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CBTで得点率93%を取った勉強法まとめ

こんにちは!医学生ちーくんです!

皆さんからご要望いただいていたCBTの勉強法についての記事です。まだまだ記事を書くのは不慣れですが、少しでも有意義な情報をお届けできるよう、私の経験の全てをお伝えしていきます^^

読者の方に安心して勉強法を参考にしていただくため、早速ですが私の成績を公開しておきます。

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得点率は93.54%、IRTスコア(得点率だけでなく、問題の難易度も加味してつけられる偏差値のようなものです)は708でした。

もちろん本当に全国トップクラスだと90%台後半をたたき出している方もいらっしゃいますが、90%前半でも学年トップ10には入れる大学がほとんどだと思いますので、この記事を参考にしていただけますと幸いです^^

ちなみに私はもともと天才的に勉強ができたわけではなく、大学入試の順位も学年で真ん中くらいでした。よく言われることではありますが、医学部の勉強はやっただけ伸びるので、どんな方にもCBTで良い成績を取るチャンスはありますよ!^^

CBTの勉強を頑張るメリット

それでは、CBTの勉強を頑張るメリットにはどんなものがあるのでしょうか?70%得点できればまず落ちることはないCBT、「進級できる程度に勉強すればいいか」という人も多いですよね。もちろんそういう考え方もありだと思います。

ただ、ここでひと頑張りすることによっていろいろな良い事があるんです^^それを一つずつ紹介していきます!

ポリクリが有意義なものになる

CBTに向けてよく勉強しておくと、ポリクリで現場を見たときに、様々なことが自分の培った知識と繋がっていきます。CBTの勉強をしているときになんとなく文字で理解していたことが「あぁ、あれはこういうことだったんだ!」と一段深い理解に変わったり、疑問に思っていたことが現場を経験することで解決したりするんです。逆にあまり勉強を積んでいないと、せっかくの学習機会に気づけないことがあるかもしれません。「知らないものは見えない」というのは本当だと思います。ポリクリにはたくさんの時間を費やしますので、せっかくの機会を存分に活用できるよう、CBTを機会にしっかりと勉強をすることをおすすめします。

②様々なチャンスが回ってくる

CBTに向けた勉強を通して得た知識は、様々なチャンスを呼び込みます。ポリクリで「この子はよく勉強しているな。」と指導医に信頼してもらえれば、積極的に指導してもらえますし、ワンランク上の手技をやらせてもらえることもあります。病院見学に行っても、優秀な学生は名前を覚えてもらいやすいです。(もちろん礼節や積極性も重要ではありますが。)

自分に興味を持ってもらえる機会が増え、自分の可能性が劇的に広がるんです。私は、人に紹介してもらえる機会が増え、かなり人脈が広がりました。普段なかなか話せない、他大学の教授にサシでご飯に連れて行ってもらったこともありました笑

③マッチングで有利になる

これは気になっている人が多いと思いますが、CBTで好成績を取るとマッチングでは確実に有利になると思います。マッチング試験では、願書と一緒にCBTの成績の同封を求められる病院が一定数あります。病院としてはマッチング後に国試落ちで研修医が減ると困りますので、国試に落ちそうでないかの足切りに使っているというところもあります。しかし、あなたが採用担当だったらと想像してみてください。CBTの成績が学年トップ10の学生がいたら、かなり魅力的に感じませんか?(もちろん最低限の礼儀が備わっていればの話ですが。)

「②様々なチャンスが回ってくる」でも述べましたが、少なくとも自分に興味を持ってもらうストロングポイントの一つにはなるのではないでしょうか。実際に私も、既に研修医として働いている部活の先輩から「CBT1位とったすごいやつがいるんですよ~」と病院に紹介していただき、第一志望の病院から見学の時点で合格の確約をいただくことができました!


いかがでしたでしょうか。CBTの勉強を頑張ると、単に医学知識がつくこと以外にもたくさん良いことがあるんです。

それでは、私がやっていた勉強法・計画を具体的に紹介していきます!

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