見出し画像

22/03/10 「冬の朗読会」

春の陽気を感じる日が増えてきて、冬の終わりを感じる時期になってきましたね。
先日、VRChatの言ノ葉堂で「冬の朗読会」が行われました。
冬には滑り込みセーフかな?

1.イベント前説

始まる前に「言の葉の集い」(毎週木曜22:00~23:00に言ノ葉堂で行われている集会イベント)のスタッフの降谷椎さんから観覧に関する諸注意が行われました。

壇上で前説をする降谷さん

1.一人目は、スーア先生。

朗読する作品は自短編の「霧の先」でした。

上記の作品がアップされた時に目の前で読んで感想を話したり、書いてるときに気を付けたことなど聞いたりしたのが懐かしいです。
作者が朗読しているからか、作品から漂う雰囲気がより鮮明に想像でき、怪しげなカジノの店内や怪しく艶やかな場面での湿度感を感じました。また、異国の単語を実際に聞くと、その唐突さに驚いてしまいました。

手元に本を持っている風にして朗読っぽさが良い!

2.二人目は、めっきあじさいさん。

朗読する作品は同じく自短編の「君に献身を理解されたい」。

VRChat内での繊細な感情の揺れと確かなモノとしての関係性が書かれた良作です。
朗読に慣れてないということでしたが、登場人物たちの会話部分などの距離感や感情を上手く表現していると思いました。

ぜんの不器用さが表現されているようでとても良かった

3.三人目は、ねじまきさん。

朗読する作品は、「山月記」。

国語の授業などで聞き馴染みがある、硬派な内容のチョイス。
自分はこういう作品を最後まで読むことが少ないので朗読という形で聞けたのはすごく良かったです。

ちょっと噛んじゃったりで恥ずかしそうなねじまきさん

4.〆の挨拶

朗読会が終わり、言ノ葉堂の店主のじむの朔さんが締めの挨拶をし、演者と関係者に大きな拍手、そして、全員での集合写真を撮りました。
インスタンスはFULLという大入り状態で大盛況で幕を閉じました。

店主のじむの朔さん
イベント中の様子。インスタンス人数FULL。

以上、イベントの感想レポートになりました。
じむのさんの話だと「四半期に一度やりたいと思っています」との事でした。次は、春の朗読会かな?

言ノ葉堂では、最初に紹介した「言の葉の集い」という物書きさんや本が好きという人が集まる集会イベントが行われています。いつも物語について話しているわけではなく、雑談もしているので良ければ来てみて頂けたらと思います。

言ノ葉堂 — by じむの朔
https://vrchat.com/home/world/wrld_04a4f82e-7280-4a6f-8439-e895499827c7

集会イベント以外にも「FM言ノ葉」というYoutubeチャンネルで曜日毎でラジオ配信を行っていたりします。良ければ耳を傾けて頂ければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?