過酷なくすぐりゲームへ。そして終了後にも?【SAOくすぐり小説2話】
※はじめに
本小説はシリーズ物の2話になります。
1話は「アスナ、シノンとくすぐりゲーム参戦!」です。
くすぐりVRMMORPGへ
チュートリアルを終え、トーナメント形式の大会に強制エントリーさせられる。
くすぐりの大会なんてさっさと離脱したいが、試合に負けないとログアウトできない仕様になっているらしい。
1回だけ出てわざと負けて、即ログアウトしよう。こんなゲーム。
本気でやったところで負けるんだろうけど・・・
トーナメント表をみてみると、50人以上が参加していることが確認できた。
私の出番まで少し時間があるようで、それまでは他の参加者の試合を観戦することができる。
画面を切り替えて何組かの試合を見てみるが、ビキニを着てる人なんて見当たらない。
ガッツリした装備をした人もいれば、初参加っぽい人も初期装備のスウェットやツナギを着ている人が大半だ。
くすぐりが効かないような分厚い装備をしている人と当たると、まずその装備を外すところから始めないといけないようで、相手はそれをしている間にくすぐられてしまう。
ちなみに、全ての装備の下には、女性はビキニ・男性はブーメランパンツをデフォルトで着ているらしい。
つまり、装備を脱がせてやっと私と同じ状態。
試合が進んでいくと、ビキニの女性が現れる。
私と同じ境遇の人もいたんだ!
そしてさらに驚いたことが。
相手がなんとシノンだった。
シノンは初期装備のツナギを選んだみたい。
試合が始まると、両者ともに動かない。
多分、お互いに負ける気でいるんだろう。
試合開始後10秒ほど沈黙が続くと、チュートリアル時の時と同じタコのキャラが現れ、『指導!』と注意がかかり、お互いの身体がマジックハンドにより固定される。
柔道などでもある指導と似たようなものかしら?
そして、タコの足8本によるペナルティが与えられる。
服の上からこちょこちょしてるタコ足もあれば、隙間から侵入してくすぐってる足もあるように見える。
シノンもどうやらくすぐりには弱いようで、タコ足によるニュルニュルこちょこちょに顔を赤くして笑っている。
対する相手は、拘束されたことにも驚かずタコ足のくすぐりを気持ちよさそうに、嬉しそうに受けているようだった。
あ、そーゆうタイプの人だったのね・・・
間違えてビキニを選んだ私とは違うタイプだったみたい。
30秒のタコ足責めが終了し、再び沈黙の時間が流れる。
しかしシノンがここで動き、相手をくすぐり出した。
相手は無抵抗で反撃することもなく、嬉しそうに笑っている。
おそらくシノンは指導によるペナルティを恐れたのだろう。
このまま残りの4分ほど、シノンが相手をくすぐり続けて、判定の結果当然
シノンの勝利。
シノンは2回戦へと駒を進める。
シノンとしてはおそらく1回戦でやめるつもりだったのだろうが、あのタコ足のくすぐりが相当辛かったんだろう・・・
そこから数組の試合を観戦していると、様々な参加者がいるようで、絶対にくすぐりが効かなそうな鎧を着ている人やチュートリアルでは教わっていない道具を使う人などさまざまだ。
そしてついに、自分の番がやってきた。
シノンは私の試合を見るだろうか・・・
ビキニで参加してくすぐられてるところを見られるなんて、恥ずかしすぎる。
これが終わったら、すぐログアウトしてやる!!
相手キャラも目の前に現れた。
初期装備のスウェットを着ており、初参加を思わせる装備だ。
「よろしくお願いします」
「お、お願いします!」
頭を下げて丁寧に挨拶してきたので、私もそれに倣う。
良かった。結構優しそうな人かも?
それに動きがのんびりとしていて、おっとりとした女性だ。
321のカウントダウンの後、スタート!という合図があり、試合が開始された。
負けてログアウトしたいとはいえ、5分ひたすらくすぐられるのは辛いので、私の作戦は最初の2分くらいは頑張って相手をくすぐる。
その後の3分は負けるためには仕方ないのでくすぐりを受け入れる。
そして負け判定をもらって速攻ログアウトだ。
よし!最初は責める!!
