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うーーん、なにかが違うぞ、矢野さん。発想の転換を。

2022/4/13 18時 バンテリンドーム ●0-1(中日)

もはや負けること自体にはショックを受けなくなってしまった感がある。決してよくないことではあるが、敗戦に一憂せず、自軍の弱さを認識し、なぜ弱いのか・負けるのかを冷静にみれるようになってきた。

(一喜一憂ではなく、「一憂」である。負けてばかりだから)

選手側に目を向けると、昨日も今日も敗因は「打てないこと」だが、采配・首脳陣に目を向けると、やはり、どこかちぐはぐ感や一貫性のなさを思わざるを得ない。もちろん結果が悪いからでもあるのだが。

たとえば、昨日の近本選手3番起用。これをしばらくは続けるのかなと思いきや、そうではなかった。糸原選手・糸井選手・木浪選手を起用する少し前のパターンに戻った(決して3選手がダメだということではない)。

負け続けたパターンの打順でもあったので、スタメンを見た瞬間にワクワクしないと同時に、「あ、今日も点入りそうにない」と感じてしまった。

もう1つは、鍛冶屋投手を2イニング目に引っ張ったこと。小川投手の交代タイミングを含めて、そこまでの継投は見事、ようやく攻めの継投をしてはる、と思った。

9回の鍛冶屋投手の人選も結果から見てナイス。調子その他から「いい順番から投入」が鍛冶屋投手だったのだろうと想像する。

問題は、10回だ。鍛冶屋投手自身はおそらく1イニングだと思って9回めいいっぱい投げたはずだ。その場合はいかに3者3振・調子良しであったとしても、引っ張らない方がよい。案の定、10回の彼は9回の彼ではなかった。あわよくば、はかなりの確率であわよくばにならない。

ほら、岡田さんも言っている。

力量からいっても、それぞれの投手、「1イニング、めいいっぱい投げて抑えてくれ」というのが精いっぱいではないか。なので、10回はフレッシュな投手を投入すべきだった。結果は同じく点を取られたかもしれないが、このような微妙な采配のずれ、矢野監督の勝負勘のずれがいくつかの敗戦に繋がっている。今年、特に顕著である。

試合の形はできているのに、これだけ勝てないというのは、単に打てないからという選手側だけの問題ではもはやない。

一度、首脳陣・監督の采配の発想の展開をお願いしたい。決して過去3年を含めた矢野監督の采配を非難しているのではない。こと2022年シーズンにおいては従来の発想では外れ続ける選手の状態・相手との力関係なのである。

思いっきり発想の転換をして欲しい。「打開策が見当たらない」という発言はしてはいけない。見つからないのなら周りに聞く、ファンの声を少しは聞いてみるなど、周囲に答えのヒントを探せばよい。それもできずで本当に「見当たらない」のであれば、「であれば、・・・すべき」となってしまう。

そうならないように、是非そろそろ勝ちを積み重ねて欲しいと心から思うので、矢野さんの発想転換を求めたい。監督もつらいと思うがファンも相当つらい。

だいちゃん

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