有馬記念1週間前に中央競馬を中心に2021年の競馬を振り返ろう

※この記事は某所の企画用に書いています
書きたいこと書きまくったら余裕で1万字超えとても長いので競馬そんな興味ない人にはキツいかもしれないけど気合で完走して

みなさん今年の回収率は今いくつですか?100%超えている優秀な方はいますか?
僕の回収率は、大体70~80%をうろうろしているのでたぶん100は超えません。無念
親からは、回収率70%未満は競馬をやっているとは言えず60%以下はセンスないし金の無駄だから今すぐやめた方がいいとよく言われます

振り返ろう

奥さん、有馬記念がもう来週ですよ。早いですね〜。
まぁホープフルがあるので有馬で終わらないんですけど...
そんなこんなで有馬が近いわけですから今年の競馬を月別で振り返ろうじゃないかって企画です

去年は無敗の三冠馬が2頭も爆誕するという大事件が起こり、2度とないであろう三冠馬3頭による最強馬決定戦がとても印象的な年でした
今年は今年で衝撃的なニュースが多かったのでG1など大きいレースを中心に振り返って有馬記念への気持ちを高めていきましょう。

1月

1月は毎年そうなんですが、特にこれといった出来事が起きにくいので振り返るところがほぼない。
2020年のJRA賞が発表されましたと川崎記念あったぐらい。
去年の年度代表馬はアーモンドアイ。まーこれはジャパンカップを勝利した時点でそらそうなるわと思った。

川崎記念は日本で年が明けて一番最初に行われるG1です。とは言え交流G1なので注目度は下がります。まーそれでも1月は中央も大きなレースもなくデカいレースにみんな飢えているので交流G1の中では注目度は上位かな(注目度あるのかないのかはっきりしろ)

結果は地方勢が意地を見せ、船橋所属のカジノフォンテンが勝利。久々に地方馬でJRAの馬と対等にレースできる馬が出てきたなという印象です。でも中央で勝つのは難しいかなと思いました。
1月何もないのでこのぐらいで勘弁してください。

2月

2月は中央最初のG1フェブラリーステークスと賞金額が狂っているサウジカップデーの2つが主な出来事

フェブラリーステークスを勝ったのはカフェファラオ。ダート界あるある王者不在になりがち。カフェファラオくんその後は勝ちが無いし負け方も気になる負けが多いので来年のフェブラリーは連覇出来るか怪しめで見ています。

もう1つはサウジカップデー。こちらはサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた。先週開催された香港国際競争のサウジアラビア版ですね

サウジカップデーのメインレースであるサウジカップの特徴はなんと言っても賞金額。2021年現在、日本の優勝賞金はジャパンカップと有馬記念の3億円が最高です。一方、サウジカップの優勝賞金は1000万ドルで日本円で約11億4千万円です。桃鉄の世界かな?
そんなサウジカップに日本からは昨年のチャンピオンズカップを制覇したチュウワウィザードが参戦。ダートはアメリカがめちゃくちゃ強くてこのレースも当時のエース格シャーラタンニックスゴーそれに加え前年の同レース2着馬ミシュリフなどが参戦しかなり強いメンバーが揃いました。

チュウワウィザードの結果は9着。これは海外ダートG1あるあるなんですが、交流G1でJRAの馬が作るペースに地方の馬が付いて行けないのと同じでアメリカ馬の作るペースに日本馬は付いて行けず負けるのがお決まりみたいになっています。なので日本馬がG1級の海外ダートを勝つのはとても難しいと思います。(数か月後あんなことが起きるとはまだ誰も知らないんだなーこれが)

サウジカップ以外にも日本馬は出走していたので軽く触れましょう
まずサウジダービーはピンクカメハメハが1着

リヤドダートスプリントにはコパノッキッキング,マテラスカイ,ジャスティンの3頭が出走しそれぞれ1着,2着,6着と日本馬のワンツー
サウジカップデーのレースにはG1などの格付けがなく(来年からは付くみたい)評価しにくいところではありますが、それでも海外レースを勝つのは凄い

