やっちまった文化祭、消えたい。どっか遠くに消えてゆきたい。
最後の文化祭。
おわってしまったよ。
あ、僕が所属しているサークル団体は演奏喫茶ってのを毎年やっています。
そうそう、バイオリンとかオーケストラ生演奏とか聴きながらパンケーキを食うっていう演奏カフェですね。
これが、今年で一番。終わってしまった。
そう、終わってしまったのである。
物理的にじゃなくて、演奏的に終了してしまった件について
もう、消えたいです。
どっか遠い国に行ってしばらくは帰ってきたくありません。
はあ。
簡潔に言うと、
一昨年から出させてもらっている小さい侍の演奏(1人多重奏)が、今年が1番だめなものになってしまったのです。
楽しみにしててくれた人たちに合わす顔がなかったです。
すんません。
『あれ、なんか・・・
なんかおかしいぞこれ、
あ、テンポずれてるな。
踏むタイミング誤ったわ。
低音これ、エフェクターの設定間違えてない?
…うん、やっぱそうだ。
音程は、、、あたってる。音程はあってるな・・・?
が、テンポがキープできてない、あかんこれ幼稚な多重奏になっとるわ…
あー、だめだ、音が重なってない。カオス状態だ。
指と楽器が離れていく・・・
・・・
終わってんなこの演奏』
演奏中に思ったことです。
幼稚というよりこれは・・・、そんな純粋なものができてるわけじゃなくて、大人なのに何もできていないような演奏だった。
これはへこみました。
原因はわかっているけども。
その原因が当たり前すぎて。
むしろもうどうしようもないのかっていうあきらめもあったり、
こんなん、これから小さい侍をどうしようというあきらめもあったり。
音楽を届けたい人に届けられない。
こんなんじゃあ、小さい侍は
夢のまた夢ですね。
苦い思い出は将来役に立つとかいうけど、
この思い出はいらなかった。
役に立つとしても。ここだけは、そんなの要らなかった。
動けず、小さい侍。