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マルシェ恋物語NO1


マルシェ恋物語
1章 出会い 1シリーズ
これはとある一般会社員の恋物語である
私の名前は清水悠真(しみずゆうま)35歳
株式会社NYTで会社員をしている
こちらでは地域活性事業のサポートをしている。私はその事務員こちらはなんと週休3日で仕事もやりがいがある
しかし私は彼女がいないのが最近の悩みだった。学生時代から好きな人はいたが告白しなかったり、付き合えても上手くいかなくて
今では行動もしなくなった

そんなある日
「清水先輩〜」と後輩が声を掛けた
彼は竹内康畑、俺の後輩明るく楽しい、自転車好き
「どうしたの?」
「部長が先輩を呼んでいます」
「わかった、すぐいく」と言って部長に会いに行った
「清水さん来てくれてありがとう」
この人は部長の小野寺誠一とっても面白い部長
「実は清水さんにいろんなマルシェに行ってきてそのやっている人とご縁を繋いでほしい」
「えっと私がですが!」
僕はびっくりしたまさか予想外のことだからだ
「休日が多いから大変だけど、飲食やワークショップ代は会社負担になるし、休みの配慮も
考えるからだからお願いします」
部長は頭を下げた
「小野寺部長、頭を上げてください、しかしなぜ私が?」
「今マルシェが沢山ありこの会社でもマルシェを企画したいだから調べてほしいそれと地域活性をしていきたいと私は本気で思っている
清水さんの優しさが溢れていると思い声をかけた」
部長から熱い思いが伝わった
「小野寺部長では難しいのですか?」
「私はもちろんやりたい!休みは全部マルシェに行っている他にもイベント実行委員、チラシ配達、SNS更新などをしているが何か違うと悩んでいて、清水さんの観点を知りたくて
選んだんだ」
「めちゃくちゃ動いているじゃないですが!、
わかりましたやります。そういえば小野寺部長はなぜ今でも続けているのですか?」
「ありがとう、実はある人に憧れていて...
二井川さんという人に」
「二井川さん?知らないな」
「あの方は私もマルシェで一度しかあったことしかないがお客さんや出店者さんからも人気でかなり会うことが難しいらしい」
「芸能人みたいな人だなわかりました」
こうして清水のマルシェ物語がはじまった

こうして私は部長さん指示でマルシェ行くことに
「清水さん、土日はイベントはしご大変になると思うから、ガソリン代、交通費、食事代、ワークショップ代...」
「小野寺部長...そんなにいいんですか?」
「清水くんもちろん!、後休みは土日はイベントもあるから休みは平日になるな、わかった
清水くんの休みも配慮していけるものは私が行く」
「それ小野寺部長が行きたんじゃないですか!
無理はしないでくださいね」
「気にしない、気にしない!」ということで
休みは部長と相談することになった

「清水先輩さっそくどこのマルシェいきます?」
「それがまだ決めてない〜、とにかく数が多いな〜」
その時部長が僕の前に現れた
「清水さん〜、今度の土曜日このマルシェがあります〜是非行ってみませんか?その名も【ほっとマルシェ】」
※ほっとマルシェ
部長の話によるとほっとマルシェは去年の秋から年1回行われている開催場所は障がい福祉施設、コンセプトは日常に疲れた心や体を人と話したり、遊んだりしてほっとしてほしいというらしい
イベント主催は障がい者施設の社員さん

「行ってみたいです、小野寺部長は行かれますか?」
「朝5分だけ行くその日は昼から滝登り冬祭り実行委員があって、夜はイルミネーションマルシェの実行委員があって...合間に日曜日のテントを...」
「めちゃくちゃ行動的ですね...」
「清水先輩も見習いましょう〜」
しかし僕だけは乗り気じゃなかった