そう心に決めておっとりとした女性をくすぐりにかかる。
スウェット越しでいろんな部位をくすぐってみるが、抵抗する様子はないし、くすぐったがる素振りすらない。
このゲームの感度は、実在の人物の感度と同じらしいので、くすぐりが効かない人なのかもしれない。
相手はくすぐってくることはなく、アイテムボックスをゆっくりと操作している。
すると、アイテムをやっと選び終わったのか、空間からローションが出てくる。
「え?ローションって結構ポイント高かったはずじゃ!」
初参加では買えなかった気がする。
相手はくすぐられているのを気にする様子はなく、のんびりとローションを手に取り、私の首・肩へと塗ってくる。
「ん!ふふふふ!く、くすぐったい・・・」
全身くすぐりには弱いが、特に敏感な腋や脇腹には塗ってこず、二の腕や肘あたりまで丁寧にローションを塗り込んできた。
「くす、ぐったい、けど。ん、これくらいなら・・・」
いやらしい手つきでローションを塗ってくるので少しくすぐったいが、抵抗するほどではない。
それに、相手はもうローションを使い切ったようだ。
良かった、敏感なところにローションを塗られてくすぐられるのはもう、本当に懲り懲りだ。
と思っていた矢先、相手はまた空間からローションを取り出す。
「え?まだ持ってるの!?」
この人、確実に初参加ではない。
今までも参加してポイントを稼いできていないと、ローションを2本買うなんて不可能だ。
そして、今までと同じように落ち着いてローションを手に取った相手は、私の腋へと手を入れてくる。
「あっ、んっ、いひっ!フフフフ!あはっ!ああ!ハハハ!」
ヌリヌリしつつも要所で指を立ててきているせいでくすぐったい!
抵抗しまいとするのに必死で、相手をくすぐる手が止まってしまう。
相手にくすぐりが一切効かないので、そもそも意味ないかもしれないけど。
「だ、だめ、ローションは・・・ハハハ!ああん!」
「このゲームにビキニで参加するなんて、くすぐられるのが好きなドMさんかと思っていたけれど、そーゆうわけでもなさそうね?」
「はい・・・ティックルが、くすぐりだなんて、ふふふ、知らなかったんです!!ほんと、くすぐりは弱いので!!!あはは!優しくゥゥ!ん!」
「ふーーーん。そうなの。ドMさんをくすぐるのは楽しくないからやる気が出なかったのよ。私、くすぐりが苦手な人をくすぐっていじめるのが大好きなの。ふふ」
不吉な笑みを浮かべた相手は、ローションを空間からさらに2本取り出し私の身体へと大量に噴射する。
「キャ!!」
一瞬にして、私の身体はローションまみれに・・・
「ちょっと勿体無い気もするけど、あなた、最高に楽しませてくれそう」
そういうと、ニヤニヤしながら超至近距離まで近づいてきて、ヌルヌルになった腋をさっきとは段違いの激しさでくすぐってきた。
「やっ!だ、ダメェェ!ハハハハハ!」
一瞬にして縮こまってしまい、チュートリアルの時と同様、手足がマジック
ハンドによって拘束される。
「あっ、もうこれ、だめ。お願いします、くすぐりは、ほんとに、ダメなんです」
「ふふふ、最高の相手に出会えたわね。ほらほらもっと可愛い笑顔を見せてちょうだいな」
相手は幸せそうな笑みを浮かべなら、私のお腹をこちょこちょ、モミモミしてくる。
「あっ、あああああ!く、くすぐったすぎますってぇぇぇぇ!ねぇってばぁーーーーー!アハハハハハハハハ!」
チュートリアルの時のキャラは人間のスピードでは出ないスピードで指を動かしてきてものすごいくすぐったさだったが、この人のはくすぐったい部分をピンポイントで責めてきて尋常じゃないくすぐったさだ。
「良い反応。引き締まった身体。ツルスベな肌。それに最高の感度。はぁ今までで1番楽しいわ」
アイテムを複数持っていたことからも初参加ではないことはわかるが、このくすぐり技術だけでもこの人が相当の手練れだということがわかる。
AIにくすぐられていた時より断然くすぐったい。
「下半身は次拘束した時にとっておこうかしらね」
腋・胸の横・背中・お腹を満遍なくくすぐってきていて、すぐ違う部位にくすぐったさがきて、次どこがくすぐられるか予想ができず頭がもうおかしくなりそうだ・・・
すると30秒が経過し、拘束が解かれる。
「はぁ、はぁ、ぎ、ギブアップ!!もうだめ!」
「このゲームは判定式だからギブはできないわよ?はい、早く拘束させてあげるわねぇ」
