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楽曲大賞2021に投票しました

さて、投票を終えてからしばらく経ってしまいましたが、こんな感じでした〜というのを書いてみます。

メジャー部門

1位 君しか勝たん / 日向坂46

秋元康ワールド炸裂!タイトルに裏切られた!君しか勝たん!て幸せなカップルの惚気だと思ったのに、これから先君みたいな子は現れないよ…と未練タラタラの君しか勝たん!だったなんてね。キュンの曜日の羅列がCメロで使われていて、あの時とは違ってとても暗いのが好きです。お前キュンの時あんなに楽しそうだったじゃねぇかよ…
キュンから続いた日向坂46恋愛5部作、これにて完。

2位 テレフォニズム / フィロソフィーのダンス

メジャーデビュー後だけど、メジャー前のような雰囲気を持っている曲。なんか安心した。
おとはすのささやきボイスとマリリの脳トロボイスで夜に溺れていく。フィロのスはやっぱりこういう落ち着いた曲が好みだと思いました。

3位 共に描く / 真っ白なキャンバス

アイドルとファンの共作なのに、いやだからこそなのかこんないい曲ができるなんてすごいな〜と思いました。こういうことがちゃんと出来て、ちゃんと作品になって世に出るの簡単なことじゃないはず。
白キャンは特にコロナ前はコール現場で、元々ライブをファンと一緒に作る!という意識があったから共作という企画はバッチリ合ったなと思いました。

4位 イヤフォン・ライオット / 私立恵比寿中学

エビ中のことは詳しくないですが、去年のアルバム「playlist」がよかったのでちょい興味を持って、今年新メンバーが入ってその後のシングル。このパワフルで元気が出る感じ、新メンバーが入ってきて1発目としては100点な曲だなと思いました。桜木心菜ちゃんかわいい。

5位 根も葉もrumor / AKB48

どうやらAKB48の新曲がすごいらしい…
まさにそんな「噂」を聞いてMV観たらとんでもなく良かった。他のアイドルが踊ってみたをしてるのを見て、恋するフォーチュンクッキーの時のような感覚になりました。過去のAKB48ばかり聴いて、あの頃の曲は良かったな〜なんて思って後ろを向いていた自分を今のAKB48を見ろ!!!とグイッと前を向かされた感がすごかった。

インディーズ部門

1位 せかいのおわりの物語 / クマリデパート

ごめん!こっちにしたわ!
今謝ったのは、限界無限大ケン%を好きなもう1人の自分へです。本当に悩んだ。ケン%は間違いなく今年のクマリデパートを飛躍させたモンスターソングで、ケン%がかかる度に(この曲はバケモンだわ…)と不敵な笑みを浮かべるのですが、やはりケン%のような曲を歌うグループが「せかいのおわりの物語」という曲を持っているという楽曲の幅の広さがクマリデパートが「楽曲のデパート」と呼ばれる所以なんだと思いました。普段は励ましてくれるクマリデパートが、悲しみに寄り添ってくれる名曲です。

2位 awake / クロスノエシス

今年聴いた曲の中で、好きになるまでの時間がもっとも短い曲で、初披露の時のイントロで好きになりました。「夜明けの空歩き出す」という歌詞がこれからのクロスノエシスが強く歩き出していく決意のように聞こえ、カッコいいなと思いました。間奏では拳を突き上げる煽りがあって、一体感を生むことができます。またMVがこれまでカッコ良さに振り切っていたように感じましたが、今作はカッコ良さの中に色っぽさや可愛いさが含まれていて、メンバーの魅力がより感じられます。

3位 WINGS / ukka

今年のukkaはこの曲に尽きます。2A頭の「望んでいたはずの毎日に追い越され」という歌詞。本来はコロナ禍で思うように活動できないもどかしさを表していて、アイドル業界全体のことを客観的に指していたように思えますが、メンバーの脱退により「望んでいたはずの毎日」の意味合いが主観的に変わってしまったと思います。本来は5人体制のスタートとして送られた曲でしたがそのイメージも変わり、4人のukkaが今年1番向き合わなければならない曲になりました。しかしこの1年ツアーやイベントなどで大切に歌い仕上げた結果、6人体制のスタートを切るのにふさわしい曲へと成長しました。

4位 運命のダンス / SOL

アイドル楽曲における「君」はアイドルから見たファン、またファンから見たアイドルだと思っているのですが、この曲はそれを強く感じることができます。ライブで聴くとフロアでアイドルとファンがお互いに「君」への思いをぶつけ合っている!という感覚になります。
ファンと一緒にアイドル活動という「運命のダンス」を踊る。
SOLは解散してしまうけれど、メンバーの未来が明るいことを祈ります。

5位 花のかわりに何を贈ろうか / ルルネージュ

アイドルの恋愛ソングは上手くいっていないことが多いなと思っています。片想いだったり、失恋したり。
この曲は主人公が友達との恋愛をあきらめる曲。
「この想いの続きは知らない未来だから ロマンチックなんだと言い聞かせて」
この歌詞の「言い聞かせて」というところが好きで、これだけで主人公の葛藤が伝わってきます。
また歌詞が切ないのに、曲調はアップテンポなギャップもいいです。そういう曲大好きです。(AKB48のonly today、クマリデパートのサクラになっちゃうよ!など)

