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30.スラムダンク創作山王でわちゃわちゃする話(深津一成、南烈、三井寿)

主人公佐藤アキちゃん、山王工高出身、大手雑誌編集部で働いている。


沢北:アキの幼なじみ 山王工高出身 アメリカ在住


深津:東京のプロチーム所属 沢北の先輩 山王工高出身 

南:大阪のプロチーム所属 豊玉高校出身
岸本: 大阪のプロチーム所属 豊玉高校出身

リョーコ:深津の幼馴染 東京プロチームのマネージャー
三井: 東京のプロチーム所属リョーコの彼氏


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※成人指定※

※直接的な表現ありなので、苦手な人はご遠慮ください


完全自己満、結構大人な内容ですので苦手な方はご遠慮ください。あまりバスケに触れず健全な男女として書いてます。誤字脱字あり。すみません。前回の続きです。


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バスケットプロチームのチャンピオンシップが始まった。
勝歴がよかった東京、大阪のプロチームの出場が決まったので2チームに密着することができる。
編集部は今日、それぞれ会場に向かう。

水原さんは前乗りしてるそうで、1人で会場へ新幹線で向かう。

昨日は横浜で大阪チームの試合があって、
そこでも取材をしていたので全然眠れてない。

確か大阪チームもこの新幹線で会場に向かうはず。

そう気づいた時、聞き覚えのある声が後ろからした。

「佐藤ちゃんおはよー。」
「わっ。」
南さんと岸本さんだ。
南さんが私に肩を回して驚かせる。

「新幹線、席近いんと違う?」
そう言って、私が持っていたチケットを見る。

「向かい側の隣の隣かぁ。」
そう言って自分の新幹線の券と私の券を見比べる。

「南!セクハラになるから!」
相変わらず、スタッフに怒られる南さん。
「大丈夫ですよ…」と困って笑う。

「なんや、また元気ないの。」
南さんが私の顔を覗き込んでいった。

「いや、朝なんで。」近いなーと思いながら
顔を隠す。

東京から来る新幹線がそろそろ到着する。
岸本さんはだるそうにホームを見ていた。

清掃が終わって新幹線に乗るまで、南さんと雑談する。
扉が開いたので、私が先頭で新幹線に乗り込み、自分の座席番号を探す。
2列シートが後ろの席と向かいあえるようになっていて、一瞬通り過ぎそうになる。

「あ、ここだ。」
後ろから来ていた南さんに目配せすると、南さんが
「あ。」と指を指す。

「怖坊主やん。」
その声を聞いて指を指した先を見ると、窓際に座っている
深くキャップをかぶって、トレーニングウェアを着ている男性と目が合う。

けだるそうなその人は
南さんを見た後に、私を見て目を丸くする。
深津先輩だった。
思わず手汗をかいた。

何度か番号を確認したけど、深津先輩の隣だった。
そうか。東京チームは東京からくるから新横浜駅を通るのか。と気づいた。

後ろがつかえるので、「失礼します。」と言って席に座った。
向かい合うシートの向かい側を見ると、三井選手とリョーコさんがいる。
2人ともきょとんとして見ていた。
リョーコさんもいるのか…。
ときまづくて消えなくなる。

南さんはしばらく私を見た後に向い側の2席後に岸本さんと座る。

「トーナメントであたるとええな。」
そう深津先輩に聞こえるように言った。

リョーコさんが私と深津先輩を交互に見つめて、何か話題を探しているように見えた。
三井選手が私を見て、今気づいたかのように目を見開く。

「あ!南とUSJでデートしてたやつか?」
それを聞いて思いっきりリョーコさんが肘をいれた。

なんとなく深津先輩の方を見れない。

「あ…あれはデートじゃないです。」
そう言って苦笑いする。

「今日から取材ですか?」リョーコさんが話題を変えるように笑顔で話をふる。

「あっ。そうなんです。」
正直憎らしいと思うリョーコさんも、こうやって面と向かうと、可愛いし気さくだし…。
非の打ち所がなくて、そう思ってしまう自分に嫌気がさす。