3月

この月から実力馬が始動し面白くなります。
3月は高松宮記念とドバイの2つが主な出来事。まずは高松宮記念

グランアレグリアという絶対的な強者がおらず混戦ムードが漂う中、勝ったのは昨年の香港スプリントで初G1勝利したダノンスマッシュ
このレース、個人的にはダノスマよりは3着に入ったインディチャンプに驚きました。阪神Cと阪急杯を見てこの馬にスプリントは短すぎるマイルだけが適正距離と思っていたので恐れ入りました。
うーん、あとはマイル以下のG1はやっぱダノンなんすね

3月もう1つはドバイワールドカップデー
過去にはヴィクトワールピサ、ジェンティルドンナ、ジャスタウェイなどが勝利したドバイのレース。ここで世界の強豪達と初対戦する馬が多いです
出走する日本馬ととレースが多いので馬券発売された4つのG1レースを詳しく見ましょう(他は下のリンクから各々確認という形で)

1つ目 ドバイゴールデンシャヒーン
発売レースの中では一番注目度が低いです。日本馬は4頭出走し、最高着順はレッドリゼルの2着。このレースはバチクソに荒れて日本オッズで3連単の配当が964,620円とビックリでした。


2つ目 ドバイターフ
このレースは前評判通り、アイルランドのロードノースが圧勝。残り300で勝ちを確信するぐらいには横綱相撲。日本からはヴァンドギャルドが出走し2着の結果でした。正直、この馬はマイルを主戦にしてたし成績も世界とやり合えるほどあったかという微妙であまり期待してませんでした。2着に粘っていてうおーーとなったし海外競馬はこれがあるんだよなーと改めて教えてくれたレース。


3つ目 ドバイシーマクラシック
ドバイワールドカップデーの中ではこのレースが一番期待されていたと思います。日本からはグランプリ2連覇したクロノジェネシスと一昨年のオークス馬ラヴズオンリーユーが出走。
でも勝ったのは先ほど出たサウジCも勝利したミシュリフ。直線でクロノとラヴズの2頭が激しくぶつかっている間に外からスーッとミシュリフが抜け出して勝ったのでリアタイで見た時めちゃくちゃ笑いましたね。
リンク先からレース映像も見れますので直線だけでも見ることをオススメします


4つ目 ドバイワールドカップ
ドバイワールドカップデーのメインレース、ドバイワールドカップのお時間です。今年のドバイの中ではこのレースはヴァンドギャルド以上に大事件が起きた。
そうです!チュウワウィザードがなんと2着に入るという事件。いやこれはもう負けはしましたが、とても価値のある2着ですよ奥さん。サウジカップがあったりでアメリカのとんでもなく強いのはいませんでしたが、それでも海外ダートG1で2着は驚きでした(まさか数か月後あんなこと...)

このようにドバイ発売4レース全てで日本馬が2着という面白い結果でした。来年まずあるのか知らないけど、1つぐらい勝ってほしい

4月

4月は大阪杯、天皇賞(春)、クラシック1戦目の桜花賞と皐月賞それに加え香港のクイーンエリザベス2世カップが主なレース

大阪杯勝ったのはレイパパレでした。このレースは三冠馬コントレイルにマイル以下なら現役最強のグランアレグリアが激突ということで非常に盛り上がりましたね。
当日は、雨で馬場も重くコントレイルやグランは非常に不利。それでも3着は譲らなかったのは三冠馬の意地でした。レイパパレが秋華賞に出てたらデアリングタクトの三冠達成は無かったかもしれないと思わせるレースだった。

天皇賞(春)はワールドプレミアの勝利。京都競馬場が改修工事で使えないため阪神で行われましたが、1周目は外を回って2周目は内を回るという障害競走みたいなコース。大阪杯がG1に格上げされてからそっちを目指す馬が多く近年の春天は役者が揃わないなんてのよくある事。それでも今年はワープレ以外にもアリストテレスやディープポンドなどステイヤーが揃い久々に面白い春天になりました。
いやーそれにしてもいっくんが春天を制覇する時が来るとは。これで八大競争は残すところ有馬記念だけ(のはず)。今年はムリなので来年シャフリヤールで勝てたらええね

