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ゾーンとマンツーマンの関係性

大昔からある、そして今後も終わらないであろうサッカーの中にある議論の1つゾーンとマンツーマン

僕の意見を綴らしていただくと、まずはじめにゾーンとマンツーマンの識別で一番大事な要素は「立ち位置」です。
そしてもう一つ大事なことは、「ゾーンとマンツーマンはどちらかの2色ではなく、グラデーション」だと考えてます。

例えば、1が完全なマンツーマン、つまり自分のマーク対象の背中にいる状態。なので完全に相手に依存する
5が完全なゾーン、つまりボールホルダーと味方の位置によってポジションが決まる味方に依存する
3が中間の、マーク対象にベッタリマークはしないが、5(完全ゾーン)の場合にいなければいけない所から少し離れてマーク対象との距離を縮めておく。


元も子もないことを言うと現代サッカーでチームとしての完全なゾーンはお目にかかれません。
どの試合でも起こってることは、試合中状況に応じて1~5を各個人が微調整しています(チーム戦術を尊重しながら)
一番大事なのは、チーム戦術の意図・目的。
繰り返しますが一番大事なのはチーム戦術の意図・目的。
例えば基準をマークレベル2にしたとしても、チーム戦術の意図・目的を達成できていれば3でもOK
とはいうものの選手各々好き勝手判断するとチームとして守るうえで難易度が上がるので、そのための基準。

僕もゾーンディフェンスという言葉を使いますが、そうゆう表現をするときは、守備ブロックに参加している選手の全員がゾーン色の強い守り方をしているチームを見たときにゾーンディフェンスという表現を使います。


プレーの概念の話なので完璧に話すのは出来ませんが、今回書きたいのはそんなところです(動画を見ながら1シーンをこのテーマについて話す方がやりやすいかな)

あと個人的にはゾーンディフェンスというのもを理解しようとするより、守備ブロックを試合で見て、このチームは何を目的としているのか、それを踏まえてなぜこの選手がここにいるのか、なぜゾーン又はマンマークなのか、という順序で徐々に理解していったほうがいいと思っている。
個人的には松田浩さんの表現はあまり好きではないです(日本でこの概念の浸透に貢献したのは尊敬に値します)
入門編としてはいいのかもしれないけどある程度の知識がある場合はお勧めしません。

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