病院で別れて以来だから、深津先輩の方を見れない。

き、きまづい。
きまづい時間が流れる。
深津先輩の体大きくて、膝が当たりそうになる。

後ろ側から
「佐藤ちゃんちょっときてやー」
南さんが座席から立って後ろを向いて話しかけてきた。
南さん、声大きいし、ここ新幹線だから!
と思いながら振り向いて立ち上がろうとする。

誰かに肩を掴まれた。
横を向くと深津先輩だと気づく。
窓にもたれながら、何も言わずに私の肩を掴んで座らせる。

その様子を三井選手とリョーコさんが驚いて見ていた。
リョーコさんが目を逸らすけど、三井さんはきょとんとして私と深津先輩を交互にみる。

「…どうしたの?」
私が深津先輩の顔を見て、小さい声で聞く。
「いや…別に。」
そう言って窓の方を見ながら頬杖をつく深津先輩。
少し間があって、思い立ったように私を見て言った。
「病院…あの時ありがと。」

「…うん。」
なんて言っていいかわからずに、そう答える。

リョーコさんが目の前にいるのもあって頭の中がぐるぐる回った。
リョーコさんは三井さんと話し込んでいて、
こちらを見てない。

なんか深津先輩の事を考えたらちゃんと取材できなそうだ…。
そう思って、バックから工程表と取材内容をまとめた紙を見る。

鳴るな鳴るな。そう言い聞かせるけど、心臓が鳴る。


「あれ?」はっとして起きる。
寝てしまっていたことに気づく。
全然寝てないから、文字を見ていたら寝落ちしてしまった…。
「ごめん、なさい。」
謝ったのは、深津先輩の肩に寄りかかって寝てしまっていたから。
「いいぴょん。」深津先輩が携帯をいじりながら目線を合わせずに言う。

大丈夫なのかな…?とリョーコさんの方を気にする。
リョーコさんと三井さんが私から目を逸らす。
やっぱり気まづいことしてるよね…。
気をつけよう。と髪の毛を直しながら思う。

新幹線が目的地に着いたので、私はバックを手に抱えて、降りる準備をする。
少し呼吸を置いて、深津先輩を見る。

「じゃあ、アリーナで。」
そう言って、やっぱり直視できなくて目を逸らした。
「うん…。」
深津先輩も目を逸らしながら言った。
足早に開くドアの前に歩いて行った。


南がトイレに立った時、ふいにアキの席を見る。
そこには、
深津の肩にもたれかかって寝てるアキちゃんがいた。

今この時間を邪魔した奴は殺す。
という目で深津が睨むので、そのまま通り過ぎる。

三井もリョーコも何も言えずに2人の様子を見ていた。

「あいつらも、たいがいやでほんまに。」
南がそう呟きながらデッキを移動した。




深津先輩と話しちゃった。
ちょっと痩せてたな。そう思って心がざわつく。
まさか新幹線隣の席なんて…。

もう考えないって決めたのに。

なのに
スポットライトを浴びて、深津先輩が名前を呼ばれる。

私はそれをベンチ席に近い観客席から見ていた。
今も昔も、こんなに人がいるのに深津先輩を目で追ってしまう。

人の視線なんてまるで気にして無いように
コートの中を走る深津先輩。

初めて山王工高の体育館で深津先輩を見てから、ずっとそう。
バスケに興味があったから、通りかかった時見ていたのは本当だけど、たくさんの部員の中の深津先輩に見惚れてた。

