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矢野さん、今こそ全員野球を!

2021/10/21 18時 甲子園 〇6-1(中日)

2回までの4点と、高橋遥人投手 対 今の中日打線 を考えるとタイガースの勝利は早々と見えた(毎日今の中日とやれたら残り全勝も見えてくるのに、、)。

一方、ヤクルトはなんと本拠地で3点リードからの大逆転負け。この勝ち(タイガース)と負け(スワローズ)で、「ほぼ終戦か?」を意味した昨日20日の引分の意味合いが少し変わってきたか。

「まだ可能性を残した」引分になるかもしれない

一方で、皆さん心配の通り、近本選手が1回で負傷交代した。心配だ。右太ももの張りとのことだが、1日休んだとしても近本選手のキャリアを考えたら明日以降も無理はさせるべきではない。「大事な脚」である。

ならば、今こそ、「挑・超・頂」の全員野球だ。もはや開幕時の3番から6番打者のうち、スタメンにいるのはマルテ選手だけ。そのマルテ選手も大不調といっていい。残り3試合、全部勝つには、レギュラーも実績も年数も関係ない。「今が旬」の選手で戦って、勝利をもぎとるしかない。

矢野監督の最近の起用をみていると、「今が旬」の選手をスタメンで起用しているように見える。坂本捕手・島田選手などの起用だ。一方で、その試合の中では、スタメン選手に「任している」面が強い。なので、試合の中での仕掛けは遅めで、ベンチ全員の選手を使い切らないうちにゲームが終わってしまっている面があると感じる。

残り3試合は、本当に全員で戦おう。

試合の中でもどんどんしかけていって、ベンチ全員で勝ちを取る、でいって欲しい。20日のヤクルト戦でも、結局、佐藤選手・原口選手・山本選手は使いきれなかった。

1月矢野監督

3連勝の最大のハードルは土曜・日曜のカープ2連戦・敵地だ。

いまのカープはおそらくセ・リーグで一番強い。特に打線はすごみがある。タイガース投手陣といえども2・3点は取られる。なので、打線は2試合とも4・5点は取らないといけない。相手は森下投手・玉村投手か。いまの打線の調子だと、普通にやれば4・5点はとれない。ならばの全員野球だ。

この3試合については誰が4番かなどの打順にこだわる必要もない。最も点が入りそうなつながり重視で打線を組んだらどうだろう(妙案はないが)。近本選手休養を前提とすると、例えば、次のようなオーダーはどうだろう?

中野、島田、マルテ、大山、佐藤、糸原、坂本、板山、投手

近本選手に近い出塁率が期待できるのは中野選手しかない。マルテ選手はなぜか3番の方がリズムがよい。佐藤選手には相手が警戒しての四球を含めて期待する。その後に勝負強い糸原選手を配置する。

ゲーム序盤は攻撃よりもまず痛い失点を防ぐべく、守備重視の布陣でいく。

先に点をやると苦しくなる。それまでは耐える、その間になんとか先に点を取る。佐藤選手の起用も、守備を重視してだ。もし劣勢になったら、そこから糸井選手・ロハス選手を投入する。1試合1試合をなんとか勝っていくには、で考えてみた。

投手もどんどんつぎ込む準備を初回からしておこう。

おそらく土曜日は秋山投手、日曜日は伊藤投手が先発だと思うが、前回17日のように秋山投手の調子がいま一つとみれば、2回・3回から投手をつなぐべきである。青柳投手の途中投入もありではないか。

26日の中日戦のことは、土日のカープ戦を勝ってから考えよう。

ガンケル投手・高橋投手も26日に向けては準備しておこう。いまの中日ならそれこそ何人かの投手をしっかりつなげばゼロか1点までに抑え込めるはずだ。

優勝ラインシュミレーションのエクセルも残り試合が少なくなり不要なくらいだが一応添付する。一点補足するならば、ヤクルトに1試合引分があってもマジックは減らない。2試合引分があるとマジックは1つ減る。

同様にタイガースに1試合引分があってもマジックは減らない。タイガースに引分が1つ、ヤクルトに引分が1つあると合わせ技でマジックは1つ減る。

いよいよ、厘差の最終盤だ。今晩はカープを応援しよう!

だいちゃん

似顔絵_円形切取


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