桜花賞はソダシの勝ち。白毛馬がクラシックを勝つ世界線って存在したんですね。某馬のゲームから競馬を見始めた貴方たちいい時代に始めたわねほんとに。僕はサトノレイナス1着固定の三連単を握っていたのでゴールした瞬間は崩れ落ちたのよーーーく覚えてる。
吉田隼人がクラシック初制覇したのに話題全部ソダシに持っていかれたのマジで可哀想だった

皐月賞はエフフォーリアの勝利。横山武史のG1初勝利を皐月賞と当てられた人この世におるんか???
始まる前はG1勝ったことない横山武史がクラシックの1番人気というプレッシャーにやれんのか!と思ったけど、終わってみればめちゃくちゃ強い。共同通信杯組みが皐月賞を勝つムーブまだ終わって無かったんですね


香港で開催されたクイーンエリザベス2世カップは、7頭立てで4頭が日本馬というどこの地方交流???みたいな感じになっちゃった。
注目は、前走の金鯱賞で負けなぜか崖っぷち扱いになったデアリングタクトが勝てるかどうか。

結果は、ドバイシーマで3着だったラヴズオンリーユーの勝ち。初の海外G1制覇。しかも1~4着が日本馬というこれ香港でやる必要あった??みたいな内容となってます。
デアリングタクトは帰国後に怪我が判明し全治半年以上で年内休養を余儀なくされました。コントレイルとの対決はもう見れないけど、VMでソダシあたりと対決してほしい

5月

この月は触れるべき内容が多いため手短にいきましょう
主なレースはNHKマイルカップ、ヴィクトリアマイル、オークス、日本ダービー。5月は毎週G1があるので皆さんも稼げましたよね?

まずは3歳マイル王決定戦NHKマイルカップ。3歳馬の殆どはオークスかダービーを目指すのでどうしても手薄になりがちなレースで今年も圧倒的強者おらずのレース。
勝ったのはシュネルマイスター。当時はマイルカップ勝った馬ってあんま強くないしなーぐらいで見てましたが、秋に爆走したわね。グランなきマイル路線の王者第一候補ですよこの子は。


続いて4歳以上牝馬限定のマイル戦ヴィクトリアマイル。勝ったのはグランアレグリア。去年アーモンドアイが出た時も思ったけど、何で出走したの?????????????????????
これは100%勝つと思ったよ。お金が貰える公開調教よこんなの。ダメだってそういう事したら(こういうレース2,3着の予想が難しいんだから)


オークス勝ったのはユーバーレーベン。まず言いたいことがある。レイナスなんでこっちを選択しなかった。ソダシは完全な知名度人気。クロフネ産駒の宿命か距離が長すぎた。ユーバーはオークスでこそ輝く馬やと思っていたので勝ててよかったよかった。
ハギノピリナ??知らない子ですね。


5月ラストは競馬の祭典日本ダービーのお時間です。まだ行ったことないので行ってみたい!!勝ったのはシャフリヤール
1枠1番をエフフォーリアが引いたの見た時に運があるねーーと思ったけど勝てんかった。
てかいっくんヤバいわよ!!ワグネリアンでダービー勝ってからもう3勝目よ。去年コントレイルで勝っているから連覇よ奥さんすごくない?
横山武史はほんと悔しかったと思う。でもあのハナ差は20年分の騎手による大きな経験値の差だと思う。横山武史と三浦皇成、一体どこで差が付いてしまったのか.......


6月

6月は安田記念と宝塚記念あと海外レースも少し触れましょう

安田記念を勝ったのはダノンキングリー。連覇はまず固いと思われたグランに勝ったのはダノンキングリー。グランは直線で進路が中々開かなかったのもあって普段の力をしっかり出せなかったけど、2着に持ってくるあたり強い。あとシュネルマイスター強かった。NHKはフロックと見てたけどこのレースで見方が変わったよね


グランプリと言えばクロノジェネシス。というわけで勝ったのはクロノジェネシス。これでスピードシンボリとグラスワンダーに続くしかも牝馬では初のグランプリ3連覇を達成しました。あとユニコーンライオンの結果を見てこういう時の坂井瑠星は侮れない。あと宝塚は上半期の総決算なのでもう少し出走馬が増えて欲しいねー。
またクロノジェネシスはこの後に凱旋門賞へ出走する事が決まった

