VESPA 50S 1998年最終型 と思しきイタリア製 138kmだけど伸びます
車・屋 タイムトリップHP
5/19 四輪は高いし二輪は超レア車の依頼で良さげなの仕入れられてないから こんな時はベス子ちゃん♪
どうせブレーキスイッチが接触不良気味なんだろうな と点検したらやっぱり。いそいそとバラしました。
この板が錆びたり焼けて酸化膜ができると導通不良になりがち つねに導通されてて遮断されるとランプ点灯する仕組みだから点灯しっぱなし。削るのも錆を呼ぶし 面倒なんで逆に組みつけました。で、ON/OFF導通を数回確認し組みつけました。
ちなみに∞抵抗がブレーキ踏んだ状態
さて組みつけようと思ったら やっぱこんなトホホン がベスパの可愛らしいとこなんです↓ 穴ズレ。勿論修正して組みつけました。
4/9 ナンバー灯が切れていたのでフェストン球6V-10Wに換えました。マニアの方は5Wだろ?とおっしゃいますが、切れにくいのであえて10Wです。
既に160km走行です⇒膿だしや状態維持には走らすのが大事なのです。
保険も2年入れちゃったし 不便も価値 と感じるお客様もなかなかいらっしゃらないだろうから銀行や役所とかちょこちょこ乗ります。
万が一触手が動く方はご一報ください。
日本車に詳しいエキスパートもビックリするだろう理解しづらい電気系統 9 11 13mmレンチ常備 2サイクル混合燃料 バッテリーレス IGスイッチ無し のまさに絶滅危惧種です けれども極上の一台です。
タンタン・・タタン・・タンタタンタン・・ なんて不整脈が個人的には好きですが、あまりにも点火系統が良いので絞ったアイドル状態にしました。直結電装なんで絞ると発電量が少ないんですが 仕上がり状態は↓V1をご覧下さい。
3/31~4/2 タール化したタンク内部を今回初めて試した理論上対タール最強の薬品で強制溶解し水洗後に化学処理を施し素早くこれまた秘伝のタレで水切しました。
コック本体 タンクパッキンのみ新品交換 とし 今日時点では世界最高峰レベル?のタンクに仕上がりました。
3/27 他の車両の見積や抹消書類作成後、タンクコックはSSTが必須のようで発注しましてカワのデカいのが来るまでの数日の間にキャブをやっちゃう事にしました。
デロルトのキャブは以前ドカキャブ漬け置きしたら溶けちゃった経験があり溶剤使用はごく短時間で行うようにしてます。加速ポンプがないから楽チンです。
幸い腐りや固着 頑固詰まりはないようで一発始動が期待できます。NVが綺麗な朱色でした。
最終型も相変わらずACは金タワシなのね 知らない人はビックリするでしょう。
3/26 これやると風呂入るまで鼻の感覚 服や場内も腐ったガソリン臭で満ち溢れるんで憂鬱なんですが 始めました。どうやら錆は少なめ 但しタール状に変質した固形物で内面コートされておりまして斫れるだけ斫って摘出します。ほぼ満タン状態で放置 で揮発分が無くなり変質も進んだ成れの果てなのでしょう。
3/25 とっても可憐なヴェスパ に仕上げたい一台が入荷しました。
走行140km ホイール マフラーに錆はみられますが フレームやサスに錆らしい錆が見当たらない 近年稀にみる状態の良いヴェスパです。
これ好きでねぇ 何が良いのか・・・燃料一つ取ってみても面倒だし かまってやらないと錆びてたり ポタポタ垂れ流すし、まぁ赤ちゃんみたいな車両なんですね。
ライト内見て走行距離の疑念が晴れました。昔成〇さんから届いた新車と同じくらい グリスだけ劣化してますが。
ホイール錆はあえてそのまま 進まないように黒錆化しときます。オリジナルのグレーホイールなんで。
ただ外見や走行距離に騙されてはダメ!
まずはタンク内面処理 フュエルコック キャブレター なんかから楽しんでやっていきます。
これも売りたくなくなっちゃうんだろうなぁ・・・って誰も買わないだろうな。
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