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11. 古活字版 太平記

 前回、古活字版の太平記にはカタカナ交じりとひらがな交じりのものがあると説明したが、今回はそのカタカナ交じり本のうち、最も後期に刊行されたものの一つ。行数は12行で、朱訓・朱引きを加えている。ちなみに前回書き忘れたが、附訓活字は古活字版「太平記」で登場したとされている。

出版年月日:元和2年?
大きさ:  縦 ㌢、横 ㌢
注記:   稀本零葉集「紙魚のなごり」所収、虫損
資料形態: 零葉
収集日:  2016年
出版地:  JP
翻刻:   「憑由ヲ被仰…対シテ被申ケ」
料紙:   


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