海外のレースにも触れると言いましたが、この月はそう!怪物スノーフォールが話題になりました。
6/4に行われた英オークスにスノーフォールが出走。父がディープインパクトでしかも生まれは日本というのもあり前々から取り上げられたりはしてました。結果は16馬身差の圧勝。これは1983年サンプリンセスが記録した12馬身差を更新するとんでもない記録。
直線映像を見た時、カメラがこんなに引くことってあるんだと思ったしこれは凱旋門賞に来たら面白くなるぞとワクワクしました。

これは直線の映像


7と8月

夏競馬がスタートです。特に大きなレースはないのでまとめてサクサクっと行きましょう

7月は振り返る事あんまないな日本は。こんな感じに春のG1も終わりここで競馬を離れる人は珍しくない。その代わりに欧州競馬がアツいのでそっちを見ましょう
全部紹介すると長いので愛オークスとキングジョージの2つに絞ります

まず1つ目の愛オークスを勝ったのはここでも登場スノーフォール。このレースでも8馬身半差の圧勝でみんな知ってる怪物エネイブル(2017年)以来となる史上15頭目の英と愛オークス制覇。凱旋門は間違いなく来るからクロノとの対戦がワクワクもワクワクでした

2つ目はキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークス。日本馬はまだ勝った事がなく最高着順はハーツクライの3着。今年は5頭立てのレースでしたがG1を5勝のラブ、ここでも登場ミシュリフ、今年の英ダービー馬アダイヤーが揃いとても豪華。
そんな中勝ったのはアダイヤー。斤量差があったけど実力馬2頭に勝ったので非常に価値のある勝利。夏競馬はG1がなく刺激が足りないなと思ったそこの貴方!!夏は欧州競馬を見ましょう。秋の凱旋門賞や場合によってはジャパンカップが面白くなるので。

8月は夏競馬で唯一のG2札幌記念がありました。注目は何と言っても春競馬の話題を8割ぐらい持ってったソダシと香港帰りのラヴズオンリーユーの対決。

そんな中で勝ったのはソダシ。斤量 is GODを分からされたレース
オークスの大敗から2000も長いだろって声が大きかったのが印象的でした。個人的にソダシに2000は長い派です。ですが直線の短い札幌競馬場かつ斤量52というこの条件であれば2000はギリギリ持つ思っていてそれがドンピシャで当たりあの時は気持ちよかった(なお馬券はステイフーリッシュとの2頭軸を握っていたので取れませんでした)

9月

夏競馬も終わり秋競馬が始まります。春に活躍した馬や夏に急成長を遂げた馬がぶつかり合います。
9月に国内では大きなレースはなくセントウルSや神戸新聞杯など所謂前哨戦が中心に組まれているためここでは割愛します。
じゃあ何を話すのかというと10月にある凱旋門賞の前哨戦であるフォワ賞です。
今年の凱旋門賞にはクロノジェネシスとディープポンドが出走を表明し、フォワ賞にはディープポンドが出走。凱旋門賞と同じ条件ロンシャン芝・2400mで行われ、ディープポンドがなんとなんと逃げ切り勝ち。これはほんとにビックリした。日本馬でフォワ賞を勝ったのはエルコンドルパサーとオルフェーヴルに続く3頭目の快挙。全国の競馬ファンが一瞬で手のひらをグルングルンと返したことでしょう(自分もその一人なのは内緒)

あとヴェルメイユ賞にはスノーフォールが出走してます。8月で触れてませんが、愛オークスの後にヨークシャーオークスを4馬身差で勝っていてこのレースもどれだけ差を付けて勝つのか期待されてました。
しかし結果はまさかの2着。そうスノーフォール負けました。この敗戦でブックメーカーの凱旋門賞オッズがどえらく下がりました。負け方もよろしくない負け方だったから仕方ないね。


