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劇場版ミリオンライブを見にいこう(ネタバレなし)


本記事はネタバレなしです。

先日、ミリオンライブの劇場版第1幕に見に行ってきました。

見た感想としては、凄かった(語彙力無し)

映像

映像について特に気になる部分です。
アニメだったら2D作画が絶対正義!という人は、かなりいると思います。

3Dアニメと言うと、アニメ会社「Orange」が、個人的には日本で1番かなと思ってます。「宝石の国」「BEASTARS」「トライガン」制作した会社ですが、3Dアニメとしては違和感ないを作ります。

本作は、アニメ会社「白組」ということで、目立った実績はないしどうなんだろう?ということはありましたが、
そんな不安をかきけすように、違和感はまったく話に集中することができました。

脚本

本作は特に脚本が一番光ります。
・39人もキャラクターがいるのに、どうやって紹介・深堀するのか?
・なぜアイドルとして目指すのか?
・ミリオンライブとは何なのか?
脚本を作るうえで課題として挙げられる、前例のない最大のミッションだと思います。

このミッションをクリアする話の組み立て方。素晴らしく上手い。
業界の人も良く作れたな...なんじゃこりゃレベル

荒木飛呂彦の漫画術という本があります。

端的に内容を言うと、ストーリーを面白くするのには、
打ち勝つのが困難な強敵を出して、主人公が打ち勝つようにする。
そうすれば読者は、爽快感を得られ、面白いと感じてもらえる。

本映画でも、困難な状況が現れ、それついてどう解決するのか?
その解決方法が納得のいく方法で、不満がありません。

また上記に加え、キャラクターの何故その行動をするのか?
動機付けがしっかりとある。

非常に丁寧なつくりをしていて、荒木飛呂彦の漫画術を取り込んだのか?と錯覚する。

本作を見るときは、脚本を注目すると、面白さをより感じられると思います。

欠点

あえて挙げるとすれば、本作は劇場でないと楽しみが薄れる。
脚本が非常によいので、TVアニメとして地上波で見る場合、1週間の期間が空いてしまうので、熱が冷めてしまう可能性がある。

例えるならば、
・お笑い芸人の劇場で、前座で会場の熱を温めてから本番いくのに、前座がない状態で、見てしまうこと。
・音楽ライブで盛り上がってる所に、バンドのMCがグダグダすぎ、長すぎで熱が下がってしまう。

本作はアイドルものなので、音楽がありますので、特に音響面は、劇場の方がライブ感が高まります。

纏め

このアニメは一気に見る方が一番の楽しみ方。

そして劇場、地上波との違いを見つけてより楽しむ。

面白さは自分の行動で変えられる。

今すぐ劇場に来ましょう!

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