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【アドバンス】アナカラーダークネス調整日記
【初めに】
こんにちはこんばんは、ちくわです。
本日はここ最近vault大会などで使っていたアナカラーダークネスの調整記録的なのを書いてきます。
2021年頃は環境の覇者だったものの最近はほとんど聞かなくなっていたデッキタイプですが、意外と強く、GRゾーンをフルで使えて楽しいデッキです。
書きやすさの都合上以下常態
【リスト変遷】
vault大会で使用したリストと考えていた事を列挙していく。
日付の後ろに実際に使ってのvault大会の結果を書く形で進める。
特定のカードに言及する際、カードの画像は省略し名前のみを「」で記す。
また、当記事で使用しているデッキリストの画像は全てdeck maker様より引用。
・初期リスト(4/23準優勝)
使いだしたきっかけは非常にシンプル。
先日発売された拡張パック「邪神と水晶の華」にて収録された「偽りの名システイス」が青単色、コマンド、3面止められるトリガーで非常に噛み合っていて使おうとして考えていたリストを久しぶりに使いたいと思ったため使用した。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140157098/picture_pc_cff51c992d136cb150e14b08ed9348bf.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140157269/picture_pc_57641dd53fd6b3b2848cd7b0522cb9b4.png?width=1200)
GRゾーンは今後もこの12枚で固定。
超次元ゾーンも基本的にレッドゾーンバスターもレッドゾーンXが中心となるため、今後は外部ゾーンの画像は省略する。
当時のサンプルリストの様なものに「システイス」を4枚入れたもの。
当時は緑単色であることを重視して「地龍神の魔陣」ではなく「フェアリーライフ」を優先していた構築も多くあったが、自分は中終盤も使えるGSを評価して「魔陣」を採用。
「とこしえの超人」の刺さりがいい他、早ければ3t目から細かなハンデスやGRのブレ次第ではカットが絡むの現環境でも通用するのかもしれないと、淡い期待を感じる結果となった。
・4/24(優勝)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140157733/picture_pc_2ffebcd7268357eba59ef93adf766a38.png?width=1200)
赤青マジックやゴスペル等、細かなハンデスを重ねても魔天で蓋ができる前に悠々と超えてくる対面に対して、序盤に絡めばターン稼ぎ、中終盤は蓋となってくれる「セガーレ」を採用。
アナカラー基盤でよく見るメタクリを撒くだけの山では、リソースの観点からそれが刺さらない対面にはめっぽう弱く、メタ対象となる対面ともメタクリを多く採用した結果デッキパワーを埋められないという点からあまり評価は高くなかった。
しかしダークネス基盤のハンデス/面処理による妨害とリソースと合わせれば、メタクリ依存の戦い方ではなくメタクリを蓋として使えてデッキパワーが低くなってしまう点をカバー出来るのではという考えである。
実戦ではやや出来すぎなくらいセガーレがゲームに絡み優勝することが出来た。
・4/30(優勝)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140158577/picture_pc_ef9bedd20140281748d72f29a02d0fc2.png?width=1200)
「セガーレ」が刺さる対面が多いため1枚増量。
前項でアナカラーダークネスにおけるメタクリについての考えを書いたが、ダークネス基盤である程度誤魔化せているとは言えメタクリを置くだけの動きはそこまで強くないので、メタクリを置く動きを正当化する為兼気持ち程度の墓地からのリソースのかさ増しで「グランギニョール」を採用。
また、最新弾の「デーモンオブハイパームーン」にて登場した「汽球男」を今回新たに採用した。
元々ダークネスでの蘇生による蓋性能を評価して「ブチャカティ」の採用を検討していた為、トリガー付きで攻撃が出来て、出た時だけでなく離れた時にもハンデス出来るこのカードは大変魅力的であった。
実戦でもブロッカーによる蓋の他に、大罪を当てて早期から多くのハンデスをする事で活躍してくれた。
・5/3(優勝)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140159468/picture_pc_744650bf3219071c14cdbb19556f28d2.png?width=1200)
特に新規で採用したカードは無く、1部枚数配分を変えた感じとなる。
「シナイガ」は性質上ブロッカーやメタクリを置く展開とはやや相性が悪い他、1枚見えれば容易に複数回使えるため今回2枚のみの採用とした。
【触ってみての感想】
正直な所、マジック側がVTを採用していると一撃でゲームを終わらせられるくらいの脆弱性はあるが、アドバンスでの採用枚数の少なさや、メタクリ×ブロッカー×ハンデスへの対応に慣れていない方が多く当初の想定以上に赤青マジックに対しても高い勝率を誇る事が出来た。
しかしやはり殆どは3年前のカードプールが軸。
勝てないことは無いが、「相手の上振れが無いこと、上で回答を引かれないこと」を祈るターンが多く残念ながら意外と強い趣味デッキの範疇は越えられないなというのが触ってみての感想である。
メタクリ×ハンデス×面処理による戦い方は強いのは「キャディビートル」を採用した黒緑アビスが現環境で猛威を振るってる事で証明されているが、入っている個々のカードパワー、上振れの有無という観点で見ると完全に黒緑アビスの劣化となってしまう。(直接対決をした際は以外にもとこしえとダークネスが強く勝ち越したりはする。)
ただ、黒緑アビスと異なり採用出来るカードの幅は圧倒的に上なので、今後も色々と試していこうかなというのがここ最近アナカラーダークネスを触ってみての感想である。
【最後に】
以上でアナカラーダークネスの調整日記を終えます。
現環境ではなんとも言えない「可愛さ」を感じさせつつも意外と戦えたり。
ハンデスコントロールが好きな方、GR召喚が好きな方には是非使って見て欲しいです。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
ちくわ。(@tikuwa0214)
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