築地に行ったら○○丼を食べろ!!
突然ですが〇〇丼の可能性について語ろうと思います。
それと、久しぶりに岩〇くんの現在も報告しておきましょう。
(岩〇……このブログでちょくちょく出てくる大学のお友達。)
まず、どうして僕が〇〇丼を食べることになったのか。
いつも僕がどこかしらに行くときは決まって彼が
「築地行こーぜ」
岩〇が言った。まただ。また彼だ。
彼じゃないときがない。しかも早朝出発だ、むりだ。
岩〇の隣にはボブがいた。
(ボブ……ボブ。)
二人は顔をキラキラさせていた。
行かない、行かないよ岩〇くん。そしてボブ。
翌日は院生さんの研究発表だったのだ。
朝早く行くの、死んじゃうじゃないか。体力の限界だ。
そしてお前もかボブ。
お前も東京の魚を食いたいのか。
田舎にはもっとうまい魚が⎯⎯⎯⎯そうか……!
彼らは群馬と栃木ドミニカ共和国出身の上京してきた大学生なのである。
つまり内陸民族なのだ。魚が珍しいのだろう・・・!
見ろこの二人のキラキラした笑顔を。
なんとも健気じゃないか・・・
こうしてはいられない、侍として、江戸を紹介しなくては・・・。異文化交流……!
「行こうじゃないか」
一肌脱いで彼らのヒーローに、なったりましょう。
■ヒーローは遅れて登場する。
ヒーローの辛いところですよね。
「遅れて登場しなくてはならない」
このような世論、風潮は早く変わってほしいところです。
■ 岩〇、起きない事件
■本題入りましょう。
築地行ったら〇〇丼を食うべし!
大体の騒動を終え、いざ築地へ。
海鮮丼といったら魚ですよね。
もさーっとあの豪快丼、うまいです。
しかし。
よく見てみると、刺身が米の上にのっている丼。
そう、米と魚なんです。
たぶん誰もが思ったことのあると思うのが
わぁうまい、でもこれ食べたことあるなぁ、あ寿司だなこれ。
寿司のでっかい丼
海鮮丼食べてきて何度思ったことでしょうからにもう…。しかしその豪快さにひかれてつい注文したくなってしまう・・・!
もし米の上に新鮮な魚が丸々乗ってたらありだと思うんですよ。
わぁ、すごい・・・!これ可能性ありまくりじゃないですか!
トロに大トロにいくらにサーモン。一緒に食べたらどうなってしまうのでしょうか。
食べたいです!
つまり、新たな可能性が欲しいわけです。
可能性のある海鮮丼…………
そしてもうひとつ、
刺身というものは全てが固体で、口のなかで混ざりにくい。
味のハーモニーが奏でられない。
マグロとホタテを混ぜたってマグロとホタテそれぞれの味にしかならないわけです。
結果、こいつらは化学反応をおこさない。
鉄と銅を固体のままぐしゃぐしゃ混ぜたって合金にならないのと同じです。
固体同士では新たなる味が作り出せないのです。
溶かさないと。
要するに口の中で溶けるもの。。。!
だんだん正解に近づいてきました。
結論はこの2つ。
〇食べたことのない可能性のあるようなもの
〇化学反応を起こしそうなもの。
■ 正解は ウニイクラ丼
そう、これらすべてを満たしているのがウニいくら丼だ。
うにイクラ丼には、すべてが全て乗っかっている。
ウニの全て、イクラの全て。
最強なのは、
こいつら、固体と液体の両性質をもっているということなんですね。
ウニは5:5で固体。
いくらは9:1で液体。
味わい方として、口の中に混ぜ込みかき入れていただきたい。
うにといくら、
混ぜるとどうなるのか。
言葉にできない。オレンジと金色が混ざり、光り輝く。
ウニとイクラがすべて混ざるんです。
なんともいえないあまじょっぱうまさが口に広がります。
甘じょっぱうまいという表現なんかじゃ物足りない、説明が難しい。食レポは難い。
ぜひ海鮮丼を食うときはこれに挑戦してほしい。
当たり前ですが新鮮なウニがあるところで食べるべしですね。
そもそもなんで築地なの?って感じですよね。
ぼくも今回初めて分かったことなのですが、
うにが甘いんです。
えぐみや、くさみ、苦味が全然ない。
あるのは甘味とウニのとろみ。
そして、そこにいくらのうまみ汁がぶっこんでくるわけです。
今回行ったお店にはウニの皮が網につるされながら店の前でぶら下がっていたので
間違いなくここなら新鮮なウニがあるなと思ったわけです。
ボブとかは魚の海鮮丼を食べてましが
違うんだボブ、君にはもう一歩踏み込んでほしい。
魚と魚の組み合わせなんていっぱい食ってきただろう。
ウニいくら丼を食えって。
ほら、見た目だってウニいくら丼の方がおいしそうじゃないか。
もう手段は選びません。もうええねん。
つべこべ言わずに食べましょう。
あまみ、とろみ、うまみ、
まさしく、なんとも言い難いものになりました!
これ、いざ食すべきです。
食後作品「わさびの取り合い」
■ 築地と言ったら魚・・・
だけではないんです!
スイーツも魅力的
〇シラスソフトクリーム 350円
〇マグロ焼き(タイ焼きのマグロ型) 180円
〇見るからにうまそうなイチゴ大福 300円
そんな中食べたのはこれ
後からネットで探しても出てこなかった幻の屋台。
に売ってた「冷やしくずもち」なるもの。250円。
僕はほうじ茶味を食べたのですが、もっちり、そしてひんやり。
写真は食べてる途中で撮ってしまったのですが、本当はブロック3つあります!
今まで食べたことないものでした。
きな粉、抹茶、チョコレート、ほうじ茶、その他から選べます。
なんというか、夏のなつかしい淡い気持ちになれます。
猫がいた
個人的に一番テンション上がったのがこれ!もーかわいかったですね。キュートなかわいさじゃなくて、がっしりとしたかわいさです。やっぱ食ってるもんが違うんでしょうね、いやかわいい。
さわっても動じずに、ていうか本当にガタイが良い。マッチョだ。かわいいマッチョだ。優しくて強い。この やさしさに包まれたのならきっと目に映るすべてのことはメッセ__________かわいい。
ひもの屋のたますけちゃんでした。
名付けました。
(2019.1.13現在は築地市場は移動したので、猫ちゃんたちはどうしているのだろうか…)
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