10月

10月は秋G1が開幕です。主なレースはスプリンターズS、秋華賞、菊花賞、天皇賞(秋)それに加え凱旋門賞とてんこ盛り。まずは国内から

勝ったのは3歳馬ピクシーナイト。レシスとダノスマの2頭はまず間違いないと思っていたけど強かったねピクシーナイト。そしてこの辺りからある事にみんな気づき始めました。それは母父キングヘイローの馬が重賞で突然勝ち始めたということ。母父キングヘイローで調べてみてください結構面白いのが見れます。


秋華賞は桜花賞4着、オークス2着と勝ちきれないレースが続いていたアカイトリノムスメ。このレースの主役は前走札幌記念を勝ち2000m走れるじゃんとなったソダシ。でもソダシは直線伸びを欠きその間にアカイトリノムスメが直線を抜け出し外から突っ込んできたファインルージュを振り切り勝ちました。皆さん、クラシックは金子オーナーの馬を買えば何とかなるので覚えておきましょう。


皐月賞とダービーを勝った馬が不在で混戦も混戦となった今年の菊花賞。勝ったのはタイトルホルダー。スタートからずっと先頭に立ちそのまま3000mを逃げ切り勝ち。他の騎手は何をやっているの?????????????
特に川田、お前あれで勝てると本気で思っていたんか?????
失礼しました。つい出てしまいました
横山武史2つ目のG1を菊花賞だったの当てられた人類いるんですかね。


2019年以来ですねこんな楽しみな秋天は。勝たないと立場がヤバい三冠馬コントレイル、皐月賞馬のエフフォーリア、3階級制覇を狙うグランアレグリアイこの3頭が中心となりました。そんな中、勝ったのはエフフォーリア
コントレイルは直線で進路選択に時間がかかったのもあったがエフフォーリア突き抜けてこの馬マジでつえーと思った(馬連ありがとうございました)

このレース印象的なのはルメールほんと上手いね。グランって普段は中団やや後ろで脚を溜めて直線で一気に駆け抜けるのがお決まりのパターン。それだと2000持たないと思ったのなか先行策を選択。G1級だと厳しいけどG2ぐらいの馬とやり合えばたぶん2000でも勝てるんじゃないかなと感じた。

横山武史が2週連続でG1勝つ世界線ほんとどういう事???


時期が前後しましたが、日本時間でスプリンターズSが行われ日の夜に凱旋門賞がありました。今年の凱旋門賞は良い感じのメンバーだったと思います。
アダイヤー、タルナワ、ハリケーンレーン、スノーフォールこれに日本のクロノジェネシスとディープポンドが注目馬。パリの気候あまり知らないですが、凱旋門の週はレースの2,3日前にどえらい量の雨が降って当日は重たーい馬場でやる印象がめちゃんこあって今年も重い馬場。良馬場ならクロノにチャンスあるかなーぐらいで見てましたが、重くなったのでいやー厳しいって感じ。あと日本馬ではないですが、ブルームという馬に武豊騎手が乗っています

そんな今年の凱旋門賞ですが、勝ったのはメンバーで唯一のドイツ馬トルカータータッソ。レース終わった時にみんな誰???と言ったことでしょう。いやほんとにあなた誰よ。
ブックメーカーでも14頭立てだったこのレースで13番人気と番狂わせもいいところ。これは終わった後に知ったんですが、どうやらドイツの馬ってタフな馬場の方が強いらしい。なので今回の条件はめちゃくちゃ好材料だったみたい。皆さん覚えましょう馬場が悪くなったらドイツ馬を買え
一方、日本馬はこの重馬場に完全にやられクロノが7着、ディープポンドが14着という結果。今年も日本馬による凱旋門賞制覇は叶いませんでした。
やっぱオルフェって強かったんだなー


11月

11月の主なレースはエリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップ、そして大事件が起きたブリーダーズカップ
まずはエリ女から

何が起きたこのレースは。勝ったのは10番人気のアカイイト。同じアカでもこっちでした。エリ女ってG1の中では荒れやすい部類のレースに入るんですが、今年は荒れました。人気が10→7→9人気で三連単は3,393,960円。しかも3~5着はクビとハナ差で4と5着の馬は11と12番人気と上位人気が全滅というとんでもないレース。取れた人はおめでとうございます。僕はウインマリリンを信じたけどやっぱアレがアレでダメでした。


