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ペップのTV番組ロングインタビューのメモ

欧州サッカーがオフシーズンに入って少し経ちました。

その影響で欧州サッカー界のスター達がイベントに参加したりして、メディアに顔を出していますね。

監督も例外ではありません。

ここ最近有名な監督たちがインタビューに出るのを目にします。

いくつか見たのですが、少し前にツイートしたペップのインタビューが興味深かったです。



90分間のインタビューで、周りの4人に質問され、質問に答え、時々会話になるというのもでした。(他のコーナーを挟んでペップを休ませるとかはなく、ずっとこの形式で番組は進んでいきました)

質問する4人を簡単に紹介しておくと、雑誌編集者、元サッカー選手の解説者、ジャーナリスト、女子サッカー監督兼サッカー解説者です。

色んな話題を話しました。

今期の振り返り、プレミアリーグの適応、VAR、カタルーニャ独立、イギリスEU離脱も触れていました。

この記事では、ペップがサッカーについて話した部分の特に興味を引いた数か所をメモ代わりにここに書いておきます。




いいサッカーとは
いいプレーをするとはどうゆうことか、自分の視点から見れば相手の動きを見てそれによって判断をすること。
CBがボールを持ってて、相手WGがプレスをかけてきたら、SBにボールは渡らなければいけない。理由なんてないよ。
CBがボールを持っていて、相手のFWがプレスかけてきたらほかのCBにボールが渡らなければいけない。理由なんてないよ。
トップ下が出てきたら、ボランチがフリーだ。
そうゆうプロセスの中で誰が出てくるかによって判断をすることだ。


良い攻撃の方法
良い攻撃をするには中央を攻撃することだ。
バスケでは例えば、ピックアンドロールをやって最終的にはネットに向かって攻撃する。もし相手が中を閉めたら外でプレーして3ポイントを打つ。
サッカーも同じで、FW、ボランチ、CBを攻撃しないといけない
3CBのうちの一人かボランチが相手のボランチを攻撃するんだ。
そして、そのために自分のポジションに居るんではなくて、出ていく必要がある。


スペースは存在する
スペースはあるよ
スペースは存在する
ピッチは本当に広い
問題は練習して、その後ビデオを見て「見ろ!ここにスペースがあるぞ!ここの判断だ!」って振り返ることだ。


初めてカウンターで警戒心を感じたのは。。。
バルサ時代は基本的に全くと言っていいほど、驚異を感じなかった(敗北するという意味での)
ただ、カウンターで警戒心を抱かせた最初の監督はモウリーニョだった。

ドイツで最初の試合の3-1で勝ったドルトムント戦で「NoNoNo。なんだこれは。。。」
と言ってしまったよ。
なぜなら、当時のバイエルンにはボールポゼッションの安全性はなかった。
バルサの選手たちはサポートのない状態なんてなかったし、少しプレスがかかっているからってボールを失わない
バイエルンの選手たちにはその特殊な能力は持ってなかった。
だから選手たちには「ボールを失った時は、既にオーガナイズされた状態(コンパクト、いい配置)じゃないといけない。そうでなければ攻撃するな!」と強調していた。


サッカーには守るのがかなり難しいスペースが存在する
2、3つ守るのが難しいスペースが存在する
もし、ウイングがしっかり開いていたらどんなシステムでも守るのは難しい



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