シーズン5エピソード6“みんなでバケーション”

Steven
“やあコニー 元気?”

“何もかも順調だと良いけど”

“元気ならそう
言ってくれたらうれしい”

“多分僕寂しいんだと思う”


“昨日は多分って言ったけど”
“実際寂しいんだ”

“電話とテニスボールを
間違えないようにね”
“あはは”

テニスボール?
正気か?ユニバース!

Greg
助けて!コラ戻れ!

Greg
おいスティーブン!
パパを手伝ってくれないか!

Steve
うん パパ
待ってて

Steven
ごめん 今行く 

大丈夫?平気?
まだ僕のこと愛してる?

Greg

ああ もちろんだ

ただのホースさ
新調すればいい

まだ900万ドルも残ってる
ちょうどいい使い道だな


Steven
そうだね

Ronaldo (Voiceover)
"スティーブン!“

”3ヶ月前に貸したコアラ姫の
DVDはもう見たのか!?“

Greg
おい大丈夫か
元気がなさそうだ

Steven
ちょっと元気ないんだ

Greg
話ならきいてやるぞ

Steven
ただの…時差ぼけだよ
宇宙に行ってたからね

Steven 
落ち着け
冷静にいけ


Ronaldo (Voiceover)
”既読無視するほど
夢中になってるんだな?“

“コアラ姫とカンガルーファスの
キスシーンはもう見た?”

Greg
スティーブン
手を貸してくれ

食料品をな

Steven
今行く

Greg
どうだ?

Amethyst
見ろよスティーブン

採れたてだぞぉ

Steven
ありがとみんな
でも冷蔵庫は一杯だよ

Greg
旅行先の
別荘の冷蔵庫は空っぽさ!

The Gems
フー!旅行よ!

Greg
考えたんだ

ホースよりも
ハウスに金を使おうとな

ネットで探したら 週末に
貸してくれるところがあった

Greg
昔は鍵の開いたコテージが
ないか探したもんだ

だが今なら金がある

Steven
そっか わかった
楽しんでね

Greg
お前も行くんだ スティーブン

Pearl
ああ!
そうよ

休暇にぴったりじゃない?

ほら 最近一緒に
いられることも少ないでしょ

Amethyst
そうさ

あんたの大好きなジェムと
パパが一緒だぞ

Garnet
”アメジストに同意する“

”スティーブンの方を向く“

スティーブン 行くべきだ

いや もっと感情的に

スティーブン 休暇だぞ!

Steven
その
行きたいんだけど

ちょっと他で立て込んでて

Ronaldo (Voiceover)
”結局ウォンバットは
出る必要なかったよな?”
”ただそれはそれで…“

Steven
僕もいく

Garnet
やったぞ

Greg
ついたぞ
我ら愛しい仮の住まいだ

Steven
あれ僕のベッド?

Greg
ああ 出来るだけ
快適にしてやりたくてな

折角家族の時間ができたんだ

しばらく
ゆっくりできなかったろ

Steven
かもね

Greg
ここは最高だ!

冷蔵庫からは水が出せるし
窓は四つもある

極め付けはアナログ時計!

Pearl
なになに
”水と時計は使わないでください“
”窓は必ず閉め切ること“

入る時には靴を”排除“…

Amethyst
なあグレッグ
他に誰か誘ったのか

長くてシャーって言う
爬虫類みたいなのがいるぜ

Greg
いいや?

Amethyst
そっか

飛び込み客のことも
考えといたほうがいいかもな

Pearl
きゃー!コラ!やめなさい!

Greg
約束する
きっと楽しいさ

Steven
すごくいいとこだね パパ

Amethyst
パールがちょっと噛まれたけど

私らジェムだし平気だろ

Pearl
痛くはないの
ただ驚いただけ

Greg
なあアメジスト
なんとかできないか

Amethyst
ああ

よう スティーブン

Steven
やあアメジスト

Amethyst
なあ 
星があんなにくっきり見えるぞ

綺麗じゃね?

Steven
え? 
どうだろうね

いいんじゃない

Amethyst
悪いことだっていいことさ

Steven
空のこと?

Amethyst
ああ?

Steven
なに?

Amethyst
知らねえ
なぁ 電話ってそんなに面白いか?