今年のマイル王決定戦マイルチャンピオンシップ。注目はこれが引退レースのグランアレグリア。対抗勢力は覚醒途中のシュネルマイスターや春秋マイル制覇を果たしたことがあるインディチャンプなど。
勝ったのはグランアレグリア。この馬、間隔を詰めると走らないんじゃないか説や秋天で2000を走った後の疲れが抜けてないんじゃないかと不安材料は抱えてましたが、いざレースがスタートすると勝ちパターンの直線でバカみたいな上がりで突っ込み圧巻の勝利。グランにしっかり勝てた馬はアドマイヤマーズぐらいかな。欲を言えばこの後香港に行ってあの怪物との死闘を見たかった。

ジャパンカップのお時間です。注目はこれがラストランのコントレイルと今年のダービー馬シャフリヤールとの最初で最後の対決。あとマカヒキとワグネリアンもいてダービー馬が4頭揃うというもう見る事がないであろう光景。今年は久々に海外馬の参戦もあり凱旋門賞を走ったブルームと一昨年の英インターナショナルステークス勝ち馬ジャパンの2頭が参戦(ジャパンがジャパンに来てジャパンカップを走るというネタは言わないでおきます)

勝ったのはコントレイル。去年の菊花賞以来となる勝利で何とか三冠馬としの威厳を保てたんじゃないかと。ほんとに今年未勝利でターフを去るんじゃないかとヒヤヒヤした。結果はガチガチの決着で三連単も1,780円とお財布的にはうまみ成分が少なめでした。
余談ですが、この日に僕はMusic be Variety 1st Anniversaryというクラブイベントへ遊びに行ってました。ジャパンカップ真剣部がラウンジで即PATを見てる姿ほんとに最悪で最高だった。またやろうね。

そしてソダシの白毛馬によるクラシック制覇が霞むレベルで日本競馬史がひっくり返るレベルの大事件ブリーダーズカップのお時間です


結論から書くとラヴズオンリーユーが日本馬初のブリーターズカップ(フィリー&メアターフ)勝利とマルシュロレーヌがブリーダーズカップディスタフを勝ち日本馬初の海外ダートG1(しかもあのアメリカ)を制覇。

朝起きてこのニュース見た時ほんとにデカい声が出た。ラヴズに関してはおーついにBC勝つ馬が出たかおめでとーぐらいだった。

問題はマルシュロレーヌ。おそらくですけど、100人に凱旋門賞とアメリカのダートG1どっちが先に勝てると思うと聞いたら97人ぐらいは凱旋門と答えるし去年の今頃に競馬ファンに来年アメリカのダートG1を日本馬が勝つと言っても誰も信じないでしょう。展開がありえん恵まれたのはあるけれど、前走で門別を走ってた馬がBC勝つってほんと意味わからん。JRA賞はおそらく取れないと思うけど、特別賞ぐらいはあげてくださいJRAさんお願いします。


12月

この記事は19日の朝日杯FSが始まる前には公開となるのでその前までにあったチャンピオンズカップ、阪神JF、香港国際競争を見ていきましょう

中央には2つしかないダートG1の2つ目チャンピオンズカップを勝ったのはテーオーケインズ。でも話題はダート初挑戦のソダシでした。個人的にはマイルCS出そうにも出せず年内で走るところがなくダート試してみるか感がにじみ出ていた(阪神Cでいいじゃん)
テーオーケインズ強かったねー。しばらくダート界はこの子が引っ張りそう。ソダシはオークスみたいに直線で後方に下がったけどそらそうよとしか言いようがない。フェブラリー行くかもしれんと言ってたけどそっちは芝スタートだしまだ希望がある。

