ドラフト2023 事後記事 その 1 | 私が過去記事で言及できなかった選手 34名ほどを紹介- 😭
概要
過去の記事でチェックしきれてなかった選手を再度レビューするという反省会です。
今年初めてドラフトを真剣に追いかけました。志望届や各種データ、観戦記録から指名がありそうな選手を調査して、多数の選手についてコメントを記事に記載しました。しかし、全体の約3割にあたる、34名の選手の皆様については、これまでの記事でコメントがかけていませんでした…orz。そのため、本記事ではまだコメントをかけていない選手について、改めて調査し、取りまとめる形で反省をすることにしました。
彼らがプロからどう言うポイントが評価されているのかを考察し、来年以降の指名予想精度を上げてみたいと思います。私の認識とプロのそれとのギャップを確認して、プロがどういう観点でその選手を評価しているのかを考えるきっかけになればと思っています。📝
チラシの裏でもよい内容ですが、選手紹介記事の一つだと思って何かお役立ちできれば幸いです
それではよろしくお願いします
高校生 (13名)
下記の選手を言及できていませんでした…🙇
選手のご紹介
Powered By BingAI でどんどん dive していきます。
専大北上 近藤 大雅
💐ベイス育成5位💐 兵庫県出身
確実性のある打撃が光るキャッチャー
初球からガンガン振っていける積極性もあり、セカンド送球も1.8秒台を記録している強肩😲 2023年夏の県大会では、ベスト8の成績。
日本ウェルネス宮城 大内 誠弥
💐楽天7位💐 地元東松島市出身
身長191cm、体重77kgの長身細身で、最速144キロ。
地元東松島市出身で、高校もそこにあるらしい。創部4年目。
「自分も小中学校時代は、まさか指名が受けられるとは思っていなかった。夢を持つ人は諦めずしっかり練習してほしい。自分も地域を背負う気持ちで頑張る」と地元の子どもたちにメッセージ。
会津北嶺 富山 紘之進
💐ロッテ育成5位💐 大阪市出身
会津北嶺高校の正捕手。彼の強みは、強肩と打撃力。
チームでは4番打者として活躍。自らの強みは肩としており、遠投は100mで、捕球から二塁までの送球の速さは平均1.9秒台と及第点以上。夏の大会は5試合もこなしたが許した盗塁はわずか1。
部長曰く周りを見る能力にも長けており、捕手としての適性も非常に高そうである。
レギュラーは2年生の夏から、正捕手を務め、今年の夏の福島大会ではチーム史上初となるベスト4進出に貢献しました。
なおwiki いわく会津北陵高校は自動車コースを持つ珍しい私立。進学実績も最近は上げてきているようだ。
下記の記事が面白いですのでぜひ!
前 橋 工 星野 ひので
💐日ハム5位💐 地元桐生市出身
182cm、85kgの体格を持ち、高校通算16本
50mを6.2秒で走る俊足と、遠投100mの強肩。
体つきは十分で、遠投や50 メートルも平均以上のものはありそう。
通算の本数が少ないのが気になったが理由はおそらく、昨年秋に右ひじを手術し離脱していた模様。春にようやくベンチに復帰したとか。それは増えない。その後のリハビリ期間に下半身を強化するトレーニングを重ねたのが結果としては抜群の肉体を得る結果に。目標は万波選手とか。
もちろん界隈では有名で存じ上げていましたが、、実際のプレーをあまり見る機会に与れず、リストから落としてました。。
京都国際 長水 啓眞
💐SB育成💐 舞鶴市出身
身長:176cm、体重:65kgの細身の左腕。公式戦データがほとんどないが、練習試合では結構よかったらしい。Youtubeに特集の動画もあるぐらい。
京都国際 濵田 泰希
💐日ハム育成💐 神戸市出身
身長189cm、体重73kgの大型外野手で、主将としてチームを引っ張っていました。打撃力もパンチがあり高校通算で18本塁打を記録しています。体重が軽いですが、3年ぐらいみっちりトレーニングして体重100キロ近く持っていけるなら面白いかも。
福岡工大城東 園田 純規
💐巨人育成💐 地元大野城市出身
高校時代に球速が20㌔近くアップし、最速143㌔を記録しています。
カットボールなどの変化球の制球も良いと評価されています。