そして当日ほっとマルシェにやってきた!
人が賑わっていて出店者さんはなんと20近く!お客さんも100人近く!
「とはいえ何からみようかな〜」
すると清水の心臓がドキドキした
なんと目の前に女性の姿が
「いらっしゃいませ」
清水は胸がキュンキュンして
声が出なかった 

「お客様??」
清水はフリーズして数分後
「初めまして私し、、えっと、、」
声が出なくなった清水に女性は
「大丈夫ですか??、この椅子に座ってください!」
そして更に数分後やっと
「助けていただいてありがとうございます私は
こういうものです」
清水は名刺を女性に渡した
「NYT...小野寺部長さんお見えですよね!」
「はい上司です」
「上司!いいな〜小野寺部長さんは凄い人ですよ!この前はナイナイマルシェでキッチンカーを12台集めたり、あたたかマルシェでは
真っ先に私に連絡してくださったり、他にもイベントのネタで漫談、コント、クイズ、輪投げなどいろいろ引っ張りだこなんですよ」
「ははは、、部長ったら、、」
清水は呆れてしまった
「もしかして呆れてます?小野寺さんは誰もが
必要としている人です、あーいう人がいるからちいきおこしができるんです」
「確かにな、職場の部長は休み時間はスマホで
イベントの連絡対応、仕事は地域について熱く語り、プロジェクトを10個一気にこなす人だからな」
「あっ私の自己紹介忘れてました〜、初めまして黒田由岐(くろだゆき)といいますよろしくお願いします、丼のキッチンカーやってます〜」
「丼?、カツ丼や天丼ですか?」
「そうなんですよ〜米の丼、麺の丼、どんぶりを提供するキッチンカーです♪
屋号【ドンドンキッチン】
1年前から丼ものを提供するキッチンカー
メニュー 
天丼、カツ丼、ラーメン、うどんなど」
「黒田さん凄いです!」
こうして清水は黒田さんに恋してしまった
「ご注文どうされますか?」
「じゃあ、、この特盛ラーメンで!」
「はい!、900円です♪」
出てきたのは麺2袋分
「替え玉無料だよ〜」
清水は普段はあまり食べないが黒田さんの愛情に惚れて5分で完食
「清水さんありがとうございます」
その後清水のがっつりな姿に行列が出来て
ついにドンドンキッチンは完売になった
「ありがとうございます完売しました、清水さんよく食べられるんですね!手が空いたので
良かったら一緒にマルシェまわりませんか?」
「はい!、黒田さんありがとうございます」
こうして清水と黒田さんのデートがはじまった 

