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全てはベストのために・・・

子どもの頃から鉄道が好きだった。
とりわけ、電気機関車が牽引する大迫力の貨物列車を見るのが大好きだった。
幼少期、いつも父に列車が見れる場所に連れていけとせがんでいた。

44歳になる今、まさか自分が機関車の気持ちになるとは思わなかった。

強制的に人生のレールの分岐点、ポイントが切り替わる。ガチャンと音を立てて、進む路が明確になる。
信号は青である。

幼少期に憧れた遊園地「ナガシマスパーランド」のコークスクリューを遥かにしのぐ、
まるでジェットコースターのように四方八方に振り回されたこの半年・・・

Jimi Hendrixが呟いたように、
儚くも砂のお城は海の藻屑へと消えていく・・・

救いは戦友からの「全てはベストに向かっている」と。
感情が追いつかないほどの「必要必然」を全身全霊で味わいつくす。

マイナスをプラスに、エネルギーを転換するスキルを微生物達から学んだこの15年間・・・

一昔前だったら、立って歩くこともままならないだろう、このダメージ。
しかし、今は充分に鍛えられた。

幼少期の朧げな記憶を辿る・・・1981年4月23日蔵前国技館、初代タイガーマスクデビュー戦。相手は後の好宿敵となるダイナマイト・キッド。

そして、1983年6月12日 メキシコシティ・エル・トレオ・デ・クアトロ・カミノス でのWWFジュニア・ヘビー級王座決定戦 タイガーマスクVSフィッシュマンの一戦・・・

https://youtu.be/N0D8CkWsryE

試合終盤、あわや仕掛けられたブレーンバスターを空中でヒラリと反転し、必殺ジャーマン・スープレックス。

見事ピンフォール勝ちをした黄金の虎の如く、その気力、エネルギー、蝋燭の炎はたしかに自分にも残っている。

メキシコでの修行に憧れた幼少期

幸運にも先日、東京でご縁をいただいたご婦人から「淡々粛々と行動するのみよ」と。その方の旦那さんはなんと日本人初の宇宙飛行士。壮大なスケールでの励ましをいただいた。

天井に天の川が開けた・・・

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