見出し画像

ホンダ スーパーカブC90 22千km 祟られ中

思えば約40年前・・・バイク屋バイトの初仕事は不要車を軽トラに積んで墓場(解体車置場)に安置してくる事。
何回りしたか判らないメーター キックも動かずブレーキも効かず点火もしなくなったカブ 正に満身創痍 でも働き切った感を漂わせていたカブ その誇らしげなヤレ具合にトドメを刺してしまったセピア色の思ひ出。
捨てるんだから、となんとなく積んで なんとなく運んでなんとなくカーブでドリフトごっこしたら落っことして、衝撃でバッラバラに・・・・・・その最後の誇りを微塵に砕いてしまった 祟りなのだろうか 今頃。


探したらピストンとリングSETをみつけたので当時物新品をゴージャスに。
小径ピストンやリングは苦手 特にオイルリングは折りたくなる のを我慢して組んだのだが・・・
まだ煙が出る・・・最近大きいのばっかやってたから、輪神の戒めにあっているのか・・・
6/2 台風下での暇潰しにやっと届いたステムシール交換してヘッド組み
バルコンにタコ棒なんて30年ぶり タコ棒はゴム劣化激しく今回でご臨終となりました。
バルブ ポート カーボン堆積除去 軽く擦り合わせ
シリンダ傷なし 破損無し リング類固着等異常なし
純正リング製廃のようなので このまま使用
と思ったがオイルリング端部に変形を発見 カット修正面取りし組付け
4サイクル機関は 苦手というか メンドクサイ

キャブは紆余曲折したがどうにかセッティングし機関始動 したのだが・・・メイト?ってくらい白煙が発生 下がりか上がりが発生しているようなんで腰上バラしました。この祟り いつまで続くのじゃ。↓NGv1

周囲と同色だったキャブが
度重なる全バラ漬け込みで新品みたいになっちゃった が不調

長期不動車で入庫したカブ90。
キャブレターをこれでもかってくらいO/H済。
チョーク使用時は始動もアクセリングもOK しかしチョークを戻すと瞬時にストール(IG OFFのようにスパっと 全く粘らずに)。基本整備は一通り抑えて 実にキャブは3度バラしバイパスチェックは完璧だし 圧縮も測り(14kg/cm^2) 点火時期はCDIだから狂わないだろうし 残るはマフラー詰まり、か。カブで!?
などと謎解きがてら呑気にいじってます。
釣は鮒に始まり鮒に終わる と言うけど カブに始まりカブに終わる のだろうか・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?