【旅日記】ヨハネスブルグ空港からホテルまで編
書ききれないほどの出来事に遭遇しましたので書ききりません
入国審査をサラッと終えました。
ほかの人たちはめちゃくちゃ時間かかってたのに、私は「5days」って言っただけで即パスでした。なぜ。
いざ、南アフリカの旅のはじまりです。
空港にお迎えが来てるはずだったのに、見つからなくてうろうろしてたら、
「何かお困りですかー」
黄色いベストを着て空港職員のIDを首からぶら下げた人が近づいてきました。
「迎えがあると聞いたのですが見つからなくて」
「どこのホテル?」
「ここです」
「あぁそれなら俺が案内してやるよ」
さぁ、ここからは『ついていったらこうなった』ストーリーのはじまりです。
てっきり、送迎バス的なのの停留所に連れていってくれるのかと思ったら、おじさんの車に案内されました。
「おっきい荷物は後部座席乗せてね」
助手席に座りました。
車が走り出しました。
道路の感じはカリフォルニアに似ていました。
左側通行の右ハンドルです。
たわいもない話をしました。
南アフリカ来るのはじめて?名前何?今は秋だけど、もう2週間もしたら冬になるんだよ、今朝も雨だったし。
「500ランドね」
「???」
「料金は500ランドだよ」
空港で両替するのを忘れたことに気がつきました。
そして、これはあらかじめ頼んでいた送迎ではない、ということを確信しました。なぜなら送迎のためのお金は既に払っていたからです。
つべこべ抵抗せず、言うことを聞くことにしました。
「おっけー、でも、空港で両替しわすれたんだよね」
これは大問題です。
なぜなら、円を南アフリカの通貨(ランド)に両替してくれるところなんて、空港以外になかなか見つからないからです。円はマイノリティです。
「ATMで引き出しなよ」
「カード持ってない」
思わず嘘をつきました。はじめて海外のATMでお金を引き出すのが南アフリカでしかも1人なんて、怖すぎたからです。そうです。私はチキンです。
「ドルは?」
「持ってる」
「何ドル?」
「100ドル」
思わず嘘をつきました。もう少し持ってました。チキンです。
「じゃあブラックマーケットに寄るからそこで両替して」
立ち寄ったブラックマーケット。
慌ててシャッター切ったから指が入ってる。
この指が緊張感を物語る。
100ドルが1300ランドになりました。ララランド。
この両替が妥当なのか騙されてるのか全くわからずとりあえず500ランドは払えるな、とか真面目に考えてました。いらない真面目さ。
助手席からの風景。
ヨハネスブルグは普通に街です。
車は日本製だけでなく、さまざまでした。
目的のホテルに無事着きました。
「550ランドね」
言ってたことと違う。
「もしよかったらチップもちょうだいね」
怖いので600ランド支払いました。
50ランドもチップをゲットして上機嫌になったおじさんとふたりで記念写真を一応とりました。
この経験から私は2つのことを学びました。
・近づいてくる人をすぐに信用しちゃいけない
・断る技術を覚える必要がある
旅は始まったばかりです。
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