「球離れが悪い」についての考察

僕のタイムライン上で定期的に、球離れについてのツイートが流れてきたのを見て、思考の寄り道をしたので書いてみます。


まず大前提として、プレーモデルがないと球離れが悪くても監督として選手に文句を言えないかなと思います。
監督側が球離れが良くなるチーム戦術、少なくとも配置を用意するのは必要。
数的優位がないと、パスコースがない又は選んでもメリットのないパスコースしかないと、ボール保持者も受け手側が優位性を生み出すのを待つ必要があり、結果球離れが悪くなる。

そこを選手に解決の責任を求めるのは酷だし、戦術的・技術的負荷を可能な限り低く、ピッチで選手が解決できるのがいい戦術というのが監督の大きな仕事の一つというのが僕の考えです。


自分は「球離れが悪い」選手を認知か判断が悪い選手と認識します。
それはそのまま、プレーモデルが再現出来ていない選手になります。
なぜなら認知と判断はプレーモデルに沿って行うものだからです。


説明と練習をしたプレーモデルに関しては、試合中に認知か判断のミスをした場合、コンセプトを習得している最中ならしつこいくらいアドバイスを送り、習得したものを怠ったことによって起こったミスの場合はキレます。。。間違えました。怒ります。


プレーモデルや、優位性のない状況でピッチ上の問題を解決出来ていたり、試合に勝てているのであれば、それは選手のおかげなので彼らに感謝しましょう。
プレーモデルを選手がピッチ上で表現出来ているなら、選手とコーチングスタッフと最後に自分を褒めてあげましょう


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?