体格も成長過程で、183/72で及第点。
プロ側が見たのはおそらく、高校での成長と、72キロと言う細さ。ここにまだホワイトスペースがあると見たのだろう。
樹 徳 清水 麻成
💐ベイス育成💐 地元太田市出身
186cmの長身右腕投手で、最速146キロの速球
藤川球児さん(元阪神)を参考にするストレートは打者の手元で浮き上がるらしい。
飯 塚 藤原 大翔
💐SB育成💐 地元福岡県行橋市出身
178cm/72kg。で、中学までは内野手でしたが、高校入学時に投手に本格転向。MAX148
3年春の福岡大会準々決勝で147キロを計測し一躍ドラフト戦線に名乗り出ました。2023年夏は福岡大会5回戦敗退に終わりましたが、4試合に登板し17回1/3を投げ防御率1.56を記録しました。ここで最速を148キロに伸ばしています。
この人はMaxも早かったので当然SBチェックしていてSBの指名もケアしていましたが、今年もいかんせん九州地方にいい投手が多くて、泣く泣く外していたところ見事指名。改めてスペック見ても凄いですね😳
函館大有斗 川下 将勲
💐西武💐
186cm/70kgの長身型左腕。
夏の南北海道大会は4試合に先発。イニング数を上回る奪三振を記録するなど、能力の高さを見せた。MAX142、北海道栄に大量失点してしまいはしたがそれ以外は完ぺきだった。北海道は今年いい投手多すぎて、彼ももちろんいい投手。非常に細身なので、これからビルドアップするのか、それとも長い手足を生かしてキレを上げていくのかなど選択肢は豊富。
日大藤沢 田上 優弥
💐巨人育成💐 横須賀出身
走攻守のバランスが取れた内野手。高校では1年生からショートのレギュラーに定着し、2年秋は3発。高校通算は11発。遠投100メートルの 6.3 秒と及第点。小学生時代はDeNAジュニア。
三刀屋 高野颯太
💐ヤクルト育成💐
リスト化してたのですが、完全に記事へのコピー漏れです(言い訳)
高校通算25本塁打(?)を放った強打者。身長176cm、体重90kgという恵まれた体格。去年秋の飛躍は忘れられない。21世紀枠で見たかった逸材。
今年の夏は島根でも上位進出が目されたが、1回戦から強豪に当たってしまい、敗退。ただその試合でホームランをカチコミ、名を確固たるものにしました。
ウェルネス沖縄 ワォーターズ 璃海 ジュミル
💐楽天4位💐
178cm/76kg。遠投105mの強肩と50m走6.0秒? の俊足を誇る遊撃手。攻守にわたって足を使ったスピード感のあるプレーが持ち味。
帝京大可児 加藤 大和
💐日ハム育成💐
身長と体重: 185cm、80kgの左腕。MAXは144km
球持ちが良いらしい。
大学生 (5名)
下記の選手を言及できていませんでした…🙇
大学はもともと数字がいい選手が多いですし、事前に結構チェックできてたのですが、あまりに人が多すぎて抜かさざるを得なかった。
東京農業大学 宮里 優吾
182cm/85kgの体格から投げ込む、最速球速:151km/hのまっすぐ。
東農大ではよくリリーフで見ますね。この秋は3部には落ちましたが、
強みは力強い直球と落差の大きいフォークとのこと。
高校2年生には岩倉で秋に都8強入りし、都選抜でキューバ遠征を経験しています。
青森大学 庄司 陽斗
左投手。最速148キロ。チェンジアップが巧み
身長185cm、体重90kgという恵体。4年から伸びまくり。
最終学年の急な伸びは指名の合図。
静岡大学 佐藤 啓介
この人も上げてたはずがなぜか乗ってなかった。。。
走攻守の三拍子そろった内野手。静岡大は国立の中でも強く、全国経験もあり。全国では結果が出せなかったがリーグでは無双。
高校は中京大中京で、引退後に猛勉強して国立に現役で。すごい。。
高校3年時にもちゃんとベンチ入っていた。なお、その代のバッテリーは中日の高橋に早稲田の印出。ショートには巨人の中山にベンチには1年の畔柳。恐ろしい。。
東京国際大学 三浦 克也
左投左打。最高球速は149km/h。切れ味鋭いスライダーを使って高い三振能力。4年生の春のリーグ戦では8試合12.2回で21Kを奪いました。秋はピリッとしないのでそれでマーク外にしてしまいました。リリーフ専門というのもネックになると思ったのですが、指名してきました。
