人生を変える論破力のススメ
今回は論破力を身につけることによって、人生が豊になることについて解説していきます
話すことをする人、つまり人であるなら誰でも当てはまる考え方です
論破力をつけると、人間関係が楽になったり、悩みが解決したり、仕事で成果が出やすくなります
1、事実ベースで話す
論破力を鍛える上で、重要なのは事実ベースで話すということです
よく自分の意見をぶつけ合うことで議論をしますが、その根拠となる事実があるのかないのかを考えることで重要です
例えば、
りんごは果物である
1+1=2である
日本は人口減少している
このように誰もが共感でき、数字でも統計が取れているものを事実として出すと、相手がどんなに権力のある人でも論破することができます
事実ベースでの考え方を身につけるためには、常に自分の意見を事実で支える話し方をすることが重要になります
ロジックツリーを意識して、生活することで無意識のうちでも事実ベースで論理を構築できるようになります
練習法としては、目に入ってきたものに対して、仮説を立て、それを支える事実を3つ並べる練習をすることが最も効率的なトレーニングになります
2、場の支配権
相手を論破するためには、周囲を味方につける必要があります
なぜなら、周囲が共感した意見こそが勝者の意見だからです
そのため、周囲への配慮が必須になります
例えば
・その場のキーパーソンを抑えておく
・大きな声で話す
・わかりやすい言葉を使う
基本的ではありますが、周囲を敵に回してしまった時点で負けは確定してしまうので、周囲を味方につける術を持つべきです
ただし、自分の意見を曲げてしまうことが、議論の上ではナンセンスなので、自分の取ったポジションは最後まで貫き、臆さないことが重要です
3、例外を示す
議論に勝つためには、いかに自分が有利に話を進めることができるかが重要になります
そのために、
・断定をしない
・例外を示す
・ブレない事実で話す
これらを意識することが重要です
仮に断定してしまった場合、1つでも例外を出されてしまうと立場が不利になります
例えば、「絶対」、「必ず」といったような断定をする言葉は使わないことです
逆に、相手の意見を切り崩すためには、前提を疑い、例外を示すことが有効になります
会議の場などでうまく使うことができると、仕事ができるような雰囲気が出るのでおすすめです
4、人格ではなく、内容を論点にする
議論をしていると、発言した内容から人格否定になってしまうことがあります
例えば、見当違いの意見を言っている方がいたとすると、その人の意見ではなく、発言したこと自体を否定することが挙げられます
これを防ぐためには、人ではなく、内容に論点を当てることが重要です
意見に対してどのような意見を持ったのかを、事実ベースで話すということです
人に対する敬意がなくなってしまっては、そもそも議論の価値がなくなってしまうからです
5、説得と納得の違い
ここまで、論破するためのテクニックについて解説してきました
ここでは、説得と納得の違いを考えていきます
説得:感情=NO・行動=YES
納得:感情=YES・行動=YES
簡単に言い換えると、嫌嫌やっているのか、喜んでやっているのかの違いです
短期的な関係であるなら、説得でも良いですが、
長期的な関係であるならば、納得をえていかなければなりません
なぜなら、納得には信頼残高を高める効果もあるからです
論破力を武器として持つことは重要ですが、使い方を間違ってしまうと、全てを失ってしまうほどの威力を持っていることも忘れてはなりません
言葉=刃物なのです
6、自分を論破する
私が考えた論破力の使い方と鍛え方です
自分を論破する練習をすることが論破力を鍛える上で、最も有効な手段だと考えています
例えば、こんなことを考えたとき
A「自分はなんで生きているんだろう?」
B「幸せになるため」
A「なんで幸せになりたいのか」
B「自分が幸せになって、人を幸せにできる自分になりたいから」
A「なぜ人を幸せにしたいのか」
B「今の自分があるのは周りの人のおかげだから」
A〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
B〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
このように、自問自答を永遠に行うことで、自分という他人を論破していくことができるのです
最終的に自分を論破することができれば、それは他でも応用可能です
また、自分の中で論理が組み上がっている状態なので、自分の信念を貫くこともできます
常に、自分という他人を論破し続けましょう
それが、思考力の向上、論破力の向上につながります
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