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阪神タイガース・虎の流れTigerStream(プロ野球)

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阪神タイガースを愛するメンバーによる「タイガースを語るコラム」として、2018年シーズンの開幕より開始しています。虎とプロ野球への愛にあふれる読者が少しづつでも増えていくと良いな… もっと読む
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#野球

セパ交流戦、優勝を狙え!

広島戦の延期で少し静かな週末となりました。選手に疲れが出る時期でもあったので、「良い休養」と前向きに捉えます。 さて、明日火曜日からセ・パ交流戦。「なんとか5割でいければ。ここで大きくセ・リーグチームとの差が開くことがないように」が例年交流戦に入るときの気持ちです。 今年もそれは変わりませんが、一方で、明確に交流戦の優勝を狙っていってもよいのでは、そして、狙える、とも思います。戦力面の充実、シーズン全体の流れなどからです。11勝7敗くらいでしょうか! そう思っていると、

絶対優勝するぞ!キャプテン離脱の今こそチーム一丸

2021/5/5 14時 神宮 ▲2-2(東京ヤクルト) 少し残念な引き分けでしたが、ヤクルトの執念で引き分けに持ち込まれたと考えましょう。前日にたくさんホームラン・ヒットが出て調子のよいタイガース打線だからこそ、「いつでも打てる」という感じがあり少し雑になっていた面もあったでしょうか。しかし敵地での2連戦で1勝1分、上々です。 それよりも、大山選手の離脱、今年最初に訪れたチームのピンチですね。しかし今こそ、キャプテンの想いを皆がもって「チーム一丸」です。 録画していた

君が大ヒーローだ!陽川尚将55!!

2021/5/4 14時 神宮 〇11-5(東京ヤクルト) ヒーローはインタビューを受けたプロ初ホームランの中野選手。これも異存なし。勝利を確定づける素晴らしいホームランでした。 ですが、やっぱり今日の大ヒーローには陽川選手を推したい。ヤクルトとの相性が良すぎるせいか、いつでも点が取れるという感じで少し雑な面があった攻撃陣。序盤から3回併殺打を繰り返し、守りのミスをあって2点ビハインド。流れ的には負けパターンです。そこで一気に流れを引き戻したのが陽川選手の同点打でした。

さとうて、うった! 初4番で満塁H

2021/5/2 14時 甲子園 〇7-3(広島) おそれいりました。前の2打席仕留められたチェンジアップをしっかり捉えての逆転満塁弾。しかも、初めて虎の4番に座った記念日。片手で拾ったような打球が逆風のライトスタンド中段までいったのは初めて見ました。やっぱり「もって」ますね。 無観客試合がうらめしいですね。もし観客有りなら、ライトスタンドのファン・子供たちはさぞかし盛り上がったことでしょう。 三塁の守備もよかった。8回の三ゴロの送球は軽く投げて矢の送球。掛布HLTがキ

タイガース、緊急事態宣言(レッド)ではないがイエローか!?

2021/4/23 18時 甲子園 ●1-7(DeNA) まさしく大型連勝のあとの流れの悪さ、でしょうか。勝利を差し上げたような試合となりました。10連敗をストップしてあげる戦いぶり、「タイガースあるある」ですね。 緊急事態宣言とまではいきませんが、ちょっと危険な兆候が表れている「イエロー」状態に入ったように思います。 ●兆候その1先発投手の早い回での降板。今までが良すぎたのですが、逆に急にそろって悪くなることは避けねばなりません。藤浪投手・秋山投手とも次回登板に向けて

強い今こそ丁寧な野球を

2021/4/22 17時45分 東京ドーム ●3-8(讀賣) 東京出張の中、友人とともに今年初の生観戦。ゲートでは事前登録している情報で本人確認と検温・消毒をした上での入場。 座席はもちろん間をあけての配席。かなりゆったりの観戦。満員でないのは寂しい面もあるが観戦環境としては快適。今後は、このような形が定着するのかもしれない。座席の狭い甲子園だと特にその環境差が大きい。 今は従来の座席価格でチケットは売られているが、観客数が少ない分、いずれ1座席の値段を高く設定するこ

納得の連勝ストップ、さすがのジャイアンツ

2021/4/21 17時45分 東京ドーム ●2-3(讀賣) 連勝ストップは残念ですが、さすがは伝統の一戦、さすがはジャイアンツと思わせる一戦。両軍とも中身がありました。6球団のうち両球団が野球の質が頭ひとつ抜けているのが表れていましたね。 G岡本選手の2発(まさしく4番)、G梶谷選手の好捕(中野選手の打球)など好守連発、Gリリーフ陣の堅さ。2年連続の覇者ですから当たり前ですが、やはり最大のライバルはジャイアンツですね。前日の大敗を繰り返さないとの執念。初回の攻防までは

