゃなかった。
不思議なもので、これだけ自分と向き合っているのに、それがなぜ起こるのか仕組みも知っているのに、そのことに気づかなかった。まるで目を逸らすように。
原因は単純で、自分が自分に対してキツい態度をとっていたからだ。外側はどんなに平穏でも、内側では自分の基準を定め、これを満たさない、満たそうとしない自分に対して、イライラし、口撃し、冷たい態度で接し、監視し、脅し、矯正しようと躍起になっていたからだ。
そういうところがあるとわかってはいたけど、思ったよりも深く根を張っていた。
本来の自分ではないのに、習慣化したことは、自分と一体化してしまって気づきにくい。ここまで気づくことができれば、十分手放すことができたといえる。あとは感覚を大事にしながら、これを頼りに進んで行くだけだ。
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