とある書店の沼に落ちた話
バ蟲毒前
最初に僕がVtuberなる存在を知ったのは友人からTLで流れて来たのが切っ掛けだったと思います。昔から友人に影響されやすい性質だったのでその友人につられてキズナアイ、電脳少女シロ、月ノ美兎辺りをよく見ていました。と言っても別に配信を追いかけるわけでもなく、友人がTLに貼ってたりニコ動のランキングで見たら見に行く程度でした。
ゲーム実況動画は元々好きでよく見ていて、それに可愛いガワが付くようになったんだなあという印象でした。
バ蟲毒
2018年11月、最強バーチャルタレントオーディション〜極〜が始まりました。誰が呼んだか、バーチャル蠱毒、通称バ蟲毒。
これはもうすでに経緯をまとめたツイートあるんで見て頂きたいんですけど
これ本当に何度見ても酷い。絶対に沼に落としてやるという鉄の意思を感じる。今考えると、この時にいたのは全然浅瀬でしたが。
そんなわけであいあさんに唆されてバ蟲毒を見始めたわけなんですけれども、見ていたのは結目ユイ005だけで大してハマってませんでした。というのも当時の僕は動画や配信と言ったらゲーム・朗読ばかり見ていたので、単なる雑談配信とか見に行く気全然しなかったんですよね。もしかしたら他に朗読配信していた人がいたかもしれないけど観測範囲では結目ユイ005だけでした。
もちろんバ蟲毒のルールは把握していて、勝ち残らなければ消えてしまうことは理解していましたが、期間限定の配信みたいなもんだと気楽に捉えていました。予選最終日にタワーでブチ抜かれる→審査員賞で生き残り、はさすがに叫びましたが。
他の人のバ蟲毒の体験よりも過酷な思い出になっていないのは、負けたら演じていたキャラクター自体が消失するということを理解しきれていなかったからだと思います。よくある動画に可愛いガワを被った配信という感覚だったので魂しか見ていませんでした。
まあそんなわけで本選で敗退が決まったところで僕にとってバ蟲毒は大きな傷にはならずにあっさり終わりました。
・・・いや、やっぱりちょっと未練があったかもね。
バ蠱毒後
その後、なんか土器になったり書店員になったりしましたね。この時の僕はあいあさんが話題に出している時に見に行くという程度でしたのでほんの少ししかこの頃を知りません。
ちょっと前に色々あって僕はコミュニティというもの自体を嫌いになっていました。だから誘ってくれたあいあさんとは絡んでいましたが、書店に集う人達の事を認識はしていても輪に入るつもりは無くて、他のVtuberを見るのと同じ様に1人でこっそり楽しんでいればいいかなと思っていました。
思い返すとここから一気に沼に落ちました。今だに分からないんですけど、何故かこのエゴサしようも無いような呟きがゆうりさんに捕捉されていたんですよね。その上で僕が配信に行ったらそれを認識して一房の葡萄を朗読して頂けました。先述の通り、僕は自分を外野の人間だと思っていたので本当に驚いたし、嬉しかったんです。呆れる程単純な話なのですが。
ご満悦。
そんなこんなでこんな素敵なことをしてもらってお金も出さないというのは申し訳ないので、書店から何か買おうかなと思いまして、ウリにしてるらしい選書を買ったんですよね。これは後から知った事なのですが、僕が選書を買ったのをりかいさんに捕捉されていたらしくて、それがフラスタ企画への参加の決め手になったらしいのです。なにこのピタゴラスイッチ。
フラスタ企画で楽しそうに悪巧みをしている皆さんを見てこのコミュニティは楽しい人ばかりだなあと思ったのをよく覚えています。それにカワバタに感情を焼かれていた人ばかりでそういった面でも信頼出来ましたね・・・。多分この後のことは話さなくてもいいんじゃないかと思います。この時にコミュニティに入ったつもりですので。
一つの呟きから縁が繋がっていくものなんだなあ、とまとめながら思いました。Twitterにあまり出て来ない人間ですがこれからもどうぞよろしくね。
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