Steve
全然


Greg
スティーブン!
代わらないか

少し長くつかりすぎた
上せそうだ

Garnet
スティーブン こっちに来い
一緒にのぼせよう

Steven
うん
でもちょっと待って

Garnet
スティーブン
悩み事があるのは知ってる

Steven
そうなの? 
僕って動揺しすぎだよね

Garnet
お前はなにも間違ってない
ピンクダイアモンドは悪者だ

Garnet
5750年前
ピンクは地球を襲い…

Steven
うん 知ってる

Garnet
そうか

Steven
ピンクは悪者だった

悪いことは起こるべく
起こったけど——

いいことだってあった

Garnet
そうか
わかってるならいい

Steven
こい こい
ちょっとでも震えてよ

Greg
たのむ
もう一度やってみてくれ

Amethyst
どうしろってんだよ
あいつ話したくないみたいだしさ

Greg
時差ぼけじゃないことは確かだ
きっとジェムズ絡みのことだろう

俺には君らの故郷や
世界のことはわからん

あいつが見てきたものを
なんとか説明してくれないか

Garnet
あいつが望まなければ
我々にできることも限られる

アメジストと
私はやるだけやったが

Pearl
私?

でも今ホームワールドが
どうなってるかなんて知らないわ

Greg
パール たのむ

Amethyst
あんたにならなんか話すかも

Garnet
やってみて損はない

Pearl
へえ 外は随分静かね

Steven
だね

Pearl
故郷の星…ね

いつかあなたにも
見せたいと思ってた

でもその時は
一緒のつもりだったのよ

囚人として
連れて行かれるなんて——

酷く辛いことだったと思うけど…

Pearl

スティーブン

沢山聞きたいことは
あるでしょうね

ダイアモンドのこととかね

でも 教えてあげたくても
私にはできないのよ

Pearl
スティーブン 私はね…

Steven
コニーに嫌われちゃった!

Pearl
え?

Greg
盗み聞きなんてしてないぞ!

Garnet
続けてくれ

Steven
ホームワールドのことなんて
どうだっていいんだ!

確かに酷い目にはあったけど

コニーとの関係の方が
もっとひどいことになってる!

なにがあっても 一緒に
立ち向かうって約束したのに

僕はコニーを
置いて行っちゃった

きっとすごく傷つけた…

何度も電話もメールもしたけど
一度も返してくれてない

もう二度と話してくれないかも

Garnet
スティーブン

Greg
任せろ

ホームワールドのことは
なにもわからないが

これなら知ってるぞ!

Greg 
スティーブン?

Steven
スティーブンはいない

Greg
そりゃ困った

じゃあ このスティーブンに
似た樽に話すとしよう

Steven
お好きにどうぞ

Greg
スティーブン

コニーのことなら何でもっと
早く教えてくれなかったんだ

Steven
なんだか僕
はず…

Greg
はずんだ?
はずし気味?
パパのアドバイスは外れがちか?

Steven
恥ずかしかったんだ!

パパも皆もコニーが好きだから
正直に言ったらきっと怒る

Greg
おいおい
怒るはずない

コニーもきっと同じさ

少なくとも
お前を嫌ってなんかいない

確かにお前が
身代わりになったのは驚いた

みんなすごく怖かったんだ

今だってすごく怖い でも——

パパはお前とゆっくり過ごせば
少しは安心できると思ったんだ

コニーが距離を置きたがるのは
彼女なりのやり方なんだろう

Steven
でも最後に送ったのは
変なメッセージばっかり

テニスのジョークとか
もう僕にも意味不明だし!

Greg
テニス?

Steven
返信ないのも無理ないよね

Greg
あー スティーブン
ここは圏外だぞ

Steven
今なんて言った〜!?

コニーはずっと
連絡取ろうとしてたかも

無視してると
思われたらどうしよう!

パパ!電波を探さなきゃ!

Greg
わかった!

Steven
はやくのってのって!

Pearl
はいはい

Steven
発進!

Greg
どんな具合だ!
Steven
右曲がって!

Steven
もどって
まって そのまま真っ直ぐ!

Greg
この先は崖だぞ!

Steven
もう少しだけ〜!

Greg
もう止まらないと!

Steven
もうちょっとー!

Steven
こいこいこい
よし!電波だ!

Ronaldo (Voiceover)
”スティーブン!
返信がないといことは“
”ついに物語も佳境か!?“

Greg
どうだ?

Steven
コニーからは何も

Greg
なんとかなるさ

今は辛いだろうが
時間を置いてみるんだ

Steven
そうだね
しばらく忘れなきゃね

Pear
三人分 空いてるかしら?

Steven
もちろん

Amethyst
いい夜だな

Steven
そうだね

[END] 

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