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知財管理システムのあるべき姿とは?

知財管理システムに求められるのは、何か?
知財管理システムのあるべき姿とは、何か?

私は、如何に入力作業を省くかが鍵だと思います。

これについて、
株式会社ミガリオのHPに書かれている内容をご紹介します。

株式会社ミガリオは、2017年6月に設立された、知財管理システム開発会社です。

株式会社ミガリオのサイトからみた知財管理システムのあるべき姿は、
以下のようなものです。

・現状の入力作業を必要最小限に減らせること
・データを容易に可視化すること
・管理する人が使えるだけではなく、戦略的にデータを管理し、再利用できるようにすること

この会社の社長とは、
彼が前職で別の知財管理システムを開発された時から付き合いがあり、
この会社の設立当初も、一回会って、朝から晩まで熱く語り合った記憶があります。

それが既に3年前ですけど。
私は、この会社が言っていることに100%同感します。

我々EcoIPも、実は、入力作業を如何に省くかについて、ずっと工夫しているし、そのために今まで頑張って参りました。

その入力作業を省くために、特許出願ソフトとの高度な連携、特許出願ソフトからのデータ吸い上げ機能を充実させました。

これについては、下記の記事で取り上げました。

EcoIPにおけるJPO自動取込機能のご紹介です。

このように、EcoIPでは、入力作業を省くために、特許出願ソフトとシームレスに繋げました。

また、それに加え、特許検索システムとも繋がげるために工夫して来ました。

例えば、J-platpatや、有料の特許検索システムに直結させることで、特許庁から何らかのデータ更新があった場合、特許庁データと自動的に管理システムに持って来ることで、入力作業を省くことができます。

例えば、
特許出願して1年半後に公開されたら、公開番号と公開日を自動的に取ってくること等がこちらの機能に当たります。

特許庁で無料で提供するJ-platpatは、APIとか提供しないので、APIで自動的に更新データを引っ張って来たいのであれば、有料の特許検索システム開発業者と組んで、そっちからデータを引っ張ってくることをオススメします。

EcoIPは、一応特許庁データから自動的にデータを引っ張ってくるために、何年前に特許庁から生の特許データをもらいましたが、その整理が大変だったため、自前でデータ整理するのは諦めて、特許検索システム開発業者と組んで、そっちからAPIでデータを供給してもらうようにしています。

この度の提携では、Patentfieldがもつ知財情報に関するビッグデータを知財総合管理システムEcoIPとデータ連携させる機能の開発を開始するとともに、LTASSがもつ中国・台湾・韓国における知財専門知識・ネットワークを活用し、Patentfieldの中国・アジア圏向けの機能開発、事業展開を推進させます。

このように、
EcoIPとしては、Patentfieldさんと組んで、更新データをAPIで提供してもらっています。
知財管理システムとしては、データ吸い取り部分での自動化レベルを上げることで、入力ミスを減らし、事務効率を上げています。

以上

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