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満月のような白星とはならず・・

2021/10/20 18時 甲子園 △0-0(東京ヤクルト)

8月の発売時から「10月20日あたりが優勝のXデーか、しびれるような首位攻防戦になる」と読んで購入したライトスタンド。空には綺麗な満月。しかし、無念のスコアレスドロー。スワローズの優勝マジックは「3」に。もちろん最後まであきらめないが、16年ぶりの優勝は更に厳しくなった。

ヤクルト戦2試合で投手陣の失点はゼロ。お見事! なので、なんとか今日1点を取って勝ちに結び付けて欲しかった。ゼロ点では勝てない。

勝ち目があったとすれば、5回の無死一二塁の場面だったか。バントバスターの作戦自体は妥当な選択と思われた。残念だったのは、小野寺選手が打ち上げてしまったこと。投手の投球も力強い球だったとは思うが、なんとか上から叩いて転がして欲しかった。ここで進塁打が打てていれば。。たらればではあるが。

昨日ピタリとはまった島田選手の1番起用。二匹目のドジョウはいなかった。調子のよい左腕投手を攻略することができない、攻略につなげる手立てがない、は今シーズンも課題として残った。今日のような試合を観ると、右打者の野手の層が弱いと痛感する。

あともう1つ、9回無死一塁・近本選手の場面。あくまでも結果論だが、送りバントではなくヒッティングで良かったのではないか。1年間、ファンも首脳陣も最も頼りにしてきた打者が近本選手。ヒッティングに出ていれば、無死一三塁などのチャンス拡大となった可能性が近本選手の打率(.315)くらいはあった。

いまのタイガースのクリーンアップは一死二塁や二死二塁でタイムリーを打つ勝負強さはない。であれば、一気にサヨナラのチャンスを作りにいく手の方がよかったのでは。少なくともライトスタンドは「近本・ヒッティング」の雰囲気だった。結果的に、進塁打を打てなかったとしても、そこには「納得感」が生まれたと思う。

11点の次の日に1点が取れず、「2連勝が必須」の2連戦が1勝1分となった。今日の引き分けと勝ちの差は大きく、↑の優勝ライン計算エクセルの通り、タイガースが残り4戦全勝したとしても、スワローズは残り6試合を3勝3敗で優勝となる。

まずはできることを頑張るしかない。4戦全勝。あとは、カープやジャイアンツの奮闘とスワローズの優勝プレッシャーを期待しよう。

だいちゃん


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