黒字転換からの攻勢を狙う

メルカリが息を吹き返しました。どうしたのかなと思って調べたら久しぶりに黒字転換を予想しているんですね。

株というのは、赤字から黒字に転換するタイミングで大きく上昇することが多いです。

メルカリのような成長企業の場合は上昇の割合がさらに大きくなります。

こちらは四季報の数字になります。20.6から21.6までの間に黒字転換していますね。20年6月の決算の結果は8月に公表されます。

だいたい決算が公表される前から黒字の見通しが出てきます。3月から4月くらいには、「20年6月の決算は赤字になるけど21年の6月には黒字になるよ!」という見通しが出ていたはずです。

それまでのチャートを週足で見てみましょう。

黒字転換するという情報を手に入れて2000円くらいで買っておけば5000円から6000円くらいになっていました。

こういう情報は公開されています。インサイダー情報に一切頼らずにオープンな情報だけで勝負をしても、こんなふうにいくらでも勝機はあります。

22年の6月は赤字に転落しています。日本の株式市場ではメルカリのような優良な成長企業でも、赤字に転落すると掌を返したように叩き売られてしまいます。

日本では成長性なんて一切無視されて徹底的に叩き売られるので、日本株では長期で保有するバイ・アンド・ホールド戦略のパフォーマンスは極端に悪くなってしまいます。

赤字に転落するという情報も赤字に転落するタイミングで四季報に書いてあったはずです。四季報よりも適時開示の方が早かったりもします。四季報と適時開示をまめにチェックしていれば黒字転換した時に大きなリターンを得て、赤字に転落した時に逃げることができていました。

これから世界経済が減速して株価も下がりますが、メルカリは黒字転換をしているので下がるたびに何度でもリバウンドを狙うことができます。

メルカリだけで年利100%を達成するのはそんなに難しくないです。それぞれの銘柄にはクセがあって、過去の日足のチャートを見れば大体の傾向をつかむことができますが、日本の証券会社が出しているクソみたいなツールでは過去の日足を見ることができません。

今回は黒字転換とは言っても会社の予想は小幅な黒字にとどまっていますが、実際に出てきた第1四半期の数字を見ると大幅な増益になっています。これはかなり期待できそうです。

第1四半期が好調だった理由は適時開示を見れば書いてありますが、情報量がとても多いです。もちろん、何らかの一時的な理由で第1四半期だけが好調だった可能性もあるので疑いながら読む必要がありますが、この水準で利益が積み上がっていくとなると空売りの踏み上げを誘いながら大きく上昇することになります。

適時開示は僕もまだ読んでいませんが、通期でこれくらいの業績を維持できるのであればコロナ禍から回復するアパレルや旅行関連よりもはるかに大きくなります。

適時開示を読んで理解するのはそんなに難しくないと思うんですけどね。

有料で記事を買ってくれる人がいれば、メルカリに関する情報を更新してきます。たまたま何かしらの理由で第1四半期だけが好調だった可能性もあります。その場合は返金申請をしてください。

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