2歳の最強牝馬を決める阪神JFは、武幸四郎厩舎が管理しているウォーターナビレラに武豊が騎乗で兄弟でのG1制覇なるかが注目されていました。そんななか勝ったのはサークルオブライフ。外から豪快に差し切り勝ち。注目されていたウォーターナビレラは3着。1番人気のナミュールはスタートの出遅れが響き4着。
ナミュールに乗ってたクリスチャンは上手い騎手だと思った。出遅れた後にあの馬の力を出せるインを選択したところがほんとに上手い。荒れている内からグイグイ伸びて上がり最速を出して4着まで追い込んできたから強い。桜花賞はこの馬が勝つ気がする。あれ川田議員や三浦皇成ならたぶん出遅れた後は大外に出して上がってくるも7着とかになっていたと思いまする。


年内最後の国際レース香港のお時間です。香港といえばステイゴールドではなくウインブライトが出てきた人とは良いお酒が飲めそうです。日本からの出走馬が多いので最高着順だけ書きます。

香港ヴァーズはグローリーヴェイズが勝利。モレイラ神を信じなさい。さすれば勝ちます。着差こそ1馬身ですが、直線で追い出してからの安心感はすごい。モレイラ神を信じなさい。

香港スプリントはレシステンシアの2着が最高着順。多くは語りませんがこのレースはとても悲しかった。日本馬は無事みたいでホッとしました。

香港マイルはサリオスの3着が最高着順。勝ったゴールデンシックスティはこれで16連勝(G1は5連勝)です。昔オーストラリアにいたウィンクスを思い出します

香港カップはこのレースがラストランのラヴズオンリーユーが勝利。直線あの位置からじゃムリだろと思ったところからにょきっと出てきて勝つからおおーとなった。あとモレイラ神を信じなさい。

朝日杯と有馬記念の展望

この記事が公開となる19日に行われる朝日杯の予想と有馬記念の注目ポイントを最後にやっていきましょう

朝日杯FS
僕の予想ですバスン!

朝日杯FS

オッズは前日の20時半ごろです。ジオグリフはこの中では一番強いと思うけど、喉鳴りが怖いのでそれだけで評価を下げています。そうなるとセリフォスは出世レースの新潟2歳Sを上がり32.8の数字で勝つなど実力は世代上位クラスと見てよい。
ドウデュースとダノンの印は逆の予定でしたがオッズが想定と変わったのでダノンを2番手に評価してます(朝日杯はダノンを買えばええ)
穴ではプルパレイとオタルエバーあたりが来ると面白いかなと
買い方は三連複フォーメーションにしますが、明日の阪神芝を見てから決めます

有馬記念

有馬記念の想定はリンク先から見てご確認を。
注目馬はラストランかつ史上初のグランプリ4連覇を目指すクロノジェネシス、皐月賞と秋天を勝ち世代最強格のエフフォーリア、菊花賞を圧勝したタイトルホルダーの3頭が人気の中心になりそう。

枠が出ないと予想も何もないけど普通に考えればクロノが勝つと思うし勝ってほしい。F4強いと思うけどクロノ相手に中山の2500勝てる未来がちょっと見えない。あとその年の菊花賞馬は爆走する法則なので必ず買い目に入れましょう。穴馬は2頭狙っている馬がいてアカイイトとアサマノイタズラ。
アカイイトを入れた理由は去年のサラキア姉さんを思い出そう。アサマノイタズラは中山の田辺を買うとええ。
あとは枠が出ないと話ならん。みんな好きな馬を買おう。ホープフルS?そんなのは有馬が終わってから考えろ

まとめ

1~12月までサクサクっと振り返りました。今年も楽しいレースが多かったよね。全体的に見ると三歳世代が強かったので来年以降とても楽しみ。現4歳世代はコントレイルがいなくなるのでサリオスくん頑張るんだぞ。2歳はイクイノックスがホープフルに出てこないっぽいので皐月賞で対決すると思うので楽しみです。マルシュロレーヌも次走どこ走るのかなど楽しみーーーーーー

はい...
もう少し手短になるかと思ったけど、1万2000字になっちゃった。ここまで読んだ人ほんとに偉いしここまで来てくれてありがとう。読みにくかったと思う。来年も中央競馬、地方競馬、海外競馬を見ていきましょう
有馬当てるぞ!!


PS
交流G1の触れるの完全に忘れました。もう書く気力がないので許して
あと阪神JFが終了した段階で回収率90%超えたので初の100%超えあるかも

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