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鳴門競艇の女子戦について(夏版)

■最初に

2020/03/08第4回レディースオールスターから、
2021/10/07オールレディース第37回渦の嬢王決定戦競走まで行われた女子戦、計5節分(全360レース)で出た決まり手を整理してみました。

今更こんな事言われなくても知ってるよ!とは言わずに、こんな感じなんだ~、と優しい目で見ていただければ幸いです。
本当は組み立ての参考になればいいけど😓
また、データが追いきれず、潮や干満差については割愛しております。申し訳ございません。

では初めに全5節、計360レースの出現決まり手から見ていきたいと思います。

季節や番組マンの癖などで若干偏りはあると思いますが、全体を通してイン逃げは約43.9%と鳴門のイン受難水面を表している数字となっております。
また、個人的な印象としては女子戦は捲りが多いと思っていましたが、数字だけを見ると差しも同数出ていることが分かりました。

(今回の決まり手数はあくまでも出目から見た数なので、コース変化時の枠番変更は加味されていません)

■各艇の1着率と各風速条件時に出やすい決まり手

1号艇:47% 2号艇:21% 3号艇:15% 4号艇:9% 5号艇:6% 6号艇:2%


風速条件で分けるとざっくりとはこんな感じです。
ここから艇番毎に分けて見ていきたいと思います。


■1号艇について

まずは1号艇が逃げられる時の風速条件から。

最初の方にも触れましたが、全季節を通してのイン逃げ確率は約43.9%。
その中でも特に0~3mまでの追い風・向かい風問わず(全158回中128回、約81%)でイン逃げが決まっております。
それ以外だとほぼ決まっていません(自身または壁役の出遅れによるため)
「風速が4mを超えたらインは逃げない!」と思って予想を組み立ててもいいかも知れないですね。
(抜きは10回出ていました)



ちなみに1号艇以外の次に1着率が多いのは、2号艇。
次いで3号艇が出ている傾向となりました。
カドから自力で!と言うよりはスロー勢の動きが重要となりそうです。



■2号艇ついて

次に2号艇が1着になる確率ですが、全体の約21.1%。
その内の決まり手が上の表となります。


風速だけで見るとそこまで大きな偏りはなく自在戦っぽくなりそうです。
強いて言うなら追い風は差し、向かい風時は捲りとセオリー通りの考え方でいいかもですね。

ちなみに鳴門競艇の公式で見られる「傾向と対策ブック」でもサマータイムの特徴と攻略法が記載されていますが、この夏の時期は2頭の成績が上がるので、今節のレディース戦でも2コースを意識して見た方が良さそうですね。


■3号艇について

続いて3号艇が1着になる確率ですが、全体の約15%。
その内の決まり手ですが、1・2号艇が凹んだ際の捲り、捲り差しが多いのはここもセオリー通りって感じですね。

2号艇の時とは違い、風速による決まり手の差はほとんどありませんでした。
気持ち程度ですが、追い風時に3号艇が活躍できるシーンが増えそうです。


■4号艇について

4号艇の1着率は約8.9%。ここからガクッと1着率が下がります。
カドなので若干捲りが多く決まっていますが、2・3号艇の時とは違い、あまり特徴がない結果に…
2号艇の時にも触れた公式の「サマータイムの狙い」と合わせて見ると、夏の時期は特に4号艇からの自力ではなく、「展開を作るまで」が多くなる、と頭に入れておいた方がいいかもですね。


風速もあわせて見ると、向い風の時に捲りが多く決まっているわけではないので、夏の4頭からの捲りは少し狙いにくくなりそうです。
(鳴門競艇の特徴は夏は向かい風、冬は追い風が吹きやすい傾向があります)

■5号艇について

5号艇の1着率は約6.1%。そのほとんどが捲り差し。
夏の時期の特徴と似ていますが、4コースから捲っても届かず不発に終わり、5コースに展開が向きやすい。
4コースの捲りを狙うよりも、5コースに捲り差しが上手い選手が居ればそっちを積極的に狙いたいですね。


また、捲り差しだけを風速で見ると、3・4号艇の捲りが追い風時に多かったのと少し関係があるかな?
それが失敗して展開向いた時に出やすくなるかもといった感じです。


■6号艇について

最後は6号艇。
6号艇の1着は進入変更した場合がほとんどです。
(内に新人がいて、6コースから5コースに変わったなど)

枠番通り6コースからの1着は男子と同じく厳しいです。
また、内寄りのコースに動いてきても深くなればなる程1着率は低下するので、頭よりかは2着までって感じですね。
(今回の決まり手数は出目から見た数なので、コース変更は加味されていません)


■最後に(ポイント)

艇番毎に書きましたが、大きなポイントだけまとめると下の3つになります。

・風向き問わず風速3mまでは逃げが決まりやすい(4m超えると厳しい)
2号艇が活躍しやすい!(差し、捲りの両方)
4号艇は捲りが決まりにくく、展開を作る!

ここまで書いてて、何が伝えたかったのかよく分からなくなってきましたが、何となくでイメージいただけたら幸いです。

誤字脱字や一部誤った情報の可能性もありますが、あくまでも私の個人的な意見として捉えていただければ…
また、今回は夏の時期に寄った書き方をしていますが、好評だったら冬版も作るかもです😭

では、今節も楽しんでいきましょう!   TiKOより



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