清水と黒田さんは20団体近くを一緒に回った
すごろくワークショップに参加したり、
マキマキキーホルダーを購入したり
「清水君楽しいね!、私清水君好きになりそう〜」
「照れるな〜、黒田さんは彼氏いないの?」
「いないよ〜」
しかし、
「よう黒田」
なんと黒田の元彼だった
「なんのようなの?」
「何ってお前に会いに来たのさ」
「帰って!いいから帰って!」
元彼の名は石河晋作(いしかわしんさく)
黒田の元彼である
「帰れてというならお前を撃つ!」
「黒田さんは僕が守る!」
「清水さん...」
「清水さん、すみません」
石河は清水に言った
「なんですか急に」
「私はこういうものです」
「えっ刑事さん!」
清水はビックリした
「私は刑事です黒田さんの元彼のフリをしていました、こいつは黒田由岐の偽物です」
まわりは困難した
「ああそういえば今日のドンドンキッチン味が違ってた」
「ちょっと辛かったし」
お客さん達が言った
「刑事さんではこの人は?」
「こいつは尾道武美(おみちたけみ)という全国指名手配です」
「えっ!あの!」
清水さんは驚いた
「こいつは株式会社NYTと小野寺さんを狙った凶悪犯で脅迫文を送ったり、小野寺さんのいやがらを実行したりしています」
「バレたら仕方がないわねそうよ、清水に近づいたのは最初から小野寺に近づくため情報を得るためよ」
尾道が仮面を取り素顔をみせた
しばらく場面が沈黙する中突然、ゴム鉄砲が尾道の手に
「いた!!」
清水は逃げた、石河はすぐ尾道に手錠をかけ
「14時25分尾道武美、銃刀法違反、脅迫罪、
業務妨害罪の容疑で逮捕する」
「怪我はなかったかい?」
ゴム鉄砲を撃ったのは本日ゴム鉄砲ワークショップをやられている高島熊太郎さん
「今日出店していてよかったよ」
「石河さんちょっといいですか?、尾道さんと話したいです」
「分かりました」
「尾道さんあなたは何故こんなことを?」
「私は小野寺が憎かったあの行動力、実行力それがイライラしていた私は思うのちいきをおこすって皆の環境を変えないと難しいのにあいつはできることを全力にって諦めず動いているそれが嫌でした、だから小野寺を止めるために、、」
「それは違いますよ、私もちいきおこしをするのは難しいと思っています、けどそれで他人
を落とすのは違うと思います
小野寺部長はおそらく、少しでも皆んなを笑顔にしたいだから仕事も休みも全力だと思います。」
すると尾道は
「ははは!何行っているの?、小野寺は承認欲求のためにやっているのよきっと、どうせ仕事は適当で皆んなの前でいい顔するだからあいつが嫌いなんだよ、あっいい忘れてた小野寺は私を苦しめた最低な奴よ!」
「刑事さんありがとうございます、もう終わりました」
「よしいくぞ!」
その後、黒田さんは見つかり
ほっとマルシェはもうやらなくなってしまった

数日後、清水は仕事で地区センターで打ち合わせをしていたその帰りに
「清水さん?」
「貴方は!」

「尾道が逮捕か」
彼はTKT団のキョム
「まぁマルシェは潰れたんだ」
彼はTKT団のゼツボウ
TKT団はちいきおこしを邪魔する
組織果たしてどうなるのか

清水と黒田さんは近くでやっていた
ナイトマルシェで会話した
【ナイトマルシェ】
2週間に一度公園で行われるマルシェ
夜は活気に溢れている
開催目的は夜の非日常を体験してもらうため
主催者はこの地区の区長さんで楽しいを体験してもらうことが目的
「黒田さん先日は大変でしたね💦」
「清水さんにお怪我なくてよかったです♪」
「あの黒田さん!もしよろしければここのマルシェでデートしませんか!」
「いいですよ〜」
こうして二人は夜のイベントを楽しんだ
けん玉大会に参加したり、地域のおじさん漫才みたり、キッチンカーはラーメン、おでん、串カツ、珈琲の方が見えていた
「僕!卵5個!」
「私はホイップ3倍ラテ!」
「いや糖尿病心配〜だよ黒田さん」
「はいそれでは、これから思い発表会をはじめます!」
スタッフが言う
思い発表会とは思いを伝えたい人に
大きい声で人前に伝えること
本日は
「私は犬のダドダに」
犬に伝える女の子
「高衣さんへ受験たのしんでね!」
受験生に伝える女子高生など
「次!清水が行きます!」
「黒田さん!、私はほっとマルシェから貴方のことが好きでした!僕と付き合ってください!」
「清水さん、実は私単身赴任している旦那がいますごめんなさい!、けどこのご縁は大切にしたいのでLINE.Facebook.Instagram等交換しましょう!」
ということでご縁はできたが
恋愛は終わった...
数日後小野寺部長から
「先日は大変だったなけど次の恋がある、
次はこのマルシェどうだ」
「これは...恋恋(れんれん)マルシェ?」
「これは恋恋(こいこい)マルシェ、恋したい人が集まるマルシェ目玉は、恋恋トークと告白タイムだ」
「わかりました行きます」

これにて1シリーズは終了です
次回は出会い2シリーズです
お楽しみください

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※この作品はフィクションです
人物、団体は全てオリジナルです
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