克也日本大学国際関係学部 杉田 健
189cmの長身から投げ下ろす直球が魅力で、最速152キロ。最優秀投手賞、最優秀防御率(0.26)の2冠を達成。大学では右肘を疲労骨折によって3年時までリーグ戦の登板がないものの、最終学年で光る。
先日は東海地区予選で村田れおん選手の皇學館大學と対戦して競り勝ちましたね。広島東洋カープから育成1位
普通に有能ですが、怪我が気になってリストに載せられませんでした。ただ冷静に四年時の結果見ると至極当然ですね。
毎年、育成選手には必ず、早々に支配下を勝ち取って、1軍で活躍する人がいますね。今年はもちろん中日の松山選手、去年は菊池選手でしょうか。この人は多分その筆頭候補。
駒澤大学 星野 恒太朗
正直駒澤でも見たことがなかったので、ノーマークでした。
東都で2試合ほど投げたことがあるという程度。直近は東田投手や松村投手ら下級生がかなり台頭していて、あまり4年生を見る機会がなく評価できませんでした orz
中学時代に日本代表も経験しており、150キロも投げるようなのでポテンシャルはありそう。親子どうこうは私はあまり気にせず。
社会人(6名)
下記の選手を言及できていませんでした…🙇
都市対抗好きで毎年みるんですが、、このカテゴリが一番プロ側との見方の違いを感じます。個人的に好きなカテゴリーということもあって私情を挟み過ぎました。
糸川亮太 ENEOS ※解禁済み
川之江→立正大と経てENEOS。解禁済みの3年目。
大学は2年春からかなり投げていた。MAXは149で、変化球が多彩。
都市対抗もENEOS好きでよく見ますが、関根投手や柏原投手らの後に投げているイメージでして、彼らのパフォーマンスもよかったため(失礼ながら)まさかとなりました。
高島泰都選手 王子
最速150キロの直球に、コントロールもGood.
常時は140㎞前半から中盤のまっすぐにカット、スライダー、フォーク、カーブ等で、2大大会でも順調にキャリアを積んだ。よく言われるが準硬式を経て強豪の王子製紙へ。
この人も王子製紙では絶対エースという感じではなく、またたまたま見に行った王子と明治安田で出ていなかったので見る機会もありませんでした。orz
王子製紙といえばちょっと前に近藤選手という素晴らしい投手がいて、彼も150くらいを投げ、絶対エースのように君臨してましたので、彼との比較において指名リストから外したという経緯もあります。
佐々木俊輔 日立
帝京高校から東洋大学を経て日立製作所に入社
日製では1年目から外野のレギュラーを掴み、都市対抗にも。社会人日本選手権ではリードオフマンとして打率4割超!
このように俊足巧打のプレースタイルで、社会人日本選手権ではバックスクリーン弾を放つなど、パンチ力も兼ね備えています。外野守備にも定評があり、即戦力としての活躍が期待できます。「元阪神の糸井さんのような超人が憧れ」とのことでマッチョ系が好きみたい。
若返りを進めたいが、来年すぐ結果も求められる巨人において、社会人の採用は腑に落ちる。円安で助っ人の質も簡単には確保できないので、ドラフトで確保しにきた感じ。巨人ではよく見る経緯での指名。
又木鉄平 日本生命 ※解禁済み
身長182センチ、体重92キロの左投左打。最速149キロの直球とスライダー。また、カーブやカットボールなどの球種を持ち、球威やキレに定評があり。山梨県出身で、日川高校から東京情報大を経て日本生命を出た選手。
日生も強豪ですが、なんと間抜けなことにほとんどマークしていませんでした。野手の木倉選手はしてたorz ちゃんと選手一覧は見てたのになぜ見落としたのかな。。
指名に至った背景はおそらく佐々木選手と同じで、ある程度完成している社会人をピックした感じ。プロへのアジャストは大学生よりかは障壁が低いので、社会人を取るのは理解できる。
加藤竜馬 東邦ガス
安心と信頼の東都・亜細亜大出身の東邦ガスの投手。
185cm体重は99kg?の恵体。エピソードとして大学進学時には、全くの未経験なのにアメフトで推薦入学の話があったとか。(関西だとこの話結構あるみたいですね)3年秋の紅白戦では152キロを記録?
