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サービス開始から6周年を迎えたので歴史を振り返ってみた

TIGET は、2019年11月10日をもってサービス開始6周年を迎えました。ライブイベントサービスとして始まってから6年を経て、総動員数200万人、総流通金額50億円を突破!

これを記念して、アーティストグッズを購入・販売できる『TIGET Market』の事前登録を開始しました。第一弾として、TIGET 6周年公式グッズを限定販売していますので見ていただけると嬉しいです。 

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毎年、数多くのサービスが夢を持って生まれ、数年以内に儚くも消えていきます。幸いにも TIGET はアーティストや関係者のみなさんに支えられながら6周年という節目を迎えることができました。

これまでの感謝の意味を込め、あまり語られてこなかった TIGET 誕生から今日までの歴史をまとめてみました。

TIGET 誕生

2013年11月10日、2020年東京オリンピック開催が決定した年にTIGETは誕生しました。横浜市、株式会社grabss のエレベーターもない5階にあるワンルームの一室が開発拠点でした。

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grabss は、当時、日本初のクラウドファンディング型芸人支援サービス『芸人ラボ』(現在は閉鎖) を運営していました。さまざまな芸能事務所と接点を持ち、実際にライブ現場に足を運ぶ中で、芸能事務所からチケットにかかわる 問題 について相談を受けることになります。

2013年当時のチケット予約は、アーティスト本人や芸能事務所がメールやSNS上で予約を受付・取り置き、ライブ会場では紙の予約リストを使ってチェックをおこない、チケット代を現金で受け取る流れでした。当然、メールやSNSを使った手動での予約受付では抜け漏れが起こり、紙の予約リストではチェックに時間がかかり、チケット代の盗難・紛失までも発生していました。

grabssは、これらライブチケットでの予約・取り置きにかかわる問題を解決するために、インターネット上でチケット予約からライブ当日の受付管理までのすべてをおこなうことができるチケットサービス『TIGET!』(当時はビックリマークが付いていました) を2013年11月10日にリリースしました。

サービス名の由来はわかりやすく「TICKET」+「GET」から来ています。

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立ち上げ期

TIGET がリリースされて最初に公開されたイベントは芸人イベントでした。当時はまだ駆け出しだったメイプル超合金が出演しているイベントでした。徐々に口コミと営業で TIGET が知られるようになり、2014年ごろは芸人のみなさんを中心にご利用いただいていました。

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サービスを開始してから2年目となる2015年ごろになると、アイドルのみなさんが増え始めました。後にわかることですが、アイドルのライブにはMCとして芸人が呼ばれることが多く、そこで TIGET が口コミで広がっていたのです。ちょうど時代は、地下アイドルブーム。いつしか、アイドルが中心のチケットサービスとなっていきました。

その頃、TIGET を運営する株式会社grabssでは、ファッションサンプルECサイト『SampleBank』(現在は閉鎖) を開始しており、社内は服だらけになってしまいました。会社の成長に合わせ、本社を東京都世田谷区へと移転しました。

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成長期

2017年、引き続き TIGET は口コミで広がっていきました。実は、ほぼ広告宣伝はおこなっていません。広告よりもサービス価値で利用者を広げていくという想いがあるためです。

チケットサービスとしての成長を続ける中で、アーティストにかかわる新たな問題に気づくことになります。それは デジタル化 です。

TIGET もチケットのデジタル化 (電子チケット化) をおこなっていますが、チケット領域以外でもデジタル化は進んでいました。たとえば、楽曲販売では Spotify や Apple Music などのストリーミング、プロモーションでは YouTube や Twitter などのソーシャルメディアの影響力が強まっていました。アーティストや芸能事務所はさまざまな場所・手段でファンとコミュニケーションしなければならない 問題 が生まれていました。

2018年9月、この問題を解決するためにアーティストのメディアを統合するアーティストポータル『TIGET plus』をリリースしました。TIGET plus はアーティストにかかわるソーシャルメディアやチケット情報などをまとめることができるサービスです。今では1,000組を超えるアーティストのみなさんにご利用いただいています。

成長加速期

2019年、成長はさらに加速しています。

2019年3月には世界初*となる 顔認証チケット 表示の発表、8月にはチケット業界初*となるバンドルカードを運営するカンムとの提携による あと払い を含めた決済手段の拡大と積極的な展開をおこないました。 11月には冒頭でご紹介をしたアーティストグッズを販売・購入できる『TIGET Market』の事前登録も開始しました。*当社調べ

TIGET はすでにチケットサービスではなく、アーティストにかかわる問題を解決し、アーティストの成長を支援するサービス群へと変化しています。

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夢をいただく人々をつなぎ、世界中をワクワクさせる という TIGET が目指す世界を実現するため、これからも未来を創っていきます。

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We are Hiring!! (採用してます)

TIGET では一緒に未来を創っていく仲間を募集しています。
デジタル化で大きな転換点を迎えるアーティスト業界で、アーティストのみなさんが戦うための武器 (つるはし) を創っていきましょう!

詳しくは grabss Carrers をご覧ください。



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