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獣医大学ってどんなところ?

私は獣医大しか通ったことがありませんし
ましてや、複数の大学に通ったことはないので
この記事に関しては私の出身校のことについて語ります

数少ない獣医大ですので
もしかすると「あの大学かな?」と分かってしまうことがあるかも知れません

あくまでも、私が在学していた大学の当時の様子と思ってください
獣医大全般に当てはまるかどうかは確証が持てません


さて、まず初めに伝えたいことは
獣医学科を擁する私立大学は総じて小さいところが多いです

各大学の英語名称と内部構造自体はuniversityですが
日大を除く各私立校はuniversitiyではなくcollegeに近いと思います

私立校では1クラス100人弱
国公立では1クラス2〜30人

この人数で6年間、共に勉強をしていくわけですが
留年や中途退学などにより、卒業時にはもっと少なくなります

授業は1〜2年時に基礎教養を含む必修科目と語学等の選択科目
3年時以降はほとんど選択科目はなく、必修しかないような状態になります

なので、1クラスが団子状に教室移動をするため
授業が終わるごとに民族大移動です

よくある「〇〇先生の授業で会う誰々さん」みたいな出会い方はありません
出会いの場は皆無です

男女の出会いを求める場合には
積極的にサークル活動をした方が早いです

クラス内での男女関係は6年間継続する強い意志がある場合を除きお勧めできません
始まりも終わりも、全てがクラスに筒抜けです(笑

閑話休題

ほとんど必修科目ではあるものの
年次ごとの取得単位数が定められていて
特に3〜4年に上がる際の取得単位数はかなり厳しめに設定されています
選択科目の8割ほどを取らなければいけなかったと記憶しています

私は語学にも興味があったので
1年時に英語、ドイツ語、フランス語、中国語を片っ端から受講し単位数を稼ぎました
語学好きからすれば自分の知識量が増える喜びと、単位が取れるのとwin-winなので
外国語講座の受講はオススメです

獣医学に関わるところではラテン語の講義も受けました
英語やドイツ語の語源になっている部分を紐解くことができるので
専門用語などの理解に非常に役立ちます
ラテン語は日常生活にも生きてくるので、これまた非常にオススメです

そのほか、体育とか獣医学に関係ない科目もありましたが
私は受講しませんでした

3年時からは座学に加え、実習系講義が増えてきます
午前中に座学、午後から実習というパターンです

この実習が曲者で、日によって終了時間が変わります
夕方には終わってしまうものもあれば、夜までかかることもあり
その日の進行状況によって左右されるので
予め、これくらいの時間に終わるという目処が立たないため
バイトのシフトなんか入れられたもんじゃありません

実習期間中とテスト期間中にシフトを入れなくても大丈夫な職場か
深夜に働けるお店を選ぶしかありません

ちなみに私は焼肉屋でアルバイトをしていました

獣医大で自由に時間が取れるのは2年時までです
「今日は休講だから遊びにいこ〜」とかできませんでした
せめて、実習終わりにラーメンを食べに行くくらいが関の山

年を経るごとに、精悍な顔つきになっていく
獣医大ってそんなところ

長くなりそうなので
実習については別の記事にしたいとおもいます

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