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今後、小説家、イラストレーターは食べていけるのか(1/2)

挨拶

前回の記事で忘れてしまったので少し遅れてしまいましたが、ここで失礼します。

あけましておめでとうございます。

ぜひ、今年も「たいあっぷ」をよろしくお願いします。

また、現在開催中のキャラクタ―コンテストも、ぜひお願いします。

https://pages.tieupnovels.com/contest/charactor2021

また、ダッシュボードを見て、意外と多くの人に見て頂いているようでとても嬉しいです。

今年も皆様が「たいあっぷ」が目指していることをより理解できるような記事を目指していきます。

たいあっぷともども、此方でも、今後ともよろしくお願いします。

今回もお金の話です。

お金というか収益の話です。

…なんだか最近お金の話ばかりやっている気がします。

ただ、たいあっぷが目指す世界は「日本のクリエイターが作品を作り続けることができる世界」です。

だから、必然的に、作品継続に必要なお金や収益の話が多くなってしまいがちになります。

今年はこういった現実的な話だけでなく、雑多な情報や理想主義的なお話も出来ればと思います。

皆様も、取り扱ってほしい話題などありましたらぜひ、コメント等頂ければと思います。

ともあれ、今回は収益の話。

以前お話しした内容から一歩踏み込みます。

クリエイターをもっと具体的にした「小説家」「イラストレーター」の話です。

https://note.com/tieupnovels/n/necaa06d3f488

今回の記事を読んでいただければ

「たいあっぷ」が作りたい「小説家」「イラストレーター」の稼ぎ方について理解できます。

長いので前後半に跨ぎますが、何卒、お付き合いください。

現状について

いつも通り現状の整理から始めます。

現在、小説家とイラストレーターの平均年収は以下の通りです。

小説家:150万円~300万円
参照元:https://tenshoku-plus.com/shosetsuka-nenshu/

イラストレーター:352万円
参照元:https://itpropartners.com/blog/13307/

もちろん、この数字はあくまで平均です。

両方とも、収入格差のとても大きい業界のため、この収益を得れている人はとても少ないです。

1,000万円を超える収入を得ることができている方もいますが

大多数は兼業、あるいは、趣味の領域で活動しています。

では、この数字を踏まえ、もう少し詳細に収入を分解していこうと思います。

現在の小説家の収入詳細

現状の小説家の収益を分解すると以下になります。

原稿料

現代の小説家ではあまりありませんが「原稿料1枚当たり○○円」といった形式で収入を得ることができます。

大御所と呼ばれる人であれば、よりその額は上がっていきます。

しかし、現代では多くの場合は下の印税収入になります。

印税

「一部あたり○%」といった形式で収入を得ることができる仕組みです。

売上冊数か、発行部数の時点で収入になる場合も多く「重版決定」となった時点で収入が確定する場合もあります。

ライトノベル形式の作品ですと連載になり、作品自体にファンが付くため、作品の売り上げは安定します。

しかし、先が見える作品と見えない作品が顕著になるので、出版社の判断次第では連載作品を出すことができなくなります。

その時点で収入はなくなります。

・メディアミックス印税

ライトノベルのコミカライズなどで多く見られる収益構造です。

メディアミックスによって、小説とは異なる媒体(コミックなど)に作品が返還された際、

その売り上げの収益の数パーセントを得ることができる収益です。

↓メディアミックスについて

https://note.com/tieupnovels/n/nb4ecd8150d30

大手出版社などでは小説家に入らない場合もあります。

しかし新興の出版社などでは高いパーセンテージで導入されています。

ただ、上記の記事でも書いた通り、メディアミックスはほとんどの場合、小説家はノーリスクで行います。

そのため、得ることができる収益は少なくなる傾向が強いです。

近年では、電子コミックの売り上げ情報から、コミックのメディアミックス印税は1%~7%ほどありますが

アニメやドラマなどの多くの資金と工数が必要になるメディアミックスの場合、収益が得れることはあまりありません。

現在のイラストレーターの収益

雇用形態にもよりますが、今回は小説家に合わせて「フリーランス」の場合で書かせていただきます。

漫画印税(原稿料含む)

ほとんどの場合、カラーでなく白黒のみでの作業になるため、一つのキャラクターや背景を手早く楽に描くことができる人向け

特徴として、イラストを制作する技能だけでなく多様な技能が必要とされることにあります。

「コマ割」「演出」「物語の創造力」などの総合芸術力がある方が獲得できます。

印税となるため、売り上げや人気によって得れる金額は大きく変わっていきます。

また、収入獲得の手段が現状「大手出版誌に掲載されること」になっているため、掲載作品数に限りがあります。

連載を勝ち取れなかった場合ももちろん、競争に負けてしまった場合、収入はなくなります。

依頼収入

1枚のイラストに時間をかけて丁寧に制作する人に好まれる収入手段です。

フリーランス向けのサービスやTwitterなどのSNSを利用し、収入を得る手段になります。

単一で収入が発生する仕事のため、漫画印税とは異なり、安定した収入になりにくい構造です。

ただ、ソーシャルゲームやSNS、漫画広告などの伸長により、需要は多くあります。

しかし、年間1万人程度のイラストレーターが登場する日本において、若干供給過多になっている部分もあります。

また、SNSでのフォロワー数差などでわかりやすく格差が生じます。

イラスト制作の技量だけでなく、マーケティング力も必要になる収入です。

デザイン制作収入

キャラクターデザインやビジュアルボードの作成などの業務がメインになります。

アニメなどの制作現場でよくみられる仕事です。

現在ではソーシャルゲームの作成などでもアサインが良くあり、作品の売り上げに直結する仕事のため、

ライトノベルやSNSなどで活躍した有名な人がアサインされる傾向が高いです。

多くのイラストレータのあこがれの収入だけあり、単一ですが多くの収入が得られます。

日本では少ないですが、海外の映画などではインセンティブ収入と組み合わせることでより多くの収入を得ているクリエイターもいます。

最後に

今回も説明が多くなってしまいすいません。

小説家とイラストレーターの現状についての理解が少しでも進んでいただければ幸いです。

次回は、この現状を踏まえた上で「たいあっぷ」がどのような未来を創っていきたいかをご説明できればと思います。

ぜひお待ちください。


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