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「不思議の勝ち」、いいぞ!伊藤隼太の表情(2018/4/11投稿)

2018/4/10 18時 甲子園 〇4-3(広島)

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」はノムさんの言葉だが、今日の勝利は、「不思議の勝ち」の部類に入る。試合途中まで、「今日は勝てないな・・・」と感じさせた2つのプレーを挙げる。

1つめは、初回の無死一・二塁、打者糸井の場面。大きなライトフライを放つ。しかし、ヒット性ではない。「一死一・三塁でロサリオ」と思ったが、高山はハーフウェイでタッチアップには至らず、一・二塁のまま。三塁に進んでいれば、ロサリオの大飛球で先取点が入ったはずだが、「取り漏れ」の1点となった。

2つめは、5回の守備。一死一・三塁でバッターは打率.467の丸。前の回に梅野の二死からのナイスタイムリーで流れがタイガースにきかけていたので、なんとかゼロで切り抜けたい場面。「強めのセカンドゴロしかゼロはないな」と思っていたところに、まさしくそれが来た。しかし、西岡のセカンド送球が少しそれてしまいゲッツーならず。再び2点差となる。試合の流れとしては「痛い1点」になると思われた。

結果的には、相手のミスに助けられての逆転勝利となったが、長いシーズンを考えると、見過ごしてはいけない「記録に表れないミス」。王者カープの上にいくために求められるプレークォリティーである。

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さて、ヒーローインタビューの伊藤隼太を見て、「武者の顔になっている」と感じたのは私だけだろうか。髭を生やしたからではないと思う。二軍キャンプからのスタート、成長が報じられる周りの野手陣、今年上がり目がなかったら・・・、そういう崖っぷちの中で必死に結果を求めている、、、野性味を感じた。過去の隼太との変化が大きいと感じるだけにグッとくるものがあった。ふと、今は一軍にいない中谷と北條を思い浮かべた。

だいちゃん

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