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鉄の錆処理

鉄の錆処理 物理的にやるか化学的にやるか、ケースbyケースだと思いますが、年齢的にパワーと根気が無く、果報は寝て待つタイプなのであたしは化学反応でやりたいタイプ。
手法は別にして、よく単に耐熱塗料を錆の上から吹き付けただけの車両をお見受けします。外装の塗装とかできない自分ではありますが塗り物は全て下地が全てだと思っています。おおまかに錆を落として残ったものは進行を止める処理をしてから塗装します。 

錆ケミカル

特に薄肉厚のブツは極圧はご法度 加工内容によっては反応液を作って温度管理や電気使ったりもするけど、別に量産じゃないから厳密な条件出しは不要 なので無電解方式でドブ漬でやれないか、のR&Dです。

11/4  先月仕入れたライブディオJのマフラーとカバーを19時に投入 まぁ朝方にでも途中経過を観てみましょう。予想としては錆が取れてピッカピカ なんてことは無くて、酸化鉄が浮いて付着している状態 なので結果的には軽く物理的処理が必要なんだろうな と思っています。エキパイにも効果あったら良いんだけど 過剰な期待はやめときましょう。

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11/5 24時間浸漬後にワークを水洗いした状態。
完全なドブ漬ができない状態だったけど まぁ良い状態に錆が落ちてくれました。液温は常温なんで10℃~16℃程度 40~50℃に加温してやればもっと効果UP 時間短縮にもなるんでしょう。
錆が残っている以上下地処理してから塗装です。

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11/6 吊るしてシュッシュすれば良いんだろうけど まぁ塗装しました。
これAF34用でメチャクチャ出足が良いので暫く乗って経時変化をみてみようか、と。
でトップの写真が装着後焼いて塗装の定着をしています。これは素直に排気熱を利用 カバー締結ボルトとの差が激しいなぁ。


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