そう言いながら、相手は胸の横あたりのツボを刺激するようにこちょこちょしてくる。
「あぁ!だあああめぇ!ハハハハハハハ!」
またしても一瞬にして抵抗してしまい、マジックハンドにより拘束される。
「ふふ、また拘束されちゃったわねぇ。あなた、ここが特に弱いのねぇ」
相手は胸の横を優しくサワサワしながらそう問い詰めてくる。
「ん、ふふふふ!そんな、とこ、触らないでよ!ひひひ!」
「さっきは上半身全部触って確かめてみたの。どこも反応良かったけれど、ここが1番あなた可愛い顔して笑っていたわよ。ほらまた見せてちょうだい?」
サワサワと優しく動いていた相手の手が、再び激しくなる。
「いやぁぁあああああ!アハハハハハハ!ンンンンんあああああああ!いいいいい!ヒヒヒヒヒヒ!アハハハハハハハハハ!」
「ふふふ、綺麗なお胸をプルンプルンさせちゃってぇ。いけない子。まだあなたを壊すのは早いから、次は下半身のチェックをしましょうか」
胸の横から手が離れ、相手はしゃがんでふくらはぎ、すねあたりをこちょこちょしてきた。
「んっ、ふふ。もうっ、クククク。んっーーーーー!」
「ここそんなにくすぐったがる子は今まで見たことないわ。さぁて、ちょっと上にいくわねぇ」
次は膝と膝裏をサワサワとくすぐってくる。
膝はよく友達にされていて、それだけでも発狂していた。
なのに今はローションで滑りがよくなっていて、抵抗することすらできない。
「あっ、そこっ、だめ、なのっ!あはははっ!や、やん!くっ、ひひ!あははは!」
「ビクビクしちゃってぇ。けど、これからもっとくすぐったくなるわよ?」
脅される前から、恐れていた。
チュートリアルでも散々やられた、内もも、そして鼠蹊部のくすぐりだ。
この人は絶対にやってくるに違いないと思っていた。
「まっ、待って、ふふふ、そ、そこだけはっ・・・」
「あなたのその目、最高だわぁ。もうちょっと我慢しようと思っていたけれど、限界だわ。ほら、もっと声を聞かせて!」
理性を失ったような相手が、恐れていた内ももをくすぐってきた。
「あぁ、きゃあああああ!!はははははは!そこは、ほん、とにぃぃぃ!ひひひひひ!んんんあああああ!もぉぉぉぉ!らめぇぇぇぇ!」
ここ、ここはほんとにくすぐったすぎる!
それに、これを他の参加者がみているとなると、恥ずかしすぎる!!
シ、シノンにも見られているのかしら・・・
「はぁ、最高ね。あなたのその表情。くすぐったくて苦しそう、そしてこんな恥ずかしいところを触られて恥ずかしそうな表情。たまらないわ・・・」
やばい、足に力が入らないし、腰がガクガクしてきた。
すると、30秒が経過し拘束が解かれた。
「はぁ、はぁ、もうっ、やめて・・・」
内ももをくすぐられたせいで力が入らず、地面に尻もちをついてしまった。
すかさず相手が、私へ背を向けて膝の上へと乗り掛かる。
そして、ローションを取り出し足裏へと塗りたくってくる。
「あ!そこもダメなのって、ねぇ!キャハハ!あはは!」
かかと、土踏まず、つま先、指の間など、余すところなくローションを使い、足裏だけでローションを1本使い切っていた。
「はぁ、これで君の笑顔が見れて、笑い声が聞こえるなら安いもんだよ」
相手はさらに空間からアイテムを取り出す。
それは、無数に突起のあるヘアブラシだ。
「や、やめ、そんなのでくすぐられたら・・・」
塗られているだけでこのくすぐったさなのに、そんなもので足裏をやられたら・・・
その恐怖心から、私の膝に乗っている相手の背中をバシバシと叩いてしまう。
「あ、暴力?」
相手がニヤリこちらに振り向く。
同時に、マジックハンドが私に襲いかかる。
手首・足首を捕まれ、地面に大の字に固定される。
そしてゲームキャラのタコが現れた。
「暴力は重いペナルティに値します!よって、1分間の拘束加えて僕のくすぐり責めが追加されるよ!」
そう説明し終わると、タコの8本足が私に襲いかかる。
「え、待って!わざとじゃないの!!ねぇ!それはむり!!!!!!!」
「わぁ、これを実際にみるのは初めてだぁ。それにこんな可愛い敏感な子を。今日は幸せだなぁ」
相手は足裏をヘアブラシ、そしてそれ以外の部位をタコ足でくすぐられる。
この先、12,000字以上もあります!!
加えてアスナのビキニ画像も!
アスナ、シノンのくすぐりシーン満載です。
ぜひお楽しみください!!
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