足も速く5.8秒だそう。とにかく馬力がヤバイ選手。
私としては東海地区は結構見てたのですが東邦ガスを見る機会にあずかれず、見落としてしまいましたorz。
沢柳亮太郎 ロキテクノ富山
ロキテクノ富山の創部12年目で初めてドラフト
最速151キロの直球とフォーク、カットボールなどを操ることができるそう。昨年は都市対抗にも出ていて、1イニングを投げて無失点を記録しました。公式戦では防御率2.50とまずまずの結果を残し、奪三振率が12を記録。
ロキテクノ自体はあまりチェックしていませんでしたが、昨年のU23の代表選手でもあったので、数字は見てて国際試合でもいい感じでした。やはり私に選ぶセンスがないんだなあ。orz
独立(10名)
下記の選手を言及できていませんでした…🙇
宮澤大成 徳島IS
北海道大学に在籍しながら四国独立リーグの徳島インディゴソックスでプレーしている異色の選手なのが話題。彼の強みは最速155キロのストレートと大きな落差のフォーク。県下最強進学校の長野高校から、旧帝大、野球も強い北大(法学部)へ進んだ二物与えたパターン。なお北大からNPBは初。
大学でも3年時の2021年秋の札幌学生リーグ2部で最優秀投手と最高殊勲選手賞を受賞したらしい?。4年時は故障であまり投げられず。
留年して徳島に加入し、速いストレートを見せはしたがかなり打ち込まれてはいた模様。
四国ILはかなり成績をレビューしていたのですが、そのせいで逆にフィルターから落ちました。。よく考えたら上のような経緯の選手が、今年1年で151から155に伸ばしたらそら採用されるよね。野球だけじゃないところもいい。
大江 海透 ヤマエ九州・福岡
1999年の代で、大卒社会人同等。
182cm/92kg、神埼清明高−久留米工業大−九州アジアリーグ・北九州下関
最速153、変化球はキレのあるスライダーとチェンジアップが武器
防御率は2.31で最優秀。奪三振は計78イニングを投げ、90個と見事
元プロも多い福岡のリーグでアウトスタンディングな成績を残してNPBへ殴り込み。
見落としの理由はひとえにリーグ。実力が測りかねた。内川誠一選手や松尾大河選手など九州にゆかりのあるNPB選手もいるリーグ。一球速報には詳しくデータが載っているが、いまいちピンとこず、ほとんどチェックしてませんでした。つまり早い話が(失礼この上ないことに)完全に舐めてました。
後述の川上選手同様、今後このリーグからプロ増えそう。注目したいです。
菊田 翔友 愛媛MP
生年月日:2003年9月25日
身長・体重:184 cm・90 kg 享栄高出身。
彼の持ち球はストレート、スラーブ、スプリット、フォークで、最速153キロ。大学2年の年ですが、カタログだけで見れば、東都で言えば日大・市川選手、東洋・島田選手ぐらい。この順位で、20歳の選手が取れるならかなりおいしいと思います。
また享栄高時代のチームメイトである竹山日向投手とのライバル意識をもって切磋琢磨されたそう。プロでもお互い競い合って成長していってほしいですね😊
