【パイオニア】私のパイオニア Vol.0【MtG】

注意
今回の記事はパイオニアにて当時から今現在(2023/3)までどのような経緯でデッキを握っているかの個人的なまとめです。
試作みたいなものとして軽く読んでください。


2022年6月7日より、パイオニアで「軍団のまとめ役、ウィノータ」が禁止カードに指定される。
これが私の迷走の始まりであった。

私はパイオニアを初めて色々と触った後(最初期は緑単ストンピィとかしてた)ずっとウィノータを使っていたのだ。
そんな中でのウィノータ禁止。
灯争対戦で復帰し、スタンダートがメインの私にパイオニアの資産は少ない、一体どうしよう、どうすればとなった。
当時の環境にはラクドスアルカニスト、イゼットフェニックス、青白コン、人間、オーラ、スピリット、ロータスコンボ等、様々なデッキがあったが当時の私にはどれも作る気になれなかった。
理由は簡単で「爽快感」が足りない。
別の言い方をすれば爆発力。
ラノエル神秘家亭主ウィノータGGは最早私を中毒患者の如く虜にしていた。
唯一近いのはロータスであったが何か違う(恐らくウィノータから見たロータスから、勝ちきれないと思ってしまっていた)と色々と考えつつ、マジック仲間と麻雀をしていた時。
ふと卓の一人が当時スタンダードで握っていたデッキを思い出す。
それは「異形化」

皆の周りにもいるだろう、何か違うと感じるデッキビルダーが。
彼らが生み出さしたデッキは「強い・弱い」関係なく美しく、記憶に残る。
これを使おうと決めてから、ネットを漁ってみた。
そうしたら多少なりともいるのである、やはりキチガイは何人もいる。
しかし私はそのリストに物足りなさを感じていた。
揃ってグルールであり、異形化が運んでくるのは産業のタイタン。

このカードはたしかに強いが、団結のドミナリア発売前後から出てきた茨の騎兵、老樹林のトロールを有する緑単信心に対して有力ではないと感じていた。
さらにヴェールのリリアナと黙示録、シェオルドレッドを有するラクドスミッドレンジにも同様。

そして出た結論は
「青を足してコーマを入れよう」であった。

当時のラクドスはインスタントでコーマを除去する手段に乏しく、着地すればほぼ勝ちに持っていける。
緑単の相性は改善されたとは言い難いが、それでもタイタンより戦えると判断した。

これは当時乗った時のもの

ここから最終的にはサメ台風を採用したりと色々とあったが割愛する。
基本格子はこの時点で出来上がっていた。

当初、このデッキを見せた周りの評価は「地雷デッキ」であった(当然だ)。
勝ち切れない、一発ネタとも。
しかしネタを知らなければ最速3ターンでコーマが着地する酷い踏み倒しデッキなのである。
そんな地雷デッキであったが、運よく何度かの大会優勝、チャンピオンズカップの店舗予選突破までこぎつけた。
エリア予選は残念ながらバブルマッチで負けるを2回繰り返し脱落したが、当時はそれなりに満足していた。

しかし、このデッキの欠点として採用できるカードが少ないという点があった。
フィニッシャー以外の生物が追加できないという事は『兄弟戦争』『ファイレクシア:完全なる統一』を経て追加戦力を得ていく他のデッキと比較してウィークポイントに感じられたのであった・・・

次回に続く。

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