アルバム部門

1位 セカデパ! / クマリデパート

クマリデパートを追い始めたのがちょうどこの頃からなので、思い出の1枚。新規収録曲としては6人バージョンになった「おいでよ!クマリデパート世界ver.」ライブで盛り上がる「YESモチFEVER」「ちきゅらぶレイディオ」「恋のハッピーチョモランマ」
しっとりと歌い上げる「bitter or sweet」「せかいのおわりの物語」など今年のクマリデパートの品揃えがより充実しました。既存曲も、定番曲「サクラになっちゃうよ!」や「極LOVE浄土」冬といえばの「眠れない夜は。」など好きな曲しかない。今年の上半期はこのアルバムを永遠に聴いていました。セトリでセカデパ!の曲が多いと楽しい。あと、セカデパ衣装が1番好きです。

2位 synchronism / Ringwanderung

ここまでのリンワンの全て。ひたすらに楽曲が強いですね。「夜彩」「燃える火曜日」「ササル」がとっても好きです。でも何と言ってもこのアルバム1番えらいと思っているのが、overtureを収録していることです。リンワンのovertureは多分1番好きだと思います。あれが流れた瞬間ライブもう楽しいですからね。
リンワンの名刺代わりの1枚です。

3位 T.O.N.E / ukka

メンバーにフィーチャーした楽曲が4曲とWINGSの5曲だけですが、どの曲もいい。楽曲大賞が同一アーティスト選べるなら1位から5位まで全曲候補になっていたと思います。フィーチャー曲で1番好きなのは茜空のフィーチャー曲「ガールズナイト」です。ディスコ感からくる大人っぽさがいい。サビの振り付けの指でクイクイするところが色っぽい。もあちゃんのファルセットがたまらないなど、ライブで絶対聴きたい曲です。

推し箱部門

クマリデパート

クマリデパートを知るまでは日向坂46のヲタクをしていたのですが、クマリデパートがすんなり入ってきたんですよね。きっとその2組が作り出す雰囲気が似ていたからだと思います。日向坂46の言葉で言うならそれは「ハッピーオーラ」でした。
ライブは多幸感に溢れ、特典会は安心感に溢れる。
クマリの現場に通う内に僕が求めていたハッピーオーラはここにあるんだと気付かされました。こころのデパートはクマリデパート。

おまけ 投票に間に合わなかった曲

楽曲大賞の投票は毎年12月上旬。そのため投票してから見つけて、ああ投票したかったという曲もある。2020年はクロスノエシスのMY LAST DANCEがそうでした。ほんと投票したかった…

消せない… / IDOLATER

12/2にRingwanderung目的で行ったライブに出ていたIDOLATERさん。この曲めっちゃ好きでした。アイドルの恋愛ソングは上手くいってなければいない程好きなんですが、上手くいってなさすぎてサビでは「恋は楽しいなんてみんな言うけどどこの世界の話」という歌詞まで出てきます。しかも「楽しい」でちょっと音が上がるんですよね。楽しいきゃは!って言ってるやつ消えちゃえみたいな感じがして良かった。なお投票は12/1で締切…。逆に間に合ってたら悩みが増してたので助かった。

踊子 / fishbowl

職場の有線のようなもの(有線ではない)から偶然流れてきた曲。めちゃめちゃいいなと思い、多分アイドルの曲だなと思ったので調べてみたらfishbowlでした。やられた…
地下アイドルはフィロソフィーのダンスから入ったのでヤマモトショウさんがアイドルプロデュースをすると聞いて、fishbowlは注目してたのですがデビュー曲「深海」しか知らない状態で、当時はなぜかハマっておらずそこまで追ってなかったです。(そもそも今年はクマリデパートを追いすぎたというのもありますが…)今では「深海」もいい曲だなと思いますし、サブスクで聴ける範囲の曲全部良すぎてブチギレています。
フィロソフィーのダンスにハマっていた時期、ヤマモトショウ作だと知らない状態で曲を聴いて、調べたらヤマモトショウじゃねぇか!!をやりたかったので「踊子」を偶然聴けたのはとても嬉しかったです笑
ライブ映像を見たらサビの振り付けが振りコピしやすくて、ライブ行きたいな〜となりました。
僕はヤマモトショウからは逃げられない…

カケラ / Ringwanderung

この曲自体はお披露目で聴いていたのですが、そこまで刺さっていませんでした。そこからリンワンのライブに行く機会もあまりなく聴いていなかったのですが12月に久しぶりにこの曲をライブ聴いたら、あまりにも良くて泣いてしまいました。おそらく知らないうちに楽曲が育っていたんだなと思いました。メンバーの増田陽凪ちゃんが作詞と振り付けをしているのですが、そのためか彼女の表現力が恐ろしくすごいです。今、Ringwanderungで1番好きな曲です。

おわりに

ここまで読んでいただいてありがとうございます。
1年を振り返ると、昨年より多くのアイドルを知れた年でした。クマリデパートに出会い、クロスノエシスとnuanceを知り、クロスノエシスきっかけでSOLを知り、nuanceきっかけでRingwanderungを知り…といった具合にアイドル同士がどんどん繋がっていき沼が広がったなと思いました。また、下半期はコロナも落ち着き軽率に行ける現場が増えましたね。これまた沼が広くなりました。(エクストロメ許さん)
来年は今好きなアイドルをもっと好きになりつつ、今年より多くのアイドルを知りたいなと思います。

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