苦境。選手の状態のち密な見極めを。首脳陣今こそ腕の見せ所
2021/8/31 18時 甲子園 試合中 ●5-8(中日)
やはり、甲子園に戻るとか、気分を切り替えてとかで勝ちがくるようなチーム状態ではないですね。いかんともしがたい状態ですね。ここはファンも少し腹をくくって、「しばらく浮上はない。できるだけ首位から離されないようにしのぐしかない」と覚悟しないといけないですね。3ゲーム差くらいまでは離されることを覚悟した方がよいでしょう。3ゲーム差でくらいでしのいで残り30試合になれば御の字。下手をするとあっという間に5ゲーム差くらいは離されそうな感じ。それくらい、いまは投打のバランス悪いです。
しのぐ、勝ちを拾う、すなわち首脳陣による選手のやりくりで、5割で戦うということ。そのためには調子のよい悪い、疲れの有る・無いをタイムリーに見極めて起用することが大事です。その意味で大山選手や佐藤選手をスタメンから外しているのは反対ではありません。確かに状態が悪そうで、打てる雰囲気はありません。調子が戻るまでは今のような使い方かなと。
一方、例えば打者では糸井選手のように、調子があがっている・振れている選手はもっと積極的に起用して欲しい。投手でいうと、及川投手は頑張っていますが、若干疲れが見える。無理に使ったも良い結果が出ないので少し休ませた方がよい。調子のよいピッチャーをうまく出していくことが必要と思います。結果論ではあるが、7回は及川投手ではなく、小川投手の続投か岩貞投手だったかなと。
もう1つは、あまりにも守備を軽視していないか、という点。メンバー構成上、多少は目をつむらないといけないのはわかります。しかし、先制点が非常に大事な時期(反発力はない)ですので、先制点・リードを許すまでは最大限守備重視で臨んだ方が良いように思います。
この日の敗戦も、小さな守備のミスがすべて絡んでます。2回表二死の二塁内野安打で9番まで回してしまったことが次の回に響きました。5失点してしまったのもロハス選手の守備が絡んでいます。ビシエド選手のレフトフライをポテンヒットにした守備をみると、投手的にはつらいだろうと思います。そして、7回の失点もマルテ選手のジャッグルから。今年初めての三塁守備では致し方ない面もある。
なので、ゲームのスタートは守備重視で入り、リードされてから打撃優先の布陣にする、くらいでいけば、投手陣の力からみて5割でしのげるとは思います。具体的にはゲームのスタートは2遊間と外野のうちの2つのポジションはできるだけ守備重視にするなど。糸原選手は大好きな選手ですが、おそらくシーズン当初の故障の影響で守備の状態はいま1つ。試合の入りは糸原選手以外でいって、リードされてから打力重視に切り替える。今の起用は、ちょっと後手後手にならざるを得ない形になっています。こういう時期は守備は最大の攻撃です。
いつの間に、こんなに「勝てる雰囲気のないチーム状態」になったんでしょう。今年の前半は選手が頑張って勝ち星を増やした。ここからは、首脳陣のタクト・やりくりでなんとか勝ちを拾うべく、ち密な見極めをして欲しい。選手に気を使っている場合ではないと思います。
試合がたった今終了。試合後のコメントで真弓さん・高代さんとも、「このままズルズルいきそうな感じがある」とおっしゃってます。とにかく2試合に1つは勝つことを重視して首脳陣は戦ってほしい。
・残り30試合時点で3ゲーム差以内にしておく
・それまでに大山選手・佐藤選手が調子を戻す
それしか「終わった時に1番」になっている姿がイメージできないです。
だいちゃん
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