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【デスカムトゥルー】感想。

小高和剛さんのシナリオと実写を用いたゲーム表現に惹かれてプレイしました!

価格は2000円、Switch・ps4・pc・ios・Androidに対応でとても手ごろにプレイできるのがおすすめポイントです。ストーリーを完璧にクリアするとしてもプレイ時間は3、4時間程度でしょう。イザナギゲームズさんから出てます。

チュンソフ党員的にはこれはこれで好き

ダンガンロンパシリーズ好きです!ジェノサイダー翔と真宮寺是清くんが好きです笑 そして、実写を用いた「街」や「428」などのチュンソフトのサウンドノベル系ゲームが大好きです。ダンガンロンパはチュンソフトとスパイクが合併した、スパイク・チュンソフトから出てますね。つまりこれらのスパチュンエッセンスを存分に感じて、プレイしないという選択肢はございませんでした!

 「かまいたちの夜」のような細かなストーリー分岐は無く、物語が進まなくなる選択肢を選べばすぐに死にます。主人公1人の視点で進んでいくほぼ一本道のストーリーです。分岐にあまり自由を感じられませんが、視聴者が介入することのできる映画のようなプレイ感です。イメージ的には「デトロイト ビカムヒューマン」や「ヘビーレイン」のようなインタラクティブシネマという所でしょう。決して悪い意味ではありませんが、それらよりはゲーム性は希薄であるように思えます。テレビゲームというより、これからの新しい作品形態の1つのように感じられました。

死とループの物語

 主人公が目覚めた部屋はどこかのホテルの一室。それまでの記憶が全くないけれども、テレビをつけると自分の顔が殺人犯として報道されています。部屋には見知らぬ女性が眠っているし、さらに混乱は深まるばかり。そんな時に、ホテルの警備員が部屋の戸を叩きます。逃げるか…?正直に全ての事情を話してみるか…?

このように進んでいくストーリーは、全て実写ムービーです。しかし話の中のポイントで、選択を迫られます。選んだ選択肢の通りにストーリーは進んでいきますが、物語的に良くない選択をするとバッドエンドに進みます。なので、このゲームの中で操作するのは分岐の部分だけですね。

 バッドエンドを選んでしまったからといって、それが間違えではありません。というのも、話がそのまま続くからです。主人公は死んだことを記憶しながら、「コンティニュー」していきます。(この間の、既に見た話のくだりはスキップできます。)

主人公自身の正体と本当の目的、少しずつ判明していくのが面白かったです。プレイヤーと主人公が何度も通り過ぎるところ、見慣れた部分に伏線があってハッとさせられたのが1番の良かったポイントです。



くだらないことで個人的に衝撃的だったのは、捜査官サチムラさんのジャケットの下がTシャツだったことでした笑