なぜかは説明できない。




今日のトーナメントが終わり、水原さんと振り返りを行う。
てんてこ舞いすぎて、悩む気持ちも置いていくくらい。
この忙しさが今は嬉しかった。

「佐藤さん、今日の宿泊先なんだけど」
水原さんがしてやったり。という顔で私を見る。
「東京のプロチーム広報担当の人が、いつものお礼にって温泉旅館とってくれたのよ!」
「は、はぁ。」
水原さん、いつの間につながり作ってるんだろぅ。さすがだなぁと思いながら、疑問が湧く。
「私たちだけですか?」
「んーん。東京チームと大阪チームと一緒よ。」
「え。」
確かにこの会場の近くで、いいところと言えば有名な温泉旅館があるけどそこに集まるなんて…。

はしゃぐ水原さんを横目に私休めるのかな…?と疑問に思った。



「佐藤ちゃん。」
南さんと岸本さんと夕飯のビュッフェ会場で遭遇する。
声をかけられたので手を上げた。
なんだかジロジロ見られている気がするので
「…どうしました?」と不安になって声をかける。
「いや…浴衣ええやん。」
え?と思わず旅館の浴衣を見て、顔を赤くする。

「南、カニ食いまくろうや。」
岸本さんがそのやりとりを無視して燃えていた。
正直、カニは好きなので2人にくっついてカニを探しだす。

南さん達と一緒にテーブルに座る。
深津先輩達に会わなくてよかった…。内心ハラハラしていた。
「水原さん、どこに行っちゃったんだろう。」
たくさんのカニを持ちながら
水原さんを探すけど見つけられない。
「佐藤ちゃん、全然身食えてないやんけ。かしてみ。」
そう言われて、隣に座っている南さんを見る。
私の蟹をむいてくれる南さん。
「えー、上手。私カニあんまり食べたことなくて。」
カニも美味しい。
笑みが溢れる。今日の疲れが紛れて楽しくなった。



「一成…。もう話しかけたら?」

リョーコが呆れて深津にカニを持ちながら言う。
隣にいる三井は、ありったけの肉を持ってきてて頬張っていた。

「…ん?」
深津が何の事?というふうにリョーコを見るので
リョーコが斜め後ろの通路の反対側のテーブルを指差す。
そこには、南と岸本、アキが楽しそうにカニを食べていた。

「怖い顔でずっと見過ぎ。」

三井が後ろを振り向くと、南がアキと楽しそうに笑っていた。

「あ?オメー南となんかあったのか?」
三井があっけらかんと聞く。
「…なんでもないぴょん。」
深津がリョーコに気づかれるほど見ていた事に気づいてなかったのか、視線を逸らす。

あの子が笑ってればそれでいい。なんて
言ったけど、気持ちと裏腹に内心が全然穏やかじゃない。
目の前で南と楽しそうにしてるアキちゃんを見て
気になって気になって仕方がない。

もう会えないと思ってたのに…
新幹線も一緒で、泊まるところも一緒なんて。

アキちゃんの左手には指輪ははめられてなかった。
新幹線でそれを確認した時、心の底から嬉しかった。
きっと、アキちゃんは俺を避けてる。
リョーコとのことを誤解してる。
あれから電話がかかってくる事はなかったし

正直あまり覚えてないけど
病院でも自分が酷い態度をとったんだと思う。
むしゃくしゃしてしょうがない。



部屋の中で何も無い天井を見上げる。
ふぅ。と一息つきながら
ベットから起き上がって、
「露天風呂でも入ろうかなぁ。」と部屋を出る。

私の部屋はこじんまりした洋室だったけど
多分選手の人たちはお風呂に近い和室の部屋なんだろう。とお風呂の近くに並ぶ雰囲気がよさそうな和室の扉を横目に歩く。

途端に、扉が勢いよく開いた。
「わっ。」
着ている浴衣がはだけた南さんだった。
部屋で盛り上がってるらしく、男の人たちの声が聞こえる。
少しきょとんとした後、嬉しそうに笑う南さん
「佐藤ちゃん発見や。」
「あー、どうも。お風呂行こうと思って。」
「ちょっと話さへん?」
と腕を掴まれた。
部屋の中に招かれる。

