ほうってはおけない

いったいどれだけの人が
自分を
誰かを
正しさというものさしや
気に入らないというものさし
現実という
誰も「それが何かを『実は』明確に説明できないもの」を持ち出して
そこにありありと存在する尊いいのちに対して
何らかの責めや
いらだちや
苦情などを持ち出す人がたくさんいることに甘えて
ほんとうに大切な何かよりも
ただ自分の内側で湧き上がる
ネガティブな体感を
感じたくない思いを
擁護したり
援護したり
容認したり
放置したりしている事が巻き起こしている影響や
確実に自分もその影響の一翼を担っていることに目をつぶっているという
気が狂うほどの悲しみや寂しさの先にある景色が
こんなにも当たり前にありふれてしまっている世界だけれども
これが僕の故郷だから
ほうってはおけないんよ

Ryosuke

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