見落としの理由は成績ですね。先の通り四国ILはちゃんと精査してましたが、高卒2年目ということもあって出場機会が少なかった。認知が甘かった。。
尾田 剛樹 愛媛MP
高野山高−大阪観光大−BCリーグ・栃木という経歴。今年智弁を倒して話題になった高野山高校の出身ですね。
生年月日: 2000年8月3日なので大卒1年目の年代。身長/体重: 175cm / 74kg
スピード系の選手で、5.9秒らしい。今シーズンも23盗塁を記録。NPB交流戦でも魅せたらしい。
宇都宮 葵星 愛媛MP
2004年6月23日で高卒1年目の年。
175cm/67kgとまだ全然体はできていません。
強みはスピードを生かしたプレー。高卒1年目ですでに43試合に出場。7月には月間打率.359を残すなど、バットでも存在感を見せた模様。
見落としの理由は成績で、結構レビューしましたが、正直メモにすら残っていませんでした。やはり高卒1年目の独立の指名って増えたなあ。昨今、プロ志向の高い選手に独立選ばれるのもわかります。
高野 光海 富山TB
185cmで、遠投は100m、50m走は6秒2というロマン系。この人も高校1年目。長打力もあり、高校時代には通算19本。スペック的にはほぼ日ハム5位の星野選手と同じぐらいですね。
芦田 丈飛 埼玉武蔵HB
威力のある直球と鋭く落ちるフォークが魅力の右腕1。最速152㌔の直球を持つ大型右腕。チーム最多の38試合に登板し、防御率3.20を記録。 2年ぶりの地区優勝に貢献した。
エピソードとしては、国士舘大学時代には肘の手術もあって登板は少なく、社会人オールフロンティア時代も無名だったが、強い意志で武蔵に入団。
見落とした理由は、やや安定性が欠けたかと見えたため。大卒なのでもうちょい防御率や k/BB が欲しくてリストから落としてしまいました。実は生で投球を見たことすらあるのに落としてしまいましたorz。確かに他の投手と全然球違いました。。しかし見る目がない。。orz(なおその日は茨城の土生選手も投げました。彼のほうが良かったので土生選手はリストにしました)
川上 理偉 ヤマエ九州・大分
遊撃手としての高い守備力と強肩が自慢で、打撃もパンチあり。
今季リーグ戦で打点王を獲得したらしい。一球速報さまが成績も詳しく書かれている。年々成績を上げて、今年打点王からの指名。内川誠一と同じチームのキャプテン
https://baseball.omyutech.com/playerTop.action?playerId=1861634
河野 聡太 愛媛MP
福岡県出身で、九州産業大付属九州産業高から西日本工業大を経て、23年から愛媛。1年目から三番・遊撃手を務め、攻守に活躍。打率5位に安打7位。33個の四球を選び、出塁率.406を残すなど選球眼も光っています。確かに出塁率に課題を抱える中日にはピッタリかも。
見落としの理由はやはり成績。独立は成績だけなら大卒1-2年目でも彼を上回る選手はいます。考察するに、大学時代の実績はほぼ無い状態から、わずか1年で猛者のうずめく四国でこの成績を出したところ成長性が評価されたか?
