手持ち花火を最高に楽しくしてみる
手持ち花火ってあるじゃないですか。
こう、手にもってシュバ、シュウバババァ!!ってするやつですね。きれいですよね。
■ 何が楽しいんだろう
どうしてか、花火のやりすぎか、いつの間にか楽しめなくなっていました。
初めは楽しかったですし、雰囲気は今でも好きです。
みんなで手に持ちながら火を移してくーとかも夏だなぁ~…!と思います。
けど、ただ手にもって
ショアァア゙ァ゙ア゙シュババババアアァ゙ァ゙…アァ…ァァ…
楽しめなくなってしまった15の夜。
悲しい。
花火はもっと楽しめるはず!
■(大学卒業とともに)理科教員免許取得の、小さい侍による花火講座をはじめたいと思います。
手持ち花火を楽しむためには?
まず敵を知ること。
花火ってなんで色ついて燃えてるの?からはじまります。
この答えは花火が何でできてるか、に鍵がありそうですね。
さっそく分解してみましょう。
おぉ~!
花火の中には金属の粉末(火薬)がつめられてました。
そう、実は金属って燃えると美しい色が放たれるんです。
金属の種類によっても炎の色が変わります。
高校で化学をやった人は一度覚えたことあるのではないでしょうか?
「リ(Li)アカー(赤)無(Na)き(黄)K(カリウム)村(紫)・・・」
さてさて!さっそく黒いのと白いのをそれぞれ燃やしてみましょう!
白いやつ、いくら着火しても燃えなかった。なんのためにお前はいるんや。
まあまあ、敵は知ることができました。
つまり筒の中に入った金属が燃えて光るんだと。
これって何反応?
さあ、ここから花火の新しい遊び方を考えていきましょう。
花火は燃えてるというよりかは化学反応によって光り輝いています。
単に物が燃える時とかは、こんなにシュバババ光らないっすよね。
何が違うのか。
そう、花火は酸素原子によって起こる燃焼反応なんです。
酸素原子なんです。
つまり僕らが今吸っている空気中の酸素、じゃなくても「酸素原子O」があれば燃えるんです。
水=H₂O
おぉ~。水のなかにも酸素原子Oがありました。
水のなかで花火は燃えるということですね。
さっそくやってみましょう。
バケツ花火!!!
水に突っ込みます!!!いっけ~!
なるほど、水の比率が大きすぎて普通に消えるという。
安心してくれみんな。実は最強の秘密兵器があるんだ。
火力が弱いということだったので最強の手持ち花火を入手しました。
まつりちゃん…!
これは強い。(確信)
火力最強!
いっけ~!!!
おらああああああ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙!!!
あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙!?
ア゙ア゙アアアァァ・・・・・・逝ったぁ・・・・・・
もう何が正しくて何が間違ってるのかわからない
はたして 花火×水は実現するのだろうか。
化学理論上は成立するのに……。
……水が火薬に入り込まなければいいのでは?
火薬が水に干渉されないような花火でやってみることに。
これですね。この火薬がぎちぎちに固められた型の花火です。
いざ、バケツ花火へ__________
おお!
ワアアアアァオ!
COOOOOL! Very hotest !! It’s cool! 淡い!燃えています!
取り出した後も燃えていました!!
成功です!やりました!WRYYYYYYYYYY(ウリィィィィィィィ)!
燃焼反応です!!
この世には2種類の手持ち花火が存在する
バケツ花火はいうなれば『静寂の花火』
水の中での淡い炎を楽しむもの。
そしてもう1種類は『灼熱の花火』
炎の中で豪華な炎を楽しむもの。
・・・右腕がうずくぜ。
炎の中とは
こういうことです。
またいつかの夏に書きます!
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