その時、後ろからもう片方の手を掴まれた。
振り向くと、虚な目をした深津先輩が南さんを見ていた。
南さんが少し驚いた顔をする。

「アキちゃん。水原さん呼んでたぴょん。」
南さんを見た後、私を見て言う。
「え?水原さんが?」
そう言った後、私の手を引いて反対側へ歩き出した。

南さんがポカンとしてそれを見送る。
「あいつも、わかりやすい奴やな。」

しばらく何も言わずに手を引かれて緊張する。
深津先輩が、和室の扉を開けて私を通した。
目の前には8畳位のお座敷兼寝室に内縁を備えた和室が広がっていた。
内縁には扉がついていて、夜なのもあってそこから見れる自然の景色がとてもよかった。

「…深津先輩?」
状況が飲み込めず、顔を見上げる。
深津先輩が私を見下ろして、顔を見つめる。
「あー、」
深津先輩が言葉を探しているように見えた。
「ごめん…嘘ついた」
顔を逸らしてすごい小さな声で言う。

「嫌だったぴょん。」
「…え?」

予想外の言葉になんて言っていいかわからなくなる。
まさかまた、2人きりになるなんて。
途端に電気が消えたままの部屋で緊張する。

「見せたいのあるぴょん」
深津先輩が思い出したように、私を手招きする。

内縁まで足を進めると、外を眺める川が見えた。
深津先輩は後ろ手に扉を閉めて、外を指差す。
「あ、ホタル」
私が声を出す。少しはしゃいだ私を見て安心したように深津先輩が優しく言う。
「…地元思い出すぴょん。」
一緒に帰った道を思い出す。

「東京じゃ見れないもんなぁ。」
綺麗でため息をついた。
「これ、ずっと見てたぴょん。風呂でも行こうかなって思ったらアキちゃん見つけて…。」
そこまで言った後、私の顔を見て恥ずかしそうに
深津先輩が胡座をかいてしゃがむ。
私もしゃがんで窓に手をついて、しばらく景色を眺めた。
見惚れていると、視線に気づいて振り向く。

「アキちゃん…浴衣可愛いぴょん。」
深津先輩が顔に肘をついて、なんとも言えない表情をする。そう言った後頭をくしゃっとして触っていた。

高校の夏祭りを思い出す。

私たちあの日、きっと同じ気持ちだったよね。
大人になっても同じ目をして同じことを言う深津先輩。
あの時は口パクだったけど。

意地になって、深津先輩の不在着信も見て見ぬふりした。
後先も考えずにがむしゃらだった高校生の私はもういない。

でも、こうやって再会して私たち同じ事を繰り返してる。
会えなくなってもこうやって見つめ合ってる。
深津先輩の黒目が揺れていた。
目が逸らせなくなる。

「アキちゃん」
深津先輩が名前を呼んだ。
その時和室の入り口が慌ただしくなる。
驚いて内縁についている小窓を2人で振り向いた。

電気がついてない部屋の中を目を凝らすと
三井選手?が、ショートカットの女性とキスしながら部屋に入ってきた。
思わずギョッとする。
女性は後ろ姿だけど、多分リョーコさんだ。

キスしながらリョーコさんの浴衣を脱がして
荒々しく布団に押し倒す。

今気づいたけど部屋の布団は3つで
ここは深津先輩とリョーコさん達の部屋なんだと気づく。

声をならない声を抑えて、深津先輩を見る。

深津先輩…ショックうけてない?
リョーコさん、浮気してるって事だよね?と
ハラハラしていると深津先輩が思いっきり内縁の扉を開けた。

「うわっ。」三井選手達が寝たまま声を上げる。リョーコさんが三井選手の首に手を回しながら驚いた顔をしていた。

私は腰が抜けていた。
「時間つぶしてくるぴょん。」
そう言って私の手を引いて2人の横を通り過ぎる。

和室の扉を閉めて、深津先輩が私の顔を見る。
私があまりにも動揺していたのか
深津先輩が堪えきれずに吹き出した。
口を手で抑える。
その姿が珍しくて、呆気に取られるけど
深津先輩、あれ見て平気なの?と心配する。