平山 功太 千葉SS
2004/03/16。高卒2年目だが椎葉選手並みに早生まれでほぼ1年目と考えてよい。185CM 82KGの体格。経歴は瀬戸内高校から環太平洋大学を中退し千葉に入団。環太平洋時代も1年時に出た神宮(徳山投手が一躍全国区になった会)ではベンチ外。瀬戸内はデータ見つからず。
なお、このリーグは失礼ながら名前すら初めて伺ったリーグですが、かれはそこで今年のMVPを取っています。なんと盗塁と本塁打の二冠王(4本、23盗塁)成長著しい選手。
見落としの理由はひとえにリーグそのものを認識していなかったorz
今年NPBへの指名が出たので、来年以降はチェックしたいと思います。。
私が見落としがちな選手とは
ただのドラフト予想を完走した感想です。(スキップ推奨)
今回の予想では以上34名の選手をリストに挙げていませんでした。
全体として以下のような特徴の選手を見落としているように感じます。
・高校生の体の面で成長の著しい大型のアスリート系二遊間・外野
例:星野選手など
この系統の選手は50メートルや遠投、高校通算がやや物足りなかったり、あらが目立ったりしてどうしてもリストから外しがち。高校生は技術的には未熟な選手が多い故、やはり身体能力の採用が優先されやすいのかもしれない。来年以降の観点に組み込みたい。
・セカスロが1.8秒台の強肩の高卒捕手
例:近藤捕手など
捕手は覚えることが多いうえ、選手の息が長いので時間がかかる。なのでもともと高校セクターが非常に人気。逆に大社が尋常じゃなく冷遇されており、今年も育成合わせてすら大社は進藤選手だけ。
そう考えると、捕手は基本高卒から今後も指名が多いと考えたほうがよく、1,8秒台を高校から記録できるような人は、打撃が芳しくないように見えても、もっとチェックしなきゃいけない。
・変化球の球種
例:又木投手、糸川投手など
今回特に大社中心に、変化球が良い・多い選手をたびたびチェック漏れしてしまった。これはカタログスペックでスクリーニングする弊害で、これで見ると試合出てる選手や、最速、K/BBとかの指標が優先されてしまうので、球種もちゃんと評価しなくてはなと。。。特に社会人。出力のある投手は軒並みもれました。逆に150前後でも変化球の良い投手が指名されたように思います。
・最終学年で伸びた選手
むろんもともともこの観点は組み込んでるが、もっと尊重する。
・身長
あまり身長がどうこういうのが好きではないという個人的な事情でさほど身長は考慮に入れてません(村田選手ぐらい)。これをコンプレックスともいう。
個人的にはでかいだけの選手にあまり魅力は感じないが、プロ側はそれをポテンシャルととらえる模様。特に下位指名。確かにその順位のころには純粋に「野球がうまい」選手はだいぶいなくなってきているので、そうなったら身体的なポテンシャルを優先すべきなのは理解できる。下位はもう少し体格を見たほうがいいか。
・四国やBCリーグ以外の独立リーグの選手
独立から合計23人、上位指名2人、徳島ISからは6人と独立にとっては記録づくめのドラフトになりました。昨今独立が力をつけていることは私も聞き及んでおり、四国を中心にデータをひっくり返して精査していました。ただ、想定外に多かったのがBCリーグや九州、北陸などのリーグ。かなりのチェック漏れが発生しました。
昨今は独立組も本当に力をつけており、高卒から最短でのプロ入りを目指して独立に進んだ旨のコメントを示す若者も見ます。今年の指名選手をレビューしても高卒から1−2年目の選手は実績が少なくてもバンバン指名されます。もちろん無双した選手も多くは吉報が届いています。(そうでない選手ももちろんいますが😭)来年以降ますますチェックしたいです。
というわけで来年は独立にも注目したいです。地方に散らばっているので、なかなか観戦の機会には与れませんが、来年は旅行も兼ねて独立の試合にも行こうと思います。
・逆の観点:リストのハードルを高くした方がいい選手は「打撃特化型の野手」
逆に、やはり打撃特化型のファーストや守りが得意でない外野手は今回軒並み指名されない or 順位が低かった。例えば佐倉選手は、ドラフト前評判として育成前後という声も確かに多かったが、有名であるがゆえに上位予想をする人も珍しくはなかった。
打てる選手は目立つのでファンからの評価が高騰しやすいのもあるが、プロ側はやはりアマチュア時代から打撃特化だと低く見ているようだ。。確かにその選手が成長して、助っ人や高齢の経験豊富な日本人スラッガーをどかして出場する確率も、所要年月も相当長いことが想像されますよね。獲得のハードルが高いのも理解できます。
*その意味だと、今回指名されなかった、(特に高卒の)打撃特化型の選手たちは、むしろ良かったのではないかという見方さえできる。大社などに進み、さらに打撃を伸ばし、守備も別ポジションを練習して指名を待つことができる。もちろん本人らは今は悔しくてたまらないとは思いますが・・・。結果的に良かったと思えるようになることを祈っています。
などなど、かなり長くなってしまいましたが、今回は以上です。
選手データの一つとして楽しんでいただければこの上ないことです。
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