本気の矢野采配、応える選手、虎8連勝

2021/4/20 17:45 東京ドーム 〇10-5(讀賣) 「7連勝’(タイガース)V.S. 6連勝(ジャイアンツ)」、「前回3連戦は2勝1敗も3戦目は完敗」、「西勇輝V.S.サンチェスは前回雨の中でサンチェスが自滅」、「3連戦の頭」など、色んな意味でジャイアンツとの力関係を測る上で大事な一戦と考えてました。 見事な勝利。どこからでも点が取れる打線のつながりを感じさせる試合でした。そして、矢野監督の本気采配がいくつか見えた試合でした。 ・6回頭からの岩貞投手投入:追

つ、強い、強すぎる 15勝4敗

2021/4/18 14時 更新 〇10-7 (東京ヤクルト) リリーフ陣が少しバタバタしましたが、追いつかれるような雰囲気はなく、まずまず完勝。火曜日からのジャイアンツ戦に向けて、良い流れです。 点の取り方がいいですね。ABCテレビの解説で関本賢太郎さんも言ってましたが、「犠牲フライでまずしっかり先制する」「そのあとに、一気に中押し的に加点のタイムリーや一発がでる」、強いチームの流れです。 大山選手、ホームランはまだ少ないですが、フォア・ザ・チーム(For the T

スター復活だ!藤浪晋太郎!!

2021/4/16 18時 甲子園 〇2-0(東京ヤクルト) -藤浪投手1450日ぶり甲子園白星、打っては「どんびき」引き決勝2ラン- 少しホロリとくるヒーローインタビューでした。自ら試合を決めるホームランを放ち、超久しぶりの甲子園での勝ち星。でも投球内容は二重丸ではなかった。だけどすべてのタイガースファンが待ち望んだ甲子園でのお立ち台。さて、どんな感じ出てきてくれるのか? それはガラリと変わった、でもこれが藤浪投手の「素」だったんだを気づかせてくれるインタビュー。ギャグ

タイガース・5チームひと回り総括(ロケットスタート11勝4敗)

5チームひと回り15試合を11勝4敗。「静かなスタートでよい」と言っていたのに見事なロケットスタート。今日から2回り目に入る前に15試合を総括! 1.ロケットスタートの基本要因 これは先発投手陣の安定に尽きるかなと。15試合すべてで先発投手が5イニング以上を投げ、ほとんどが2点以内の失点(相応に守備のミスがある中で)。この安定感がある限り、大きな連敗をしそうな感じはしない。 ここでのMVPは6投手全部と言いたいが、あえて1人と言われたら青柳投手。抜群の安定感と風格を示し

15勝投手の風格・青柳投手

2021/4/10 14時 横浜 〇4-0(DeNA) 勝ち方も強くなってきましたね。点が取れない日は投手がしっかり踏ん張り、最後は主軸の一発でダメを押す。強いなと感じました。 その中で光っていたのは青柳投手の好投。3ボールになっても全く動じず、満塁になっても押し出しなどの心配は無し。入団当時の青柳投手からは想像できないくらいのコントロールです。まさしく「ピッティングをしている」感じ。先発陣6投手の中でも1番の安定感ではないでしょうか。雰囲気は15勝投手の風格ですね。今シ

成就・藤浪白星!びっくらこいた佐藤の一発!

2021/4/9 17時45分 横浜 〇9-2(DeNA) 藤浪投手おめでとう!ファンも待ちに待った先発白星です。開幕から数えて3試合目。昨日が序盤の投球内容的には一番しんどかったように思いますが、そういうときに勝ち星が付く、これも野球ですね。これから突き抜けてどんどん勝ち星積み上げていきましょう☆☆☆ 今年の藤浪投手は、満塁などのピンチを迎えても落ち着いてクリアできている、そこが大きいですね。昨日は梅野捕手の声掛けも絶妙に効いていたように思います。 これで先発投手6人

まあ良しとしよう。さすがはジャイアンツ。

2021/4/8 18時 甲子園 ●0-3(讀賣) 互いのチーム状況からあわよくば3タテをと思いましたが、さすがはジャイアンツ。甘くはなかったですね。このあたりが「シーズン巧者」たるところ。キャッチャーのリードが甘いとみるや、すかさず炭谷捕手を起用し、かつ結果を出すあたり、原監督のマネジメント力のすごさです。 そういうジャイアンツだからこそ2連覇されているのですし、そういうジャイアンツは簡単には倒せないということで、最初の3連戦を2勝1敗、よしとしましょう。次々週の火水木