珍しく笑う深津先輩が「あいつらバカぴょん。」と私の手を引いて歩き出した。
しばらく人気がいないところまで歩いてきた時、
あー。と考え込んで私の顔を覗き込む。

「アキちゃん、この事秘密にしてほしいぴょん。」
そう言ってちょっと真面目そうな顔をしたので
「へ?」と状況が飲み込めない。

「あ、ほら……三井とリョーコ付き合ってるぴょん。」
「えええー?!?!」
旅館に轟きそうな大きな声で叫んでしまった。

思わず頭を抱える。
ちょっと待って。どう言う事?
「でも…」
私がそう呟いて深津先輩を見上げる。
思わず握られた手を強く握り返す。

「深津先輩とリョーコさん、ホテル行ってた…」
目を逸らして言葉を絞り出す。
その言葉を聞いて、やっぱり見てたんだ。と言う顔をしてため息をつく深津先輩。

「…三井とリョーコをホテルに迎えに行ったら、リョーコといる所だけ撮られたぴょん。」
深津先輩が淡々と説明する。

思わず顔をあげて深津先輩を見る。
私、勘違いしてたって事…?
びっくりしすぎて心臓が痛くなる。
私…一方的に避けてたんだ。

「…アキちゃんの部屋で話さない?」
私が動揺してるので周りを見て、深津先輩が言った。
何も言わず頷いた。
私の何も無い洋室に、深津先輩を通す。

小さなテーブルに取材のための資料と走り書きのメモが散らばる。
「あ。」恥ずかしくて隠そうとする。
深津先輩が近づいて、ある紙を手にとる。

「一気に加速して振り切る。」
静止する手が間に合わず。深津先輩が読み始める。

「相手選手が反応するも間に合わない。左手から放たれたフローターショットはリング中央を射抜いた。勝利を大きく引き寄せるポイントガードの一発…」
誰かに声に出された事が恥ずかしくて
顔が赤くなる。

紙をぺらっと私の方に向けた。
「これ…今日の俺のプレー?」
急いで深津先輩から紙を奪い取る。

その後恐る恐る深津先輩の顔を見る。
顔を真っ赤にした深津先輩がいた。
口を手で抑えて、私の視線に気づいて顔を逸らす。

「…アキちゃんがこんなに見てくれてると思ってなかったぴょん。」

そんな反応ずるいよ。そう思って目が離せなくなる。

どうしようもなく深津先輩を意識してしまう時間が流れる。
浴衣姿をまじまじと見て、ドキドキする。

「アキちゃん、来て。」
深津先輩が私を呼ぶ。部屋のベットに私が座ってバツが悪そうに深津先輩を見る。
立ったままの深津先輩がいたたまれない顔をする。
「…リョーコとの事、嫌だったぴょん?」
なんて答えるか迷う。
でも、何も嘘をつけない。
「…うん」
そう絞り出した。

「ごめんね」

弱気な深津先輩が不器用に
たくさん話しかけてくる様子が
珍しくて愛しくなる。

思わず目を見て頷いた。
深津先輩がベットの下にしゃがんで私の顔を見上げる。
「アキちゃんに、ずっと会いたかった…」
そんな事言われると思ってなくて
ただ見つめる事しかできない。

「深津先輩、相談があるんだけど…」
高校生のある日を思い出す。
「私、沢北にプロポーズされたの…。」
明らかに動揺する深津先輩を見て言葉を続ける。

「深津先輩は、どうして欲しい…?」
少し泣きそうになるのを抑えた。

昔深津先輩に聞